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ドント・クライ/エイジア
1983年
この曲が入っているアルバム「アルファ」のA面1-4は驚異的に高品質な曲が並ぶ。元イエス、元キング・クリムゾン、元エマーソン・レイク&パーマーというスーパーグループだが、バリバリのプログレ路線を期待していたファンにはデビュー盤の「詠時感」の方が評価が高い。しかし、ポップなことはそれ自体すばらしいことだと考えている管理人は断然セカンドの「アルファ」である。 |
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アイ・イン・ザ・スカイ/アラン・パーソンズ・プロジェクト
1982年
ソングライターとエンジニアの二人組。アラン・パーソンズはエンジニア。過去にビートルズの「アビー・ロード」とピンク・フロイドの「狂気」の超有名アルバムを二つも手掛けたことで、イギリスのエンジニアとして最高の知名度を得た。最大のヒット曲。 |
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トワイライト/エレクトリック・ライト・オーケストラ
1981年
70年代に大量のヒットを飛ばした弦楽器奏者入り大所帯バンド。ビートルズチックな曲にオペラ風のコーラスが乗って、弦楽器は正規メンバーが生音で演奏する。しかし、80年代にはキーボード代用で弦楽器の比重は軽くなっていった。この曲はスペイシーな音が気持ちいい曲だが、それほどヒットしなかった。チャート上は「ホールド・オン・タイト」を大きく下回っている。個人的には傑作に近い評価。 |
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ラジオ・スターの悲劇/バグルス
1979年
ロックの歴史においてはエポック・メイキングな曲。MTVが初めて流したビデオがこの曲で、70年代の「サウンドの時代」から80年代の「ビジュアルの時代」へ転換したことを告げる作品となった。この2人(トレバー・ホーンとジェフリー・ダウンズ)はそのままイエスのメンバーとなって「ドラマ」を発表する。今でもジェフ・ダウンズはキーボード・ソロで必ずこの曲を演奏する。 |
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ロンリー・ハート/イエス
1983年
70年代のイエスからは考えられないようなポップで作り込まれたサウンド。裏方に回ったトレバー・ホーンとクリス・スクワイアの手腕が大きい。全米1位だったから良かったが、コケれば袋叩きだっただろう。 |
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ウィー・アー・忍者/フランク・チキンズ
イギリス在住の日本人のグループ。多様性を大きく認めるニューウェーブの流れで出てきたとみられる。
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