■70年代演歌

■岸壁の母/二葉百合子

■舞鶴港で引き揚げ船から帰ってくる息子を待つ母を歌う。発売から4年たってヒット。元々は菊地章子が歌っていた。正統的浪曲歌謡。

■嫁に来ないか/新沼謙治

■極めてシンプルなメッセージを岩手出身の新人歌手が歌うということで、芸能界ズレしていない純朴さとか素直さのようなキャラクターがウケた。演歌、というより拍言語特有の3連符を多用。

■北国の春/千昌夫

■「白樺 青空 南風」のイントロと「あの故郷へ帰ろかな帰ろかな」のサビが有名。日本のみならず中国でも人気。

■うそ/中条きよし

■平尾昌晃作曲のオリコン1位曲。

■なみだの操/殿さまキングス

■宮史郎とぴんからトリオの「女のみち」がヒットしてコテコテのド演歌が流行したときにヒット。「なみだの操」と「うそ」と「夫婦鏡」で演歌が連続21週1位という、今では考えられないことが起こっていた。