20世紀文化・ポピュラー音楽史(洋楽版)(暫定版)

音楽、文化にかかわる事象を取り上げていますが、特に日本の項目は未完です。
出版、録音作品等については、社会的影響、歴史的意義を重視しています。公開された年を優先して載せています。

できごと 文化・思想 音楽 できごと・文化(日本) 音楽(日本)
1946 米で低価格普及型テレビ発売(8000台)
チャーチル、「鉄のカーテン」演説
オーデン「不安の時代」
ベネディクト「文化の型」
カンヌ映画祭始まる
ブリテン「青少年のための管弦楽入門(パーセルの主題による変奏曲とフーガ)」
ビル・モンロー&ヒズ・ブルーグラス・ボーイズデビュー(ブルーグラス誕生、楽器ソロ重視)
「いとしのクレメンタイン」(「荒野の決闘」)
ベビー・ブーム始まる
東京裁判
「或る夜の接吻」(「悲しき竹笛」)
鶴見俊輔、丸山真男ら「思想の科学」創刊
NHKラジオ「話の泉」
黒澤明「わが青春に悔なし」
小林秀雄「モオツァルト」
並木路子・霧島昇「リンゴの唄」
NHKラジオ「素人のど自慢音楽会」放送開始
1947 ロサンゼルスでブラック・ダリア殺人事件
インド独立
「アンネの日記」出版
「死海写本」発見
米ニュー・ジャージー州にレヴィットタウン建設(「郊外」生活の登場)
テネシー・ウィリアムズ「欲望という名の電車」初演
バビット「ピアノのための3つのコンポジション」(トータル・セリエリズム)
マヘリア・ジャクソン「いざ、高き天国へ」
ビルボード誌記者ジェリー・ウェクスラー、レイス・レコードに替わり「リズム&ブルース」使い始める
アトランティック・レコード設立
ダルムシュタット夏季現代音楽講習会始まる
横書きが左から右に
NHKラジオ「青少年の不良化をどうして防ぐか~ガード下の娘たち」
柳田国男「口承文芸史考」
福田恒存「作家の態度」
刑法改正、不敬罪廃止
任天堂設立
講談社、キングレコード設立
笠置シヅ子「東京ブギウギ」「セコハン娘」
菊地章子「星の流れに」(こんな女に誰がした)
1948 第1次中東戦争
ベネルクス関税同盟発足(のちのEC、EUの母体)
「第三の男」
サルトル「文学とは何か」(アンガージュマン)
コカ・コーラのイメージ・カラー赤に
ジョリヴェ「オンド・マルトノ協奏曲」
LPレコード発売
ルロイ・アンダーソン「そり滑り」
T・ボーン・ウォーカー「コール・イット・ストーミー・マンデイ」
「エド・サリバン・ショー」放送開始
帝銀事件
昭電疑獄
韓国、北朝鮮成立
A級戦犯7人処刑
太宰治「人間失格」、自殺
「暮しの手帖」創刊
岡晴夫「憧れのハワイ航路」
近江俊郎「湯の町エレジー」

映画「シベリア物語」(ロシア民謡ブーム)
1949 ドイツ、東西分裂 レヴィ・ストロース「親族の基本構造」(構造主義)
ブロック「歴史のための弁明」
オーウェル「1984」(ビッグ・ブラザー、ニュー・スピーク)
ボーヴォワール「第二の性」
フェンダー社、ソリッドボディのエレキ・ギター発売
リヒャルト・シュトラウス没(ドイツ・ロマン派音楽終結)
マイルス・デイヴィス「クールの誕生」(クール・ジャズ、発売は1957年)
EPレコード発売
湯川秀樹、ノーベル物理学賞受賞
近藤信緒「人に好かれる法」
「異国の丘」
「きけわだつみのこえ」
東京芸術大学発足
NHKラジオ「なつかしのメロディー」
藤山一郎「青い山脈」
高峰秀子「銀座カンカン娘」
美空ひばり「悲しき口笛」
1950 米でテレビカラー化、急激に普及
米で赤狩り(~54)
朝鮮戦争(~53)
アジモフ「われはロボット」(ロボット工学三原則)
ゴンブリッチ「美術の歩み」
リースマン「孤独な群衆」
メシアン「4つのリズムの練習曲」(音価と強度のモード、音列技法)
アンリ、シェフェール「一人の人物のためのシンフォニー」(ミュジック・コンクレート)
ナット・キング・コール「モナ・リザ」
パティ・ペイジ「テネシー・ワルツ」
ソニー、テープレコーダー発売
フィリップス・レコード設立
朝鮮戦争特需
警察予備隊(自衛隊)発足
伊藤整翻訳の「チャタレイ夫人の恋人」、猥褻物頒布罪で摘発される(チャタレー事件)
金閣寺放火事件
短期大学113校決定
池田勇人「貧乏人は麦を食え」
「また逢う日まで」「羅生門」
笠置シヅ子「買物ブギー」
美空ひばり「東京キッド」
津村謙「上海帰りのリル」
1951 米、初のテレビCM(メーン・メディアがラジオからテレビへ) パーソンズ「社会体系論」
アロー「社会的選択と個人的評価」
アーレント「全体主義の起源」(~1972)
サリンジャー「ライ麦畑で捕まえて」
ジョン・ケージ「易の音楽」(偶然性の音楽)
ジョン・ケージ「心象風景4」(楽器としてラジオ使用)
ハンク・ウィリアムズ「ジャンバラヤ」(カントリー)
デルタ・キングス「ロケット88」(「88」はピアノ)
バイロイト音楽祭再開、ヴィーラント・ワーグナーが新バイロイト様式で演出
フルトヴェングラー、ベートーベンの交響曲第9番「合唱付き」ライブ録音
日米安保条約
映画がカラー化
中部日本放送、初の民間ラジオ放送開始
朝日新聞にサザエさん連載
手塚治虫「ジャングル大帝」
日教組「教え子を再び戦場に送るな」運動
原信夫、シャープス&フラッツ結成
NHK、ラジオで紅白音楽試合(紅白歌合戦)
暁テル子「東京シューシャインボーイ」
初のCMソング「ボクはアマチュアカメラマン」(三木鶏郎作曲)
銀座に「銀巴里」開業
1952   ベケット「ゴドーを待ちながら」(不条理演劇)
ピール「積極的考え方の力」
ブーレーズ「ストリュクテュール」(音高、音価、強度をセリー化、トータル・セリエリズム)
ブラウン「1952年12月」(図形楽譜)
イエペス「禁じられた遊び」
ジョン・ケージ「4分33秒」
エディ・ジェファーソン「ムーディーズ・ムード・フォー・ラブ」(ボカリーズ)
ギブソン社、レスポール発売
全米レコード協会設立
NHKラジオドラマ「君の名は」(真知子巻き)
手塚治虫「鉄腕アトム」(マンガ)
読売新聞が大阪進出
丸山真男「日本政治思想史研究」
東大ポポロ事件
日本文化放送、娯楽番組取扱細則の内規
ラジオ受信契約数1000万
神楽坂はん子「ゲイシャ・ワルツ」
江利チエミ「テネシー・ワルツ」(雪村いづみ、美空ひばりと三人娘) 美空ひばり「お祭りマンボ」
梶本音楽事務所、海外演奏家招聘を開始
1953 ユーリー・ミラーの実験 ブローデル「地中海(フェリペ2世時代の地中海と地中海世界)」
バルト「零度のエクリチュール」
ウィトゲンシュタイン「哲学探究」
クラーク「幼年期の終わり」
ロブ・グリエ「消しゴム」(仏ヌーヴォー・ロマン)
「ローマの休日」(オードリー・ヘップバーン)
「プレイボーイ」創刊、表紙マリリン・モンロー
バロウズ、筆名で麻薬記事執筆
CBSレコード、エピック・レーベル設立
スロニムスキー「名曲悪口事典」
「シェーン」
テレビ本放送開始(NHK、日本テレビ)
手塚治虫「リボンの騎士」
映画「ひめゆりの塔」
映画「十代の性典」
映画「東京物語」(小津安二郎監督)
学校図書館法公布
日本婦人団体連合会発足(平塚雷鳥)
銀座にジャズ喫茶「テネシー」開店
鶴田浩二「街のサンドイッチマン」
うたごえ運動始まる
1954   トールキン「指輪物語」
フランソワーズ・サガン「悲しみよこんにちは」
マディ・ウォーターズ「アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」(シカゴ・ブルース)
フェンダー社、ストラトキャスター発売
ビル・ヘイリーと彼のコメッツ「ロック・アラウンド・ザ・クロック」発売
米でクラシック教育番組「ヤング・ピープルズ・コンサート」放映開始(バーンスタイン解説)
造船疑獄
第五福竜丸事件
自衛隊発足
初のプロレス中継で力道山人気、街頭テレビ
伊藤整「女性に関する十二章」
映画「ゴジラ」
映画「七人の侍」(黒澤明監督)
歴史学者信夫清三郎、「大正デモクラシー」命名
マリリン・モンロー来日
文化放送「放送禁止歌謡曲一覧」発表
ウェスタン・カーニバル始まる
春日八郎「お富さん」
1955 米、アフリカ系女性ローザ・パークスによるバス不乗車運動
第一回バンドン会議(初の有色人民会議)
米、テレビ普及率67%
マクドナルド、チェーン化開始
レヴィ・ストロース「悲しき熱帯」
ナボコフ「ロリータ」
ブランショ「文学空間」
「七年目の浮気」(マリリン・モンロー)
「理由なき反抗」(ジェームス・ディーン、ジーンズ流行)
アッシュの同調実験
ブーレーズ「主のない槌(ル・マルトー・サン・メートル)」(エキゾティシズム)
「ロック・アラウンド・ザ・クロック」全米チャート1位に
チャック・ベリーデビュー(「メイベリーン」)
プラターズ「オンリー・ユー」
マンボ・ブーム(ペレス・プラード)
グレン・グールド、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」録音
アストル・ピアソラ、タンゴの楽団、ブエノスアイレス八重奏団にエレキ・ギター導入
三種の神器(冷蔵庫、洗濯機、テレビ)流行
石原慎太郎「太陽の季節」
岩波書店「広辞苑」
森永ヒ素ミルク中毒事件
自民党結党、55年体制
菅原都々子「月がとっても青いから」
春日八郎「別れの一本杉」
日本レコード協会、レコード製作基準倫理委員会(レコ倫)設置
東京放送、テレビ放送開始
初のチャート番組「ユア・ヒット・パレード」ラジオ放送開始
小坂一也とワゴン・マスターズデビュー
マンボ、チャチャチャ流行
パラダイス・キング結成
1956 スエズ戦争
ソ連、フルシチョフがスターリン批判(「雪解け」)
コリン・ウィルソン「アウトサイダー」
ジョン・オズボーン「怒りをこめてふり返れ」(英、怒れる若者たち、アングリー・ヤングメン)
ギンズバーグ「吠える」(ビート文学、出版直後は発売禁止)
「マイ・フェア・レディ」初演
米、クイズショウ・スキャンダル(テレビの「やらせ」発覚)
英の美術評論家アロウェイ、「ポップ・アート」(「ポップ」の用語を初めて使用)
シュトックハウゼン「少年の歌」(初の電子音楽)
ノーノ「断ち切られた歌」
ビクター・ヤング楽団「80日間世界一周」
ハリー・ベラフォンテ「バナナ・ボート」(カリプソ・ブーム)
エルヴィス・プレスリー「ハートブレイク・ホテル」
エルヴィス・プレスリー、エド・サリヴァン・ショーに出演(視聴率82%でロックン・ロールが全世代に認知される)
ソニー・ロリンズ「サクソフォン・コロッサス」(ハード・バップ)
ロニー・ドネガン(英スキッフル・ブーム)
ピエール・ブーレーズ「ル・マルトー・サン・メートル」
経済白書「もはや戦後ではない」
米が下院軍事委員会でプライス勧告(沖縄の米軍駐留固定化)
週刊新潮創刊、週刊誌創刊ブームに
水俣病を公式確認
スエズ戦争で運河封鎖、国内造船業界活況
横山光輝「鉄人28号」
石原裕次郎デビュー「太陽の季節」
五味川純平「人間の条件」
吉本隆明・武井昭夫「文学者の戦争責任」
久野収・鶴見俊輔「現代日本の思想」
加藤周一「雑種文化」
ペギー葉山「ケ・セラ・セラ」
鈴木三重子「愛ちゃんはお嫁に」
春日八郎「別れの一本杉」(民謡調タンゴ)
1957 ソ連が人工衛星スプートニク1号打ち上げ(米スプートニク・ショック、軍事費大幅増、通信技術発達)
米、ベビー・ブーマーのピークに
米リトルロックでアフリカ系生徒9人の高校入学に米軍護衛
チョムスキー「統語構造」(生成文法理論)
アイン・ランド「肩をすくめるアトラス」
ケルアック「放浪」
ノーマン・メイラー「ホワイト・ニグロ」
ジョルジュ・バタイユ「エロティシズム」
バーンスタイン「ウェスト・サイド物語」
リトル・リチャード「ルシール」
ヤッシャ・ハイフェッツ、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲録音
マイルス・デイヴィス、仏映画「死刑台のエレベーター」の音楽を担当
大宅壮一「一億総白痴化」
梅棹忠夫「文明の生態史観」
伊藤整「芸術は何のためにあるか」
三島由紀夫「美徳のよろめき」(不倫が認知される前の用語としてよろめきが定着)
女性自身創刊
「嵐を呼ぶ男」、石原裕次郎人気
ラジオ東京「赤胴鈴之助」
ダイエー1号店開店
NHK、FM放送開始
島倉千代子「東京だヨおっ母さん」(望郷歌謡流行)
三波春夫「チャンチキおけさ」
フランク永井「有楽町で逢いましょう」(有楽町そごうとタイアップ)
美空ひばり、塩酸かけられ負傷
カリプソ・ブーム(浜村美智子「バナナ・ボート」)
ウェスタン・カーニバルにミッキー・カーチス、山下敬二郎登場
ジミー時田、マウンテン・プレイボーイズ結成
ドリフターズの前身、サンズ・オブ・ドリフターズ結成
1958 EEC(欧州経済共同体)発足 ガルブレイス「ゆたかな社会」
イオネスコ「ライノセラス」
米ホームドラマ「パパは何でも知っている」「うちのママは世界一」(テレビによる理想的家族観の形成)
「鉄道員」
ヴァレーズ「ポエム・エレクトロニク」(テープ音楽)
シュトックハウゼン「グルッペン」
ニューポート・フォーク・フェスティバル(米東部でフォーク・ブーム)
キャノンボール・アダレイ「サムシン・エルス」
エルヴィス・プレスリー、徴兵で米陸軍入隊
英のクリフ・リチャードとドリフターズ「ムーヴ・イット」(ヨーロッパ圏初のロックン・ロール録音)
ドメニコ・モドゥーニョ「ボラーレ」(非英語の曲で初の全米1位)
ギブソン社、フライングV発売
バーンスタイン、ニューヨーク・フィル音楽監督に
「ヤング・ピープルズ・コンサート」放映開始
リヒター、バッハの「マタイ受難曲」録音
NHKのテレビ受信契約100万件突破
初の「歌って踊る」テレビ番組「光子の窓」放送開始(~1960年)
東京タワー完成
初のテレビ映画「月光仮面」
「私は貝になりたい」
フラフープ流行(テレサ・ブリューワー「フラフープ・ソング」)
映画館入場者数ピーク
伊藤整「近代日本における愛の虚偽」
佐々木基一「革命と芸術」
元読売新聞記者鴨居羊子「下着ぶんか論」、下着メーカー、チュニック設立
富士重工、スバル360発売
バレンタインデー用チョコレート発売
日清食品、チキンラーメン発売
大阪・中之島にフェスティバル・ホール完成
小泉文夫「日本伝統音楽の研究」
日劇ウェスタン・カーニバル(ロカビリー・ブーム)
平尾昌章「星は何でも知っている」
初のロックライブ盤「土曜はミッキーと」
かまやつヒロシデビュー
若原一郎「おーい中村君」
フランク永井「有楽町で逢いましょう」
1959 カストロ、キューバ革命
米、テレビ普及4400万世帯
コンゴで世界初のHIV感染
アラスカ、ハワイが州に昇格
ゴフマン「行為と演技-日常生活における自己呈示」(ドラマツルギー)
ホール「沈黙のことば」
「勝手にしやがれ」「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」(仏ヌーヴェルヴァーグ)
「お熱いのがお好き」(マリリン・モンロー)
「ローハイド」放送開始(クリント・イーストウッド)
バロウズ「裸のランチ」
メシアン「鳥のカタログ」
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」
ペイオラ事件
バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、飛行機事故で死亡(音楽が終わった日)
コニー・フランシス「カラーに口紅」
ランバート、ヘンドリクス&ロスデビュー(モダン・ジャズ・コーラス)
エラ・フィッツジェラルド、カウント・ベイシー、アフリカ系初のグラミー賞受賞
オーネット・コールマン「ジャズ来るべきもの」
モータウン・レコード設立
ジャマイカでアイランド・レコード設立
皇太子結婚でNHKテレビ受信契約200万件に
メートル法採用
伊勢湾台風、死者5041人
漁民1500人、チッソに乱入
少年サンデー、少年マガジン創刊
週刊文春、週刊現代、朝日ジャーナル創刊
吉本隆明、花田清輝論争
児島明子、ミス・ユニバースに
米マックスファクター日本上陸
日産、ブルーバード発売
日本教育テレビ、フジテレビ放送開始
フジテレビ「ザ・ヒット・パレード」放送開始
日本民間放送連盟、放送音楽などの取り扱い内規(要注意歌謡曲)
スリー・キャッツ「黄色いさくらんぼ」(放送禁止)
ザ・ピーナッツデビュー
第1回日本レコード大賞に水原弘「黒い花びら」
中島そのみ「フラフープ・ソング」
ペギー葉山「南国土佐を後にして」
小澤征爾、ブザンソン国際指揮者コンクールで1位
ソノシート付き朝日ソノラマ創刊
1960 安保闘争
アフリカ諸国独立
米、テレビ普及率87%
英、徴兵制廃止
リー「アラバマ物語」
「太陽がいっぱい」(アラン・ドロン人気)
ゴンブリッチ「芸術と幻影」
フィリップ・アリエス「子供の誕生」
バンハム「第一機械時代の理論とデザイン」
ケネディとニクソンのテレビ討論、ケネディ人気(テレビの影響力巨大化)
シュトックハウゼン「コンタクテ」
ペンデレツキ「広島の犠牲者に捧げる哀歌」
ノーノ、歌劇「不寛容」
チャビー・チェッカー「ザ・ツイスト」(ツイスト・ブーム)
エディ・コクラン、ジーン・ヴィンセントが英国ライブツアー、英にロカビリーブーム起こす
エディ・コクラン死亡
ブライアン・ハイランド「ビキニ・スタイルのお嬢さん」
タワー・レコード創業
池田内閣、所得倍増計画閣議決定
安保闘争、東大生樺美智子死亡
社会党委員長浅沼稲次郎暗殺
謝国権「性生活の知恵」(実用書初のベストセラー)
深沢七郎「風流夢譚」
武井昭夫「芸術運動の未来像」
映画「青春残酷物語」(大島渚監督)
ダッコちゃん人形流行
映画館数ピークに
淀川長治、テレビで映画解説開始
東芝音楽工業設立
森山加代子、田代みどりデビュー
内田裕也登場
パラダイス・キング「すてきなタイミング」
松尾和子・和田弘とマヒナスターズ「誰よりも君を愛す」
橋幸夫「潮来笠」
西田佐知子「アカシヤの雨がやむとき」
守屋浩「有難や節」
藤島桓夫「月の法善寺横丁」
1961 ベルリンの壁構築
ガガーリン「地球は青かった」
フーコー「狂気の歴史」
E.H.カー「歴史とは何か」
ハインライン「異星の客」
ジラール「欲望の現象学」(欲望の三角形)
ウォーホール「キャンベル・スープの缶」(ポップ・アート)
「荒野の7人」
ヘンリー・マンシーニ「ティファニーで朝食を」
ホセ・マンソ「コーヒー・ルンバ」(オルキデア)
バーンスタイン「ウェスト・サイド・ストーリー」
ボブ・ディランデビュー
ギブソン社、エピフォン・カジノ発売
「シャボン玉ホリデイ」放送開始(~1972年)
NHK、朝の連続テレビ小説開始
小田実「何でも見てやろう」
右翼、「風流夢譚」で中央公論社長宅襲う
中央公論社、「思想の科学」天皇制特集号発売中止
丸山真男「日本の思想」
澁澤龍彦、サド裁判
「放浪記」(森光子)
アンネナプキン発売
「スーダラ節」(植木等)
渡辺マリ「東京ドドンパ娘」
スパイダース結成
飯田久彦「悲しき街角」「ルイジアナ・ママ」
坂本九「上を向いて歩こう」
歌声喫茶流行
1962 キューバ危機
ウォルマート創業
東京、世界初の1000万都市に
クーン「科学革命の構造」(パラダイム・シフト)
レヴィ・ストロース「野生の思考」
レイチェル・カーソン「沈黙の春」
ハーバーマス「公共性の構造転換」
マクルーハン「グーテンベルクの銀河系」
ソルジェニーツィン「イワン・デニーソヴィチの一日」
「コンバット!」放送開始
「世界残酷物語」
ブリテン「戦争レクイエム」
ビートルズデビュー
ビーチ・ボーイズデビュー(サーフィン、ホット・ロッド・ブーム)
リトル・エヴァ「ロコ・モーション」
キングストン・トリオ「花はどこへいった」
クナッパーツブッシュ、ワーグナーの「パルシファル」録音
フィリップスとドイツ・グラモフォン、合弁会社フォノグラム設立
A&Mレコード設立
「ニッポン無責任時代」(植木等)
「てなもんや三度笠」(藤田まこと)
視聴率調査会社ビデオリサーチ設立
「キューポラのある街」(吉永小百合人気、サユリスト)
テレビ受信契約数1000万、普及率48%
赤塚不二夫「おそ松くん」
堀江謙一、ヨットで太平洋単独横断
コカ・コーラCM「スカッとさわやか」
暉峻康隆早大教授、女子学生亡国論
東京都が愚連隊防止条例
橋幸夫・吉永小百合「いつでも夢を」
倍賞千恵子「下町の太陽」
ツイスト流行
中尾ミエ「可愛いいベイビー」
弘田三枝子「ヴァケーション」
後藤久美子、梅木マリ、園まり、木の実ナナデビュー
寺内タケシとブルー・ジーンズ結成
1963 ワシントン大行進(8.28)
ケネディ大統領暗殺(11.22)
キング牧師演説「私には夢がある」
バフチン「ドストエフスキーの詩学」(ポリフォニー論)
ロラン・バルト「ラシーヌ論」(新批評(ヌーヴェル・クリティック))
フリーダン「女らしさの神話」
アーレント「エルサレムのアイヒマン」
アロー「医療の不確実性と厚生経済学」(情報の非対称性)
フラー「宇宙船地球号・操縦マニュアル」
前衛芸術家集団フルクサス結成
マグリット「現実の感覚」
ミルグラムの服従実験
「大脱走」「アラビアのロレンス」「ブーベの恋人」
ローリング・ストーンズデビュー
ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」(フィル・スペクター、ウォール・オブ・サウンド)
ジョニー・シンバル「ミスター・ベースマン」
坂本九の「スキヤキ」全米1位
ベトナムの米大使館前で僧侶が焼身自殺、世界中でTV放映(「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」)
クリスマス・キャロル「リトル・ドラマー・ボーイ」
カセットテープ登場
ルロイ・ジョーンズ「ブルース・ピイプル=白人のアメリカにおけるニグロの音楽」
NHK紅白歌合戦、テレビ史上最高視聴率81.4%
NHKで大河ドラマ開始「花の生涯」
吉展ちゃん事件(初の報道協定)
狭山事件
東海道線鶴見事故、161人死亡
三井三池炭坑炭塵爆発、458人死亡
毎日新聞記者山崎豊子「白い巨塔」
力道山刺殺
「鉄腕アトム」アニメ放送開始
女性セブン創刊
映画館入場者数、5年で半分以下に
谷啓「ガチョーン」
舟木一夫「高校三年生」
梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」
一節太郎「浪曲子守唄」
ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」
堀威夫、ホリプロ設立
1964 トンキン湾事件、米、北ベトナム海軍基地攻撃
パレスチナ解放機構設立
米、ジム・クロウ法(アフリカ系隔離)廃止
ソ連、フルシチョフ失脚、ブレジネフ第一書記
バーミンガム大学に現代文化研究センター設立(カルチュラル・スタディーズ)
マクルーハン「メディア論」
「奥さまは魔女」放送開始
英最大の大衆紙サン創刊
「マイ・フェア・レディ」
「シェルブールの雨傘」(ミシェル・ルグラン)
バビット「シンセサイザーのためのアンサンブル」
シュトックハウゼン「ミクロフォニー第1」(ノイズ)
ライリー「イン・C」
ジョン・コルトレーン「至上の愛」(フリー・ジャズ)
アストラッド・ジルベルト「イパネマの娘」(ボサ・ノヴァ)
米ロサンゼルスにライブハウス「ウィスキー・ア・ゴー・ゴー」開店
米エド・サリヴァン・ショーにビートルズが3週連続出演、アメリカで爆発的人気に
坂本九の「スキヤキ」、アメリカ人以外で初の米ゴールド・ディスク獲得
シルヴィ・バルタン「アイドルをさがせ」
ジョーン・バエズ「ドンナ・ドンナ」
グレン・グールド、コンサート活動停止
東京五輪
日本、OECDに加盟、先進国に
NHK「赤穂浪士」、大河ドラマ史上最高視聴率53%
テレビ朝日「木島則夫モーニングショー」(ワイドショー)
TBSラジオ「全国こども電話相談室」
「愛と死を見つめて」
平凡パンチ創刊
みゆき族
三浦綾子「氷点」
海外渡航自由化(4.1)
日本武道館完成
ジャニーズデビュー
渋谷公会堂完成
ビートルズ初の日本盤「抱きしめたい」
藤本好一「太陽の彼方に」
寺内タケシとブルー・ジーンズ「これぞサーフィン」(サーフィン・ブーム)
橋幸夫「恋をするなら」
内田裕也と尾藤イサオ「ロック、サーフィン、ホット・ロッド」
都はるみ「アンコ椿は恋の花」
和田弘とマヒナスターズ「お座敷小唄」
1965 アメリカが北ベトナムに爆撃開始(2.7)
米で出生数大幅減、ベビー・ブーマー(1946年から)終わる
ダントー「歴史の分析哲学」
「マルコムX自伝」
「サンダーバード」放送開始(英)
仏のクレージュ、ミニドレス発表(ミニスカートが世界的に流行)
ヨアヒム・ベーレント「ジャズ・その歴史と鑑賞」
ミハイル・バフチン「フランソワ・ラブレーの作品と中世・ルネサンスの民衆文化」(カーニバル論)
ボブ・ディランがロック化(フォーク・ロック・ブーム)
フィンランドでジェンカ流行
「サウンド・オブ・ミュージック」(「ドレミの歌」)
ショルティ、「ニーベルングの指環」全曲録音
カラヤン、クラシック音楽映像制作会社「コスモテル」設立
このころアストル・ピアソラ絶頂期
フランス・ギャル「夢みるシャンソン人形」
スティーブ・ライヒ「イッツ・ゴナ・レイン」(ミニマル・ミュージック)
英女王、ビートルズに勲章
団塊の世代(1947-49年生まれ)就職または大学生に
「網走番外地」(高倉健)
ベトナムに平和を!市民文化団体連合(ベ平連)発足
「11PM」放送開始
日テレ「青春とは何だ」(夏木陽介)
大江健三郎「ヒロシマ・ノート」
山崎豊子「白い巨塔」
アイビー族
ベンチャーズ2度目の来日、エレキ・ブーム
フジテレビ「勝ち抜きエレキ合戦」
「エレキの若大将」(加山雄三)
エミー・ジャクソン「涙の太陽」
スパイダース「フリフリ」
丸山明宏「ヨイトマケの唄」
バーブ佐竹「女心の唄」
美空ひばり「柔」
田代美代子、和田弘とマヒナスターズ「愛して愛して愛しちゃったのよ」
友竹正則「死んだ男の残したものは」(谷川俊太郎作詞、武満徹作曲)
平尾昌章、拳銃所持で逮捕
富樫雅彦カルテット結成(日本初のフリージャズ)
1966 全米女性組織結成(フェミニズム)
中国、文化大革命始まる
ミシェル・フーコー「言葉と物」
ジャック・ラカン「エクリ」
ロラン・バルト「批評と真実」
「スタートレック」放送開始
「ドクトル・ジバコ」
「野生のエルザ」
ビートルズがライブ活動中止
モータウン・レコード全盛期
英デッカ・レコード、デラム・レーベル設立(世界初のサブ・レーベルとされる)
「ザ・モンキーズ」放送開始
ホリーズ「バス・ストップ」
フランシス・レイ「男と女」
丙午、出産数25%減
日本の人口1億人突破
交通事故死者ピーク、カローラ、サニー発売
ビートルズ来日
司馬遼太郎「竜馬がゆく」「国盗り物語」
「笑点」(氷点から)
TBS「ウルトラマン」
井伏鱒二「黒い雨」
「週刊プレイボーイ」創刊
「巨人の星」
マイク真木「バラが咲いた」
ブルー・コメッツ「青い瞳」
ワイルド・ワンズ「想い出の渚」
ジャックス結成
高石友也デビュー
ニッポン放送「バイタリス・フォーク・ビレッジ」放送開始
「題名のない音楽会」
荒木一郎「空に星があるように」
シュトックハウゼン来日、「テレムジーク」作曲
山下洋輔トリオ結成
1967 EC(欧州共同体)発足
米に初のアフリカ系市長
デリダ「グラマトロジーについて」
ガルシア・マルケス「百年の孤独」
「俺たちに明日はない」(アメリカン・ニューシネマ)
「続・夕陽のガンマン」(マカロニ・ウェスタン、ブロンディ)
スタイロン「ナット・ターナーの告白」
バーガー、ルックマン「現実の社会的構成」
報道写真家バーナード・ボストン「フラワー・パワー」
シュトックハウゼン「ヒュムネン」(モンタージュ技法)
サマー・オブ・ラブ、フラワー・ムーブメント(サイケデリック・ロック、カントリー・ロック・ブーム)
モンタレー・ポップ・フェスティバル
ビートルズ「リボルバー」
プロコル・ハルム「青い影」
スコット・マッケンジー「花のサンフランシスコ」
ジミ・ヘンドリクスデビュー
アレサ・フランクリン「リスペクト」
モンキーズ、ムーグを世界で初めて使用
武満徹「ノヴェンバー・ステップス」
ロックミュージカル「ヘア」
ポール・モーリア「恋はみずいろ」
「スパイ大作戦」(ラロ・シフリン)
東京都知事に美濃部亮吉当選
家永訴訟
野坂昭如「火垂るの墓」
山谷、釜ケ崎で暴動
ニッポン放送「オール・ナイト・ニッポン」放送開始
TBSラジオ「パック・イン・ミュージック」
TBS「ザ・モンキーズ」
ツィギー来日、ミニスカート流行
ブリヂストンCM「どこまでも行こう」
五木寛之「青年は荒野をめざす」
本多勝一「戦場の村」
ユニオンレコード(現ディスクユニオン)開業
ヤング・ミュージック創刊
タイガース「僕のマリー」(GS最盛期)
ブルー・コメッツ「ブルー・シャトー」
美空ひばり「真っ赤な太陽」(GS歌謡)
491、アウトキャスト、ジャガーズ、カーナビーツ、ゴールデン・カップス、テンプターズ、ダイナマイツ、モップス、ハプニングス・フォーほかデビュー
寺内タケシとバニーズ「レッツ・ゴー運命」
森山良子「この広い野原いっぱい」
フォーク・クルセダーズ「ハレンチ」「帰って来たヨッパライ」(アングラ・フォーク)
ヤマハ、全日本ライト・ミュージック・コンテスト開催(ポプコンの前身)
伊東ゆかり「小指の思い出」
佐良直美「世界は二人のために」
1968 キング牧師暗殺(4.4)
「プラハの春」
日本、GNPで西独抜き世界2位(高度成長)
アラスカで北米最大の油田発見
米軍、ベトナムでソンミの虐殺
パリ5月革命
キューブリック「2001年宇宙の旅」(音楽はリゲティ)
ブーツ流行
このころニューヨークのソーホー街に芸術家が集まる
アンディ・ウォーホール「誰もが15分間は有名になれる時が来る」
ブラス・ロック・ブーム(シカゴ、ブラッド・スウェット&ティアーズ)
マイルス・デイヴィスが電化
スライ&ファミリー・ストーン「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」
ウォルター・カーロス「スイッチト・オン・バッハ」
キング・タビー、ダブ発明
ピート・シーガー「腰まで泥まみれ」
カール・ベーム、モーツァルトの交響曲を全曲録音
3億円事件
吉本隆明「共同幻想論」
平岡正明「ジャズ宣言」
川端康成、ノーベル文学賞
「あしたのジョー」「ゴルゴ13」

フジ「夜のヒットスタジオ」
オックス、名古屋公演で「テル・ミー」演奏中、女性9人失神
フォーク・クルセダーズ「イムジン河」発売中止
岡林信康「友よ」
ジャックス「ジャックスの世界」
1969 アポロ11号月面着陸(7.20)
カナダでグリーンピース結成
ブルーマー「シンボリック相互作用論」
ニューヨーク・ラディカル・フェミニスト「エゴの政治学」
「卒業」「イージー・ライダー」
「セサミストリート」
ウッドストック
オルタモントの悲劇
フサ「プラハのための音楽」
ショルティ、シカゴ交響楽団音楽監督就任、世界レベルに引き上げ
ローリング・ストーンズのライブの海賊盤登場(ロック初)
女子の高校進学率、男子上回る
映画館数、10年で半分以下に
東大安田講堂陥落、入試中止
「男はつらいよ」
「8時だヨ!全員集合」
初のFM放送開始
池袋パルコ開店
中津川フォーク・ジャンボリー
新宿西口フォークゲリラ
第1回日本ロック・フェスティバル
岡林信康「手紙」
アン真理子「悲しみは駈け足でやってくる」
皆川おさむ「黒猫のタンゴ」
1970   バルト「表徴の帝国」
アカロフ「レモン市場」(情報の非対称性)
森、不気味の谷現象提唱
アルチュセール「イデオロギーと国家のイデオロギー装置」
リンゼイ「今は亡き大いなる地球」(キリスト教原理主義者によるハルマゲドン(終末教理)普及書)
ソルジェニーツィン、ノーベル文学賞
ビートルズ解散
ジェームス・ブラウン「セックス・マシーン」
ミニムーグ開発
ソ連、ロストロポーヴィチに活動停止命令
大阪万博
よど号ハイジャック、北朝鮮へ
三島由紀夫、市ヶ谷駐屯地で割腹自殺
山崎豊子「華麗なる一族」
山本薩夫「戦争と人間」
中根千枝「タテ社会の人間関係」
宇井純、東大で公害原論開講、一般に公開(住民側に立つ工業提唱、公害反対運動に指針)
「いちご白書」公開
TBS「時間ですよ」
FM東京開局
「an・an」創刊
大江健三郎「核時代の想像力」
東京に歩行者天国
辺見マリ「経験」
三波春夫「世界の国からこんにちは」
普門館オープン、国内吹奏楽の拠点に
1971 ドル・ショック
ラムサール条約(イラン)
ラベッツ「科学的知識と社会問題」
ロールズ「正義論」(反省的均衡)
ボードリヤール「消費社会の神話と構造」
パパネック「生きのびるためのデザイン」
T.レックス「電気の武者」(グラム・ロック・ブーム)
マーヴィン・ゲイ「ホワッツ・ゴーイン・オン」
フェラ・クティ「チョップ・アンド・ダイ」
カザルス、国連本部で「鳥の歌」演奏
ショーンバーグ、音楽批評家で初のピュリッツァー賞受賞
「ソウル・トレイン」放送開始
日活ロマンポルノ公開開始
第2次ベビー・ブーム始まる(~1974年)
「書を捨てよ、町へ出よう」
「仮面ライダー」
日テレ「スター誕生」
「non・no」創刊(衣装は繕う時代から買う時代へ)
マクドナルド1号店
日清、カップヌードル発売
「スター誕生!」放送開始
泉谷しげる「戦争小唄」
森進一「おふくろさん」
第1回春一番コンサート
1972 血の日曜日事件(北アイルランド) グールド「個体発生と系統発生」(断続平衡説)
チェスラー「女性と狂気」
「ゴッドファーザー」
EMI、CTスキャナー開発
ミュンヘン五輪でイスラエル選手殺害事件
シンガー・ソングライター・ブーム
ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ世界デビュー
ニーノ・ロータ「ゴッドファーザー」
ヴァージン・レコード設立
札幌冬季五輪
連合赤軍あさま山荘事件
沖縄復帰(5.15)
金大中事件
有吉佐和子「恍惚の人」
田中角栄「日本列島改造論」
四畳半襖の下張事件
ぴあ創刊
「木枯し紋次郎」「太陽にほえろ!」
「同棲時代」「ベルサイユのばら」
グアムで旧日本兵横井庄一発見
油井正一「ジャズの歴史物語」(日本語によるジャズ史の基本文献)
よしだたくろう「結婚しようよ」(フォークの歌謡化)
ガロ「学生街の喫茶店」
ちあきなおみ「喝采」
山平和彦「放送禁止歌」
頭脳警察、デビュー延期
1973 米、ベトナム撤兵
米、徴兵制廃止
第1次石油ショック
バルト「テクストの快楽」
アリエス「子供の誕生」
ベッカー「アウトサイダーズ」
ギアーツ「文化の解釈学」
ソルジェニーツィン「収容所群島」
「燃えよドラゴン」(ブルース・リーが世界的人気に)
ピンク・フロイド「狂気」(プログレッシブ・ロック・ブーム)
映画「アメリカン・グラフィティ」(オールディーズ・ブーム始まる)
小澤征爾、ボストン響常任指揮者に
オイル・ショック
第二次ベビーブーム、出生数ピーク
小松左京「日本沈没」
日テレ「ドラえもん」
サンケイ、自民党の反共産党広告掲載
金大中事件
東芝音工、東芝EMIに
井上陽水「氷の世界」
かぐや姫「神田川」(四畳半フォーク)
小坂明子「あなた」
山口百恵「としごろ」でデビュー
外道「にっぽん賛歌」
あのねのね「赤とんぼの唄」
1974 ウォーターゲート事件、ニクソン辞任
ソルジェニーツィン、ソ連市民権剥奪、国外追放
ウォラーステイン「近代世界システム」(中核、半辺境、辺境)
ノージック「アナーキー・国家・ユートピア」(リバタリアリズム)
「タワーリング・インフェルノ」「エマニエル夫人」
英で「カントリーハウスの崩壊」展
ABBA人気
アフリカ・バンバータ、「ヒップ・ホップ」命名
ロストロポーヴィチ、米に亡命
冨田勲「月の光」
ジョン・ケージ「ジョン・ケージ」(「4分33秒」録音)
巨人10連覇逃す。長嶋茂雄引退
立花隆・児玉隆也「田中角栄研究~その金脈と人脈」(10.10)、田中角栄辞任
「宇宙戦艦ヤマト」「アルプスの少女ハイジ」
ユリ・ゲラーブーム
五島勉「ノストラダムスの大予言」
佐藤栄作にノーベル平和賞
グレープ「精霊流し」
冨田勲「月の光」
原宿にロックカフェ「ペニーレイン」開店
1975 第1回サミット
スペイン、フランコ死去
ベトナム戦争終結
フーコー「監獄の誕生」(生政治)
ファイヤアーベント「方法への挑戦」
ウィルソン「社会生物学」
「ジョーズ」
アブレウ、ベネズエラでエル・システマ創設
アース・ウィンド&ファイア「暗黒への挑戦」
クライバー、ベートーベンの交響曲第5番録音
初代クラリオンガールにアグネス・ラム
「まんが日本昔ばなし」「一休さん」
「俺たちの旅」
リクルート「就職情報」創刊
「わたし作る人、ぼく食べる人」CM中止
日本文芸家協会「ことばの規制に関する声明書」
荒井由実「あの日にかえりたい」
キャンディーズ人気上昇
バンバン「『いちご白書』をもう一度」
中島みゆき「時代」
つぼイノリオ「金太の大冒険」
憂歌団「おそうじオバチャン」
吉田拓郎、かぐや姫、つま恋コンサート
子門真人「およげ!たいやきくん」発売、翌年大ヒット
タモリデビュー
1976 米建国200年
ベトナム南北統一
ロッキード事件
ドーキンス「利己的な遺伝子」
ドゥルーズ、ガタリ「千のプラトー」(リゾーム、戦争機械)
「タクシー・ドライバー」
ライヒ「18人の音楽家のための音楽」
セックス・ピストルズデビュー(パンク・ブーム)
イーグルス「ホテル・カリフォルニア」
パーラメント「Pファンク」
ビクター、家庭用録画機(VHS)発売
ロッキード事件、前首相田中角栄逮捕
ビクター、VHSビデオレコーダー発売
ヤマト運輸、クロネコヤマトの宅急便開業
東急ハンズ、藤沢市で開業
渡部昇一「知的生活の方法」
村上龍「限りなく透明に近いブルー」が芥川賞
堺屋太一「団塊の世代」
別冊宝島、ポパイ創刊
「愛のコリーダ」
「母をたずねて三千里」「キャンディキャンディ」
NHK特集始まる
「徹子の部屋」
「犬神家の一族」(角川事務所最初の映画作品)
都はるみ「北の宿から」
1977 日本赤軍ハイジャック事件 イオネスコ「鏡の神殿」
「スター・ウォーズ」
米テレビドラマ「ルーツ」、アフリカ系を中心に高視聴率
ニューヨークで25時間停電
米でゲイ差別反対運動高まる
リゲティ「ル・グラン・マカーブル」
ジョン・ウィリアムズ「スター・ウォーズ」
映画「サタデー・ナイト・フィーバー」(ディスコ・ブーム)
ウェザー・リポート「ヘヴィ・ウェザー」(ジャコ・パストリアス)
米シカゴでハウス誕生
エルヴィス・プレスリー死去
「幸福の黄色いハンカチ」(高倉健)
映画「八つ墓村」(角川書店のメディアミックス本格化)
徳大寺有恒「間違いだらけのクルマ選び」
河合隼雄「昔話の深層」
小林秀雄「本居宣長」
佐野洋子「100万回生きたねこ」
王貞治が756号本塁打
吉本隆明「初期歌謡論」
ピンク・レディーデビュー
沢田研二「勝手にしやがれ」
井上陽水、桑名正博、内田裕也、内藤やす子、研ナオコ、美川憲一、にしきのあきら、長渕剛、大麻所持で逮捕
新宿のうたごえ喫茶「灯火」閉店
「君が代」、文部省が国歌認定
1978 中国、改革開放政策へ サイード「オリエンタリズム」
トムソン「イングランド労働者階級の形成」
チョドロウ「母親業の再生産」
ガルブレイス「不確実性の時代」
米テレビドラマ「ホロコースト」(大文字で始まる「ホロコースト」がユダヤ人虐殺の意味として一般化)
ミュンヘン・ディスコ・ブーム(ボニー・M、ジンギスカン)
ブライアン・イーノ「ミュージック・フォー・エアポート」(アンビエント)
リヒター、バッハの「教会カンタータ選集」録音
ソ連、ロストロポーヴィチの国籍剥奪
グリフィス「現代音楽小史」
日中平和友好条約
成田空港開港
江川、空白の1日事件
網野善彦「無縁・公界・楽」
柄谷行人「マルクスその可能性の中心」
小此木啓吾「モラトリアム人間の時代」
高橋留美子「うる星やつら」
「銀河鉄道999」
アニメージュ創刊
ボブ・ディラン初来日
キャンディーズさよならコンサートで「普通の女の子に戻ります」
ピンク・レディー全盛期
サザン・オール・スターズデビュー
YMOデビュー
ザ・ベストテン放送開始
山口百恵「プレイバックpart2」「いい日旅立ち」
沢田研二「サムライ」、ジャケットに抗議集まる
黒沢年男「時には娼婦のように」
1979 イラン革命、第2次石油ショック(エネルギー危機)
ニカラグア、サンディニスタ民族解放戦線政府
スリーマイル島事故
英サッチャー首相就任
ソ連、アフガン侵攻
ブルデュー「ディスタンクシオン」(文化資本)
リオタール「ポストモダンの条件」
ローティ「哲学と自然の鏡」
スペシャルズデビュー
ピンク・フロイド「ザ・ウォール」
ヴォルコフ「ショスタコーヴィチの証言」
共通1次試験始まる
蓮実重彦「表層批評宣言」
村上春樹「風の歌を聞け」でデビュー
「ドラえもん」アニメ化
「機動戦士ガンダム」
「3年B組金八先生」(武田鉄矢主演)
噂の真相、広告批評創刊
サントリー文化財団設立
ソニー、ウォークマン発売
海援隊「贈る言葉」
オフコース「さよなら」
さだまさし「関白宣言」(フォーク側から批判)
1980 韓国で民主化運動、光州事件 自動車生産、日本が米抜き世界一 ニューウェーブ流行
バグルス「ラジオスターの悲劇」
ショパン・コンクールでポゴレリッチ落選、アルゲリッチが抗議で審査員辞任
ローランド、シンセサイザーTR-808発売(リズムマシン)
ゲフィン・レコード設立
ジョン・レノン暗殺
廣松渉「近代の超克論」
柄谷行人「日本近代文学の起源」
「四畳半襖の下張」事件最高裁判決
NHK特集「シルクロード」
「とらばーゆ」創刊
神田で成人誌専門の芳賀書店開店
田中康夫「なんとなく、クリスタル」
山口百恵引退、結婚
松田聖子デビュー
畑中葉子「後ろから前から」
カルメン・マキ、大麻、覚せい剤所持で逮捕
細川周平「音楽の記号論」
渋谷陽一「ロック・ミュージック進化論」
1981 米レーガン大統領就任
米でエイズ初確認
  MTV放送開始
カール・ベーム没
「オレたちひょうきん族」放送開始(~1989年)
倉本聰脚本「北の国から」
黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」
栗本慎一郎「パンツをはいたサル」
「ダ・カーポ」創刊
レーザーディスクプレーヤー発売
シュガー「ウェディング・ベル」
細川周平「ウォークマンの修辞学」
1982 フォークランド紛争 オング「声の文化と文字の文化」
「サバルタン・スタディーズ:南アジアの歴史と社会」
「E.T.」
マイケル・ジャクソン「スリラー」
コンパクト・ディスク(CD)プレーヤー登場
日航機墜落事故
ホテル・ニュージャパン火災
校内暴力急増
東北、上越新幹線開業
上野千鶴子「セクシィギャルの大研究」
「笑っていいとも!」放送開始
つかこうへい脚本「蒲田行進曲」
「転校生」
「めぞん一刻」「キャッツアイ」「AKIRA」
中森明菜デビュー
チェッカーズデビュー
1983 ソ連、大韓航空機撃墜事件 アンダーソン「想像の共同体」
ホブズボウムほか「創られた伝統」
イーグルトン「文学とは何か」
ファッセル「階級」
ウィリアムス「文化と社会」
フリス「サウンドの力」
アップル社、リサ発売(マウス、GUI搭載)
ダールハウス「音楽史の基礎概念」
マドンナデビュー
浅田彰「構造と力」
「おしん」
大島渚「戦場のメリークリスマス」
穂積隆「積木くずし」
戸塚ヨットスクール事件
「金曜日の妻たちへ」、不倫の社会的認知
アニメ「キン肉マン」
「湘南爆走族」
任天堂、ファミリーコンピュータ発売
東京ディズニーランド開園
無印良品、青山に1号店
山下達郎「クリスマス・イブ」
清水健太郎、大麻所持で逮捕、以降計4度逮捕
1984   ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」
ギブソン「ニューロマンサー」(サイバーパンク)
ランDMCデビュー
映画「アマデウス」公開
ヒップホップ・レーベル、デフ・ジャム設立
村上泰亮「新中間大衆の時代」
吉本隆明「マス・イメージ論」
週刊文春、ロス疑惑報道
グリコ・森永事件
チケットぴあ、サービス開始
「風の谷のナウシカ」
「北斗の拳」
萩原健一、大麻所持で逮捕
1985 ゴルバチョフがソ連書記長に ウィーンで世紀末展「夢と現実・ウィーン1870-1930」(マーラー・ブーム起こる) ライヒ「ニューヨーク・カウンターポイント」
USAフォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」
アフリカ飢餓救済のチャリティコンサート「ライブ・エイド」開催
「ニュースステーション」「夕やけニャンニャン」放送開始
日航機墜落事故
豊田商事事件
NTT発足
アニメ「タッチ」
「美味しんぼ」「課長島耕作」「聖闘士星矢」
「スケバン刑事」
おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」
1986 ソ連でペレストロイカ
チェルノブイリ原発事故
米、キング牧師の誕生日を祝日に
  ハードロック・ヘビーメタル・ブーム
アンドリュー・ロイド・ウェーバー「オペラ座の怪人」
ビースティ・ボーイズ「ライセンス・トゥ・イル」
ポール・サイモン「グレイスランド」
ランDMC、エアロスミス「ウォーク・ディス・ウェイ」
改正男女雇用機会均等法施行(女性進出進む)
柄谷行人「探究Ⅰ」
富士写真フィルム「写ルンです」発売、カメラの庶民化
グルメブーム(「究極の~」一般化)
ビートたけし、フライデー編集部襲撃
中野富士見中いじめ自殺事件
「男女七人夏物語」「あぶない刑事」
アニメ「ドラゴンボール」
岡田有希子、18歳で自殺
相倉久人「日本ロック学入門」
竹田青嗣「陽水の快楽」
渡辺美里「マイ・レヴォリューション」(小室哲哉作曲で最初の大ヒット)
1987 米、ブラックマンデー バナール「黒いアテナ」
フィスク「テレビジョン・カルチャー~ポピュラー文化の政治学」
ブルーム「アメリカン・マインドの終焉」
マーラー「大地の歌」発見
DAT登場
ソニー、CBS買収
英で「幻の民・ケルト人」放映(音楽・エンヤ)
米シカゴでアシッド・ハウス誕生
パブリック・エナミーデビュー、ヒップ・ホップとロック接近
ナティエ「音楽記号学」
国鉄解体、JR発足
安田火災、ゴッホ「ひまわり」、53億円で購入
日本医師会、脳死を人の死と認定
朝日新聞阪神支局襲撃事件
霊感商法社会問題化
天皇吐血で自粛ムード
村上春樹「ノルウェイの森」
俵万智「サラダ記念日」
アサヒスーパードライ発売、ヒット
伊丹十三監督「マルサの女」
NHK「独眼竜政宗」
「朝まで生テレビ!」(田原総一郎)
ザ・ブルーハーツ「リンダリンダ」
尾崎豊、覚せい剤所持で逮捕
1988   スピヴァク「サバルタンは語ることができるか」
レヴィーン「ハイブラウ/ロウブラウ」
英でセカンド・サマー・オブ・ラブ
坂本龍一、「ラストエンペラー」でアカデミー作曲賞
リクルート事件
青函トンネル開通
林真理子「いい加減にしてよ、アグネス」(アグネス論争)
吉本ばなな「キッチン」
「アエラ」創刊
「となりのトトロ」「火垂るの墓」
アニメ「それいけ!アンパンマン」
「釣りバカ日誌」
小川博司「音楽する社会」
RCサクセション「カバーズ」発売中止
島倉千代子「人生いろいろ」
東京ドーム開業、大型公演の中心に
1989 米ソ、マルタ会談で冷戦終結
ベルリンの壁崩壊、東欧革命
中国、天安門事件
  レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「母乳」
スティーヴ・ライヒ「エレクトリック・カウンターポイント」
マッドチェスター・ブーム
カラヤン没
大塚英志「物語消費論」
鷲田清一「モードの迷宮」
上野千鶴子「スカートの下の劇場」
CM「24時間戦えますか」
完全週休二日制実施
日経平均株価ピークに(バブル景気)
昭和天皇死去、昭和から平成へ
連続幼女誘拐殺人で容疑者逮捕
「セクハラ」認知高まる
渡辺裕「聴衆の誕生」
美空ひばり死去
「三宅裕司のいかずバンド天国」放送開始(~1990年)
X「BLUE BLOOD」
黒沢進「日本の'60年代ロックのすべて」
J-WAVE、「Jポップ」を使い始める
幕張メッセ開業