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つめたいお前/フォリナー
1977年 デビュー・シングル「衝撃のファースト・タイム」に続くセカンド・シングル。80年のアルバム「4」まで大ヒットを連発。特に「4」はシングルのジャケットデザインがアルバムに合わせて統一され、コレクション意欲をそそった。英米混合グループだったため、特にファーストアルバムでは陰のある湿ったメロディーが多かった。 |
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セパレイト・ウェイズ/ジャーニー
1983年
デビュー(1975年)当初はキーボード・プレイヤーのグレッグ・ローリーがボーカルを兼任していたが、1978年に専任ボーカルとしてスティーブ・ペリーが加入。4枚目から売れるようになる。81年、キーボード奏者がジョナサン・ケインに替わり、ポップ化に拍車がかかる。
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帰らざる航海/カンサス
1978年
B面の「伝承」が大ヒット。オルガン・ソロなどがカットされたシングル・バージョン。ファースト、セカンドアルバムを初めて聞いた時、アメリカにもハイレベルなプログレッシブ・ロックバンドが存在したことに感動した。このバンドの中心人物であるフィル・イハートはイギリスでイエスのライブを見て影響を受けたという。デビュー盤から3枚目までは長い曲が多かったが、4枚目の「永遠の序曲」からヒット・チャートも狙えるポップさを兼ね備えるようになった。 |
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ブルー・カラー・マン/スティクス
1978年
タッチ同様、シャープで音域の広いコーラス・ハーモニーを聞かせるバンド。全米1位となった「ベイブ」を含む「コーナーストーン」あたりからポップス寄りになる。この曲はトミー・ショウがボーカルをとる。 |
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ドント・ルック・バック/ボストン
1978年
76年にデビューし、セカンド・アルバムが出たのは78年。サード・アルバムは8年後の86年だった。その後94年に出し、8年ごとに新作をリリース。その計算でいくと2002年は新作発表の年(と冗談のように言ってたら本当に出てきた)。個人的な聞き所はスペーシーなギター・サウンドよりも高音コーラスの方にある。ボーカルのブラッド・デルプは2007年死去。 |