■1974年

■ポケットいっぱいの秘密/アグネス・チャン

■同じころのアイドルより1オクターブはキーが高い。天地真理、麻丘めぐみ、アグネス・チャンが売れて、名前の最初に「あ」がつくとヒットするという縁起ができた。この曲はキャラメル・ママがバックを演奏していることでロックファンに知られている。

■恋のダイヤル6700/フィンガー5

■ジャクソン・ファイブ、オズモンズに対応する日本の兄弟グループ。電話に関する代表曲でもある。沖縄出身。

■恋のアメリカン・フットボール/フィンガー5

■日本ではおそらく唯一のアメリカン・フットボールのヒット曲。都倉俊一らしいビートの効いたロック。

■帰らざる日のために/いずみたくシンガーズ

■このころ青春ドラマとスポ根ドラマが流行。テーマ曲を作曲しているのはだいたいいずみたくだった。男女混声ポップスとして優れた曲。

■赤ちょうちん/かぐや姫

■「神田川」に次ぐ代表的ナンバー。クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのハーモニーで日本的風景や若者の生活を歌い、4畳半フォークの代表になった。

■私は泣いています/りりィ

■アメリカでハスキーボイスと言えばジャニス・ジョプリン、イギリスではボニー・タイラー、日本ではりりィだ。