NGOドーム。
NGOドーム前での、講演のようなもの。
スマートフォン等の充電サービス。
NGOドームの中の団体。
NGOドームの中の団体。
「報道が問題」とか「信用できない」と書かれている。
報道は問題なのだろうか。信用できないのだろうか。立場が先に決まっていて、その立場に合う報道を問題なしと言い、異なる考え方や報道を問題と言うならば、ついていける人の方が少ないのではないか。
憲法9条の条文が張り巡らされている。昨年までにはなかった光景だ。反原発をテーマとするNGOドームの中に憲法9条の張り紙が多数あるのは、その主張の妥当性に関わらず、何でもありの無法地帯になっている。
NGOドームの外では別のNGOがそれぞれのテーマで活動をしている。これらのNGOが、主たる活動とは直接関係のないアピールを自由に始めれば、複数のNGOをテーマごとに参加させている意味がなくなる。反原発のNGOは反原発だけを訴えることが想定されているはずで、明言されなくとも暗黙の了解だろう。憲法9条の紙を外すことを求めるのはなかなか言い出しにくい面があり、止める人がいなかったのかもしれないが、張り紙の内容とは関係なく活動のあり方によって外されるべきだった。フジロックの会場内で反原発を主張できる場所を与えられたNGOは、特権的地位を与えられているNGOとしてある種の自制が必要だ。