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恋はすばやく/グラス・ルーツ
1971年
1965年にデビュー。バックにホーンセクションとストリングスを導入した68年ごろからヒットを連発。「今日を生きよう」(67年)はテンプターズのカバーで有名。「真夜中の誓い」(68年)、「恋の傷跡(ペイン)」(69年)、「ベイビー・ホールド・オン」(70年)、「恋は二人のハーモニー」(71年)、「グローリー・バウンド」(72年)などがヒット。「シー・ドント・ノー・ミー」は初期のボン・ジョヴィがカバーした。 |
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恋のかけひき/ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ
1971年
ダン・ロバート・ハミルトン(ギター)とジョー・フランク・キャロロ(ベース)、トーマス・クラーク・レイノルズ(ドラム)。レコーディング終了と同時にレコード会社(ダンヒル)がこのシングルを勝手に「ゴールド・ディスクと認定」したという。力入ってたんだね。このあと「アナベラ」を出すがヒットせず、ベーシストが別人に変わったにも関わらず以前のグループ名で活動を続け、75年に「フォーリン・イン・ラヴ」が全米1位となる。新メンバー、アラン・デニソンの心境は? |
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孤独の世界/P.F.スローン
1969年
初期ダンヒル・レーベルを曲作りの面でスティーブ・バリとともに支えた人で、バリー・マクガイアの「明日なき世界」を作曲、B面はその曲を彼自身が歌っている。日本人が好きそうな哀愁をたたえた曲。後に猫を結成する常富喜雄らがいたジ・アマリーズがカバーした。 |
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喜びの世界/スリー・ドッグ・ナイト
1971年
ボーカリスト3人、バック4人の7人編成。ダンヒル・レーベルの稼ぎ頭。トップ40ヒットが21曲あり、そのうち11曲がトップ10、3曲が1位になっている。この曲は5週1位で、バンド最大のヒット。ブラック・フィーリングあふれる3人のボーカルが圧巻。コーラスなら「セレブレイト」、「イッツ・フォー・ユー」(アルフィーがよくカバー)が秀逸。バック4人のうち3人が脱退して新たにS.S.フールズを結成し、初代ボーカルとしてボビー・キンボールが迎えられる。彼はルイジアナ出身で、以前はザ・レビー・バンドに所属。ザ・レビー・バンドは後にルイジアナズ・ル・ルーとなり、元トリリオンのデニス・フレデリクセンがボーカルで加入、後にボビー・キンボールの後任としてトトに参加する。「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」参照。 |