1.「モア・ザン・イエスタデイ」スパイラル・ステアケース
ゲイリー・アッシャーのプロデュースでデビューしたので、一般にソフトロックのバンドとして認識されている。この曲のサウンドはソフトロックではない。アメリカ出身。ボーカルがギターを兼任し、オルガン、サックス奏者を含む5人編成。オリジナルタイトルと邦題が食い違うが、邦題は「モア・ザン・イエスタデイ」になっている。全米12位。スパイラル・ステアケースは米ビルボードチャート・ベスト200に3曲チャートインさせ、この曲のみトップ40ヒット。
2.「ベイビー・イッツ・ユー」スミス
女性ボーカルのゲイル・マコーミックを中心とする5人編成のカナダのバンド。ブルー・アイド・ソウルのバンド。「ベイビー・イッツ・ユー」は60年代アメリカのガールグループ、シレルズのカバーで、ビートルズもカバーしている。バート・バカラックが作曲に関わっている。全米5位、カナダ1位。
3.「笑って!ローズ・マリーちゃん」フライング・マシーン
トニー・マコーレイを中心とするイギリスのグループ。アメリカのシンガー・ソングライター、ジェイムズ・テイラーが無名時代に組んでいたバンドのフライング・マシーンと混同させることをわざと狙って「フライング・マシーン」というバンド名にしたという。全米5位。次のシングルは「急いで!ベイビーちゃん」で、全米87位。全米チャートに入っているのはこの2曲だけ。
4.「チェリー・ヒル・パーク」ビリー・ジョー・ロイヤル
カントリー歌手。最大のヒット曲はジョーサウス作曲の「ダウン・イン・ザ・ブーンドックス」で全米5位。この曲は全米15位。60年代はジョー・サウスの庇護を受けている。「雨にぬれても」で有名なB.J.トーマスは本名をビリー・ジョー・トーマスというが、ビリー・ジョー・ロイヤルとの混同を避けるためにB.J.トーマスと名乗っている。日本では知名度が完全に逆転している。
5.「ナ・ナ・ヘイ・ヘイ・キス・ヒム・グッバイ」スティーム
アメリカ・コネチカットのスタジオバンド。全米1位。シカゴ・ホワイトソックスの非公式応援歌にもなった曲。バナナラマがカバー。
6.「ヴィーナス」ショッキング・ブルー
世界中でヒットしたオランダの女性ボーカルバンドの曲。全米1位、日本2位。81年にオランダの覆面バンド、スターズ・オン45が「ショッキング・ビートルズ」のイントロに使用して全米1位、86年にバナナラマがカバーしてまた全米1位になっている。日本では「悲しき鉄道員」が2位となっているが、ヒットしたのは日本だけで、世界レベルではヒットしていない。
7.「幸福の朝」ヴァニティ・フェア
イギリスのバンド。日本ではクリフ・リチャードのバージョン「しあわせの朝」がヒットしているがイギリスではヒットせず、アメリカではヴァニティ・フェアのバージョンがヒットしている。全米12位。別のヒット曲である「夜明けのヒッチ・ハイク」は全米5位。キーボード奏者が交代してからメロトロンの使用が多くなり、プログレッシブロックに近づいた。
8.「花咲くアリゾナ」マーク・リンゼイ
マーク・リンゼイはポール・リヴィア&レイダースのボーカル。全米10位。「シルバー・バード」もよく似た曲で全米25位。
9.「ラッパー」ジャガーズ
キーボードを含む6人編成のバンド。アメリカ出身。ボーカルの3人はベース、トランペット、トロンボーンを兼任。全米2位。ボーカルの1人はその後「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」のワイルドチェリーに参加。
10.「土曜の朝には」サンドパイパーズ
3人のコーラスグループ。アメリカ出身。全米17位。映画に使われてヒットした。
11.「トレイシー」カフ・リンクス
アーチーズのロン・ダンテが多重録音で歌った架空のバンド。全米9位。「いとしのジュリー」は41位。ソフトロックでは有名な曲。
12.「ミシシッピー・クイーン」マウンテン
ボーカル兼ギターのレスリー・ウェスト、ボーカル兼ベースのフェリックス・パパラルディを中心とするアメリカのハードロック・バンド。全米21位。日本ではレスリー・ウェストのギターが強く訴える「暗黒の旅路」がヒットした。
1.「恋のほのお」エジソン・ライトハウス
トニー・バロウズをボーカルとするバンド。イギリス出身。全米5位。トニー・バロウズはピプキンズ、ブラザーフッド・オブ・マン、ファースト・クラスのボーカルでもある。メンバーを固定せず、必要に応じてバンドを結成する、いわゆる「ティン・パン・アレー・コンフェクショナリー」に属する人。「恋するペチューラ」は72位。日本では「涙のハプニング」もヒットしている。
2.「マ・ベラミ(いとしのダーリン)」ティー・セット
ショッキング・ブルー、ジョージ・ベイカー・セレクションと同時に出てきたオランダのバンド。全米5位。英米ではこの3バンドだけがヒットを出したが、日本ではサンディ・コーストが「恋はまぼろし」をヒットさせている。
3.「スピリット・イン・ザ・スカイ」ノーマン・グリーンバウム
アメリカのジャグ・バンドのボーカル。全米3位。
4.「リフレクションズ・オブ・マイ・ライフ(万華鏡)」マーマレード
イギリスのバンド。全米10位。ビートルズをカバーした「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」は全英1位、グラス・ルーツをカバーした「ラヴィン・シングス」は全英6位。
5.「彼の愛を」ボビ・マーティン
アメリカの60年代女性歌手。全米13位。「死ぬまで変わらぬ愛」は19位。古風な女性像を歌った曲が多いという。
6.「リトル・グリーン・バッグ」ジョージ・ベイカー・セレクション
ショッキング・ブルー、ティー・セットと一緒に出てきたオランダのバンド。全米21位。日本では「トゥナイト」の人気が高いが英米では人気がない。
7.「ビリーの別れ道」ポピー・ファミリー
テリー・ジャックス夫妻のデュオ。全米2位。テリー・ジャックスは「そよ風のバラード」でのちに全米1位を出す。
8.「恋に恋して」ホワイト・プレインズ
イギリスのスタジオ・バンド。全米13位。ボーカルはトニー・バロウズ。エジソン・ライトハウスも競作している。ソフトロック・ファンに人気の高い曲。
9.「夜明けのヒッチ・ハイク」ヴァニティ・フェア
イントロのリコーダーが印象的な曲。全米5位。コーラスも得意。B面の「マン・チャイルド」はメロトロンを使用したポップスの傑作。
10.「二人だけの世界」ブラザーフッド・オブ・マン
これもトニー・バロウズのグループ。男女2人ずつなのでコーラスはすばらしい。全米13位。70年代後半になるとトニー・バロウズはグループを離れるが、「想い出のラスト・キッス」がヒットする。
11.「みんなビューティフル」レイ・スティーブンス
子供の合唱で始まるすばらしい曲。全米1位。この曲を聞くとゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」を思い出す。
12.「レイ・ア・リトル・ラヴィン・オン・ミー」ロビン・マックナマラ
全米11位。「ヘアー」のオリジナル・キャストのメンバー。
1.「レイ・ダウン」メラニー
「オー・ハッピー・デイ」をヒットさせたエドウィン・ホーキンス・シンガーズが合唱で参加している。全米6位。
2.「熱いくちづけ」アライヴ・アンド・キッキング
ボーカル2人の6人編成。全米7位。作曲はトミー・ジェイムズ&ションデルズのトミー・ジェイムズ。アメリカのバンド。キーボードはドナ・サマーと結婚している。
3.「イン・ザ・サマータイム」マンゴ・ジェリー
イギリスの4人編成ジャグ・バンド。デビュー曲。全米3位。アメリカではこの曲しかチャートインしていない。インパクトの強い曲なので記憶に残りやすい。
4.「ネアンデルタール・マン」ホットレッグス
イギリスの3人グループ。このうち2人はゴドレイ&クレーム。アフリカン・リズムのドラムを強調したサウンドでボーカルは奥に引っ込んでいる。全米22位。唯一のチャートイン。10ccの前身グループ。
5.「グリーン・アイ・レディー」シュガーローフ
アメリカの4人編成バンド。オルガンがプログレッシブロックの雰囲気を出している。全米3位。アメリカのプログレッシブロックの始祖とされているようだ。アルバム・バージョンは長い。
6.「インディアナ・ウォンツ・ミー」R.ディーン・テイラー
イントロのサイレンを本物の警察のサイレンと聞き間違えて車を端に寄せる人が続出したので、2回目のプレス以降はサイレンの音がカットされた、ということだ。そうした事情はピンク・レディーの「SOS」に似ている。全米5位。
7.「悲しき初恋」パートリッジ・ファミリー
TV番組から生まれた家族グループ。リード・ボーカルはデビッド・キャシディー。全米1位。
8.「モンテゴ・ベイ」ボビー・ブルーム
ミュージック・エクスプロージョンに在籍していた男性歌手。全米8位。銃の暴発で死亡。バブルガム・ポップスを集めた「バブルガム・クラシックス・ボリューム2」には、約30秒短いバージョンが収録されている。エンディングのアレンジが異なっている。
9.「ジプシー・ウーマン」ブライアン・ハイランド
60年代に「ビキニスタイルのお嬢さん」を全米1位にした男性歌手。復活のヒット。全米3位。作曲はカーティス・メイフィールド。デル・シャノンがプロデュース。
10.「エイモス・モーゼス」ジェリー・リード
カントリー歌手で俳優。全米8位。チェット・アトキンスがプロデュース。エルビス・プレスリーが「ギター・マン」をカバーしたことで有名。
11.「いとしのジュリー」ボビー・シャーマン
ホワイト・プレインズもカバーした曲。全米トップ10ヒットを立て続けに出しているが、この曲は5位。イントロから厚いホーン・セクションが響く。
12.「フォーリン・レディー」パンチ
ビートの効いたアップテンポな曲。全米110位。
1.「イエロー・リバー」クリスティー
イギリスの3人組。70年代ポップスの代表的な曲。全米23位、全英1位、日本14位。
2.「ローズ・ガーデン」リン・アンダーソン
筒美京平が南沙織の「17才」を作曲する際に参照したことで有名。特にイントロから歌メロに入るところまではかなり似ている。カントリー歌手。全米3位。作曲はジョー・サウス。
3.「心の想い出」レイ・プライス
カントリー歌手。アメリカでは多数のカントリー・ヒットをもっている。全米11位。曲は本来のカントリースタイルではない。作曲はクリス・クリストファーソン。
4.「一人ぼっちの夜」サミー・スミス
カントリー歌手。全米8位。この曲で71年のグラミー賞をとり、カントリー音楽協会の年間最優秀曲も同時受賞。
5.「ミスター・ボージャングルズ」ニッティ・グリッティ・ダート・バンド
日本でも人気の高いカントリー・フォークバンド。バンジョー奏者がメンバーに含まれる。「アンクル・アルバートと愛犬テディ」はカントリー・ロックの傑作。全米9位。イーグルスのバーニー・リードンが在籍したことがある。ミスター・ボージャングルとは1920、30年代に実在した黒人タップ・ダンサー、ビル・ロビンソンのこと。レコードも残している。
6.「スウィート・メアリー」ワーズワース・マンション
キーボードがボーカルを兼任する4人組。全米7位。この曲しかチャートインしていない。
7.「人生の道」ブルーアー&シップレー
フォーク・デュオ。邦題とは違い、麻薬のよさについて歌った曲。全米10位。スチール・ギターはグレイトフル・デッドのジェリー・ガルシア。
8.「サインはピース」オーシャン
女性ボーカルを含む5人組。カナダ出身。全米2位。歌詞に聖書やガリラヤ湖が出てくるキリスト教色の濃い曲。
9.「恋はつかのま」ベルズ
男女ボーカルとキーボードを含むカナダのバンド。リンジー・ディ・ポールやクロディーヌ・ロンジェよりもセクシーな声で歌う。全米7位。
10.「ウッドストック」マシューズ・サザン・コムフォート
リーダーのイアン・マシューズはフェアポート・コンベンションのメンバー。全米23位。有名なウッドストックを歌った曲。ジョニ・ミッチェル作曲。
11.「シルバー・バード」マーク・リンゼイ
ポール・リヴィア&レイダースのボーカルのソロ。全米25位。「花咲くアリゾナ」に似ている。
12.「アイ・エイント・ガット・タイム・エニモア」グラス・ボトル
情報の少ないバンド。全米36位。
1.「チッカ・ブーム」ダディ・デュードロップ
テレビ番組のノベルティ曲。グループもほとんど実体なし。全米9位。
2.「僕と君のブー」ロボ
フォーク歌手。ブーとは犬の名前。ジム・スタッフォードやバーズのグラム・パーソンズとバンドを組んでいたことがあるという。全米5位。「片想いと僕」もヒット。
3.「ヒア・カムズ・ザ・サン」リッチー・ヘイヴンス
フォーク歌手。ビートルズのカバー。アコースティック・ギターを激しくかき鳴らす。全米16位。ライブ・バージョン。ウッドストックの最初の出演者で有名。
4.「スーパースター」マレー・ヒード
アンドリュー・ロイド・ウェーバーのロック・オペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」にユダ役で出演していたマレー・ヒードが、このミュージカルのテーマ曲とも言える曲を歌っている。日本では劇団四季が公演している。オーケストラを使っているので曲は大仰。全米14位。
5.「ユア・ホット」ジェリー・リード
カントリー歌手。全米9位。曲はカントリーではない。
6.「恋のかけひき」ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ
70年代ポップスの代表的な曲。日本で人気の高いダンヒル・サウンドの中でも際だって人気のある曲。全米4位。ダン・ハミルトンは故人。
7.「嘆きのインディアン」レイダース
イントロとエンディングのオルガンが印象的。全米1位。オリジナルタイトルは長い。五木ひろしの「待っている女」と似ている。
8.「雨のフィーリング」フォーチュンズ
ボーカル兼ギターが2人とキーボードがいるイギリスの5人組。ストリングスを使った覚えやすいメロディーのポップス。全米15位。
9.「黒い炎」チェイス
日本ではブラスロックのバンドとして認識されているが、アメリカでは必ずしもそうではなく、ジャズバンドと認識しているところもある。全米24位。派手なトランペットの演奏で、日本ではとても有名。ボーカル、オルガンもすばらしい。
10.「ドラッギン・ザ・ライン」トミー・ジェイムズ
ションデルスのリーダーのソロ。全米4位。
11.「ゲームス」レッドアイ
サンシャイン・カンパニーのギターが結成したバンド。ボーカル・メロディーはほとんどの部分でコーラスとなっている。全米27位。
12.「バーニング・ブリッジス」マイク・カーブ・コングリゲーション
児童合唱団、男声合唱団、女声合唱団を率いるマイク・カーブのグループ。マイク・カーブはMGMレコードの社長で、政治家。全米34位。
1.「ゴー・バック」クラビー・アップルトン
ボーカルがギターを兼任、キーボードとパーカッションを含む5人組。全米36位。日本ではソフトロックで有名なミレニウムの中心人物が結成。途中で切り込んでくる泣きのギターがすばらしい。
2.「ティモシー」ボーイズ
キーボードを含む5人組。サビのバイオリンが印象的な曲。全米17位。作曲はルパート・ホルムズで、歌詞はグロテスク。ダコタの前身バンド。
3.「ギミ・ダッ・ディン」ピプキンズ
トニー・バロウズとロジャー・グリーナウェイによるデュオ。低い声をトニー・バロウズ、ファルセット部分をロジャー・グリーナウェイが歌っている。トニー・バロウズはエジソン・ライトハウス等のボーカル。全米9位。
4.「オー・ミー・オー・マイ」ルル
アレサ・フランクリンのカバー。全米22位。
5.「ステップ・オン」ジョン・コンゴス
南アフリカ出身のイギリスの歌手。パーカッションを強調しているのはアフリカを意識していると思われる。ガス・ダッジョンがプロデュース。ハッピー・マンデーズがカバーし、彼らの代表曲のひとつとなっている。全米70位、全英4位。
6.「ターキオ・ロード」ブルーアー&シップレー
「人生の道」に続くヒット。全米55位。
7.「サインズ」ファイブ・マン・エレクトリカル・バンド
ボーカルがギターを兼任、キーボードとパーカッションを含むカナダの5人組。ドラムで勢いよく始まり、サビのコーラスがハイトーンで厚い。全米3位。
8.「サタデー・モーニング・コンフュージョン」ボビー・ラッセル
ヴィッキー・ローレンスの「ジョージアの灯は消えて」の作曲者。全米28位。故人。
9.「スウィート・シティ・ウーマン」スタンピーダース
カナダの3人編成バンド。バンジョーが大活躍。全員がボーカルをとる。全米8位。
10.「ある晴れた朝」ライトハウス
ホーン・セクションのほか弦楽器奏者も含む大所帯のカナダのバンド。全米24位。シカゴやブラッド・スウェット&ティアーズに次ぐブラスロックのバンド。
11.「アブソルートリー・ライト」ファイブ・マン・エレクトリカル・バンド
「サインズ」に続くヒット。全米26位。
12.「イッツ・ア・クライン・シェイム」ゲイル・マコーミック
スミスの女性ボーカル。全米44位。スミス時代よりも歌唱力が上がっている。
1.「ホワット・アイ・ミーン」リー・マイケルズ
モビー・グレイプやキャンド・ヒートのメンバーと活動していたこともあるキーボード奏者。全米6位。
2.「ハレルヤ」スエットホグ
スエットホグ(汗をかく豚)とは学力が著しく劣る子供、落ちこぼれを意味するアメリカの口語。全米33位。4人組のバンド。リー・マイケルズのアルバムに参加したドラムのフロスティと、このバンドのドラムは同一人物か。アップテンポ。ハッピー・マンデーズがカバー。
3.「天使の兵隊」コーヴェン
男女ボーカルとキーボードを含み、ベースがいない5人組。全米26位。オリジナル・キャストのカバー。
4.「心の扉をあけよう」メラニー
「レイ・ダウン」に続くベスト10ヒット。全米1位。
5.「サンシャイン」ジョナサン・エドワーズ
ブルーグラス歌手。全米4位。バンジョーは出てこず、ドラムを使っている。
6.「ホワイト・ライズ、ブルー・アイズ」ブリット
アトミック・ルースターのギター、ジョン・カンとドラムのポール・ハモンドによるデュオ。ベースはクオターマスのジョン・ガスタフソン。全米28位。爽快なコーラス。
7.「ニューオーリンズの妖しい魔女」レッドボーン
インディアンであることを個性にしていた4人組。全米21位。
8.「ひとりぼっちの涙」ビバリー・ブレマーズ
女性歌手。全米15位。
9.「よろこびのカンタータ」アポロ100
バッハのカンタータ「主よ、人の望みの喜びよ」をインストで演奏。イギリスのキーボード奏者、トム・パーカーを中心とするグループ。全米6位。
10.「そよかぜにキッス」クライマックス
アメリカの5人組。全米3位。バラード。
11.「ソフトリー・ウィスパリング・アイ・ラブ・ユー」イングリッシュ・コングリゲーション
マイク・カーブ・コングリゲーションに似たグループ。全米29位。
12.「恋の玉手箱」ジョルジオ
ジョルジオ・モロダー在籍のバンド。全米46位。イギリスではクリス・トーマスがムーグを弾くチッコリーがヒットさせている。
1.「ラン・ラン・ラン」ジョ・ジョ・ガン
ボーカルとキーボードを兼任するジェイ・ファーガソンとベースのマーク・アンデスを中心とする5人組。ジェイ・ファーガソンとマーク・アンデスは元スピリット。ロックンロール。全米27位。マーク・アンデスはファイアフォール、ハートに加入。
2.「ホット・ロッド・リンカーン」コマンダー・コディ&ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン
カントリー曲のカバー。全米9位。ハーモニカやバイオリン、ペダル・スチールのメンバーもいる大所帯バンド。バンド名はコールリッジの「老水夫行」からとっている。
3.「愛を再び」アドリシ・ブラザーズ
アソシエーションの「かなわぬ恋」を作曲した兄弟。全米25位。名バラード。
4.「シルビアズ・マザー」ドクター・フック&ザ・メディシン・ショー
ボーカルが2人、ギターが2人の7人編成。「あこがれのローリング・ストーン」と並ぶヒット。全米5位。
5.「恋するあなた」ギャラリー
ギター2人のうち1人はスチール・ギター。パーカッションを含む6人組。全米4位。
6.「恋のハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」マウス&マクニール
オランダ出身の男女デュオ。男は力強く、女は優しく歌い、バックの演奏もそれに合わせて女性部分はストリングスだけになっている。全米8位。
7.「イン・ア・ブロークン・ドリーム」パイソン・リー・ジャクソン
オーストラリアのバンド。ギター2人、キーボードを含み、ボーカルのいない5人組。ロッド・スチュワートがボーカルで参加している。全米56位。
8.「デイ・バイ・デイ」ゴッドスペル
ロック・ミュージカル「ゴッドスペル」の主題歌。全米13位。
9.「アローン・アゲイン」ギルバート・オサリバン
アイルランドの歌手。全米1位、日本10位。
10.「ホールド・ユア・ヘッド・アップ」アージェント
ゾンビーズのキーボード奏者、ロッド・アージェントが結成したバンド。ギターはラス・バラード。全米5位。後のアルバムではプログレッシブロック化する。
11.「陽気なキャンディー・マン」サミー・デイビス・ジュニア
マイク・カーブ・コングリゲーションのコーラスにサミー・デイビス・ジュニアが重ね録りした。全米1位。故人。
12.「モーターサイクル・ママ」セイルキャット
ルブラン&カーのピート・カー在籍。全米12位。
1.「ブランディ」ルッキング・グラス
ボーカルがギターを兼任する4人組。スターズの前身。全米1位。
2.「ビューティフル・サンデー」ダニエル・ブーン
全米15位。日本では田中星児がカバーして4位、ダニエル・ブーンは1位で200万枚売れた。
3.「ロックン・ロール・パート2」ゲイリー・グリッター
イギリスのグラムロック歌手。英米双方でスポーツの掛け声ソングになっている有名曲。全米7位。
4.「大空の祈り」リック・スプリングフィールド
オーストラリア出身の歌手。全米14位。バンジョーが鳴るのでカントリーファンに受け入れられた。
5.「ポップコーン」ホットバター
シンセサイザーが新しい楽器として注目されていたときに、電子的なサウンドでヒット。スタン・フリーの個人プロジェクト。全米9位。
6.「片想いと僕」ロボ
「僕と君のブー」と並ぶヒット。全米2位。
7.「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック」ギャラリー
曲のタイトルから、世界中のアーティストにカバーされている有名曲。全米22位。間奏の分厚いシンセサイザーが印象的。
8.「アメリカン・シティ組曲」キャッシュマン&ウェスト
テリー・キャッシュマンとトミー・ウェストのデュオ。ダンヒル・レーベルのグループで、プロデューサーはスティーブ・バリ。3部構成で8分近くあるヒット曲。8分でもシングル・バージョン。全米27位。
9.「サンダー・アンド・ライトニング」シャイ・コルトレーン
女性歌手。全米17位。
10.「サムシングズ・ロング・ウィズ・ミー」オースチン・ロバーツ
全米12位。キャッシュマン&ウェストのメンバーだった。
11.「クレア」ギルバート・オサリバン
全米2位、日本57位。
12.「フランケンシュタイン」エドガー・ウィンター・グループ
エドガー・ウィンターはキーボード奏者。ギターはロニー・モントローズ。ドラムソロを含むインスト曲。全米1位。
1.「カリフォルニアの青い空」アルバート・ハモンド
「ホテル・カリフォルニア」「夢のカリフォルニア」と並び、カリフォルニアにまつわる有名曲の一つ。全米5位。
2.「オウ・ベイブ」ハリケーン・スミス
ピンク・フロイドの初期アルバムをプロデュースした歌手。全米3位。
3.「ラスト・ソング」エドワード・ベアー
カナダの3人組。ドラムがボーカルを兼任、キーボードとギターで構成し、ベースがいない。全米3位。
4.「悲しきスカンク」ラウドン・ウェインライト3世
車にひかれて死んだスカンクは臭いという歌。カントリー・ブルーグラス風。本来はインテリで批評性の強い曲が中心という。全米16位。
5.「あこがれのローリング・ストーン」ドクター・フック&ザ・メディシン・ショー
ローリング・ストーン誌の表紙になりたいという曲。ヒットの4ヶ月後、実際に表紙になった。全米6位。
6.「ジョージアの灯は消えて」ヴィッキー・ローレンス
女優。全米1位。
7.「スタック・イン・ザ・ミドル」スティーラーズ・ホイール
「霧のベイカー・ストリート」をヒットさせたジェリー・ラファティーが在籍する5人組。全米6位。
8.「明日なきさすらい」ドビー・グレイ
黒人歌手。全米5位。
9.「ワイルドフラワー」スカイラーク
デビッド・フォスターがキーボードで在籍したバンド。バラード。全米9位。
10.「ブラザー・ルイ」ストーリーズ
白人少年が黒人少女に恋をするという、当時としては衝撃的な歌詞。ジャニス・イアンの「ソサエティーズ・チャイルド」の逆パターン。全米1位。ロッド・スチュワートをハイトーンにしたようなイアン・ロイドのボーカルが人気。キーボード奏者は元レフト・バンク。
11.「ジミー・ラブズ・メリー・アン」ルッキング・グラス
全米33位。
12.「恋のハートビート」トニー・デフランコとデフランコ・ファミリー
トニー・デフランコをリード・ボーカルとする兄弟グループ。全米3位。
1.「希望のあした」クリント・ホルムズ
クリント・ホルムズよりも子供の声が目立つ曲。カフ・リンクスの作曲家チーム、ポール・バンスとリー・ポックリスが作曲している。全米2位。
2.「モーニング・アフター」モーリン・マクガバン
テレビ番組、映画の主題歌が多い歌手。全米1位。
3.「脱出のテーマ(デュエリング・バンジョー)」エリック・ワイズバーグ&スティーブ・マンデル
全米2位。ギターとバンジョーが掛け合いをするインスト曲。エリック・ワイズバーグはタリアーズのメンバー。映画のテーマ曲。
4.「ファニー・フェイス」ドナ・ファーゴ
女性カントリー歌手。全米5位。ストリングスを使ったポップス。
5.「ツァラトゥストラはかく語りき」デオダート
リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」のイントロ部分を編曲。「2001年宇宙の旅」のテーマ。全米2位。ブラジル出身のキーボード奏者。
6.「ビッグ・シティ・ミス・ルース・アン」ギャラリー
全米23位。
7.「ひなぎくの詩」ジャド・ストランク
バンジョー奏者。コーラスはマイク・カーブ・コングリゲーション。全米14位。故人。
8.「ゲット・ダウン」ギルバート・オサリバン
ヒット曲の中では最もロック寄りの曲。全米7位。
9.「フリー・エレクトリック・バンド」アルバート・ハモンド
全米48位。
10.「アンイージー・ライダー」チャーリー・ダニエルズ・バンド
カントリー歌手、ギター、バイオリン奏者。全米9位。ボブ・ディランの「ナッシュビル・スカイライン」に参加している。
11.「マイ・マリア」B.W.スティーブンス
全米9位。故人。
12.「テル・ハー・シーズ・ラブリー」エル・チカノ
アメリカ人とメキシコ人の混成6人組。パーカッションは鳴るが、それ以外はオーソドックスなロック。全米40位。
1.「そよ風のバラード」テリー・ジャックス
ポピー・ファミリーの男性。全米1位。現在は引退。
2.「スパイダーズ&スネイクス」ジム・スタッフォード
全米3位。
3.「ジム・ダンディー」ブラック・オーク・アーカンサス
ギターが3人いるサザンロックの6人組。ジム・ダンディーはボーカルの名前。ハードで勢いがある。全米25位。
4.「ロックン・ロール・フーチー・クー」リック・デリンジャー
マッコイズのボーカル兼ギター。全米23位。
5.「ロックにすべてを」デイビッド・エセックス
本来は俳優。映画の挿入曲。全米5位。
6.「スター」スティーラーズ・ホイール
全米29位。
7.「ウガ・チャカ(フックト・オン・ア・フィーリング)」ブルー・スウェード
アルバート・ハモンドのカバー。原曲を大きく変え、ウガチャカというコーラスを全編に挿入している。インパクトが強い。全米1位。
8.「エレス・トゥ」モセダデス
女性ボーカル2人を含むスペインの6人組。言葉の違いを超えて世界中に感動を与えた傑作。全米9位。
9.「カム・アンド・ゲット・ユア・ラブ」レッドボーン
最大のヒット。全米5位。インディアンらしさを感じさせるところはない。
10.「永遠の祈り」シスター・ジャネット・ミード
現役の修道女がボーカル。澄んだ声。全米4位。
11.「エンターテイナー」マービン・ハムリッシュ
映画のテーマ曲。全米3位。
12.「ストリーキング」レイ・スティーブンス
ストリーキングの歌。ジョーク・ソング。全米1位。
1.「真夜中のオアシス」マリア・マルダー
60年代前半からイーブン・ダズン・ジャグバンドのメンバーだった女性ボーカルのソロ。全米6位。
2.「マイ・ガール・ビル」ジム・スタッフォード
全米12位。
3.「悲しみのヒーロー」ヘイウッズ
キーボード、管楽器、パーカッションを含む7人組。中心人物のボ・ドナルドソンはキーボード奏者。戦争で英雄になるなというポップな反戦歌。全米1位。
4.「レーダー・ラブ」ゴールデン・イヤリング
オランダのバンド。全米13位。イントロとエンディングがかっこいい曲。
5.「ザ・ナイト・シカゴ・ダイド」ペーパー・レイス
ボーカルがドラムを兼任し、ギターが2人いるイギリスの4人組。全米1位。一つ前のシングルは「悲しみのヒーロー」で、ペーパー・レースがオリジナルだった。
6.「麗しのボストン」デイブ・ロギンス
ストリングスと女性コーラスを使ったアコースティックなバラード。全米5位。ケニー・ロギンスのいとこだという。
7.「キープ・オン・スマイリン」ウェット・ウィリー
サザンロックバンド。全米10位。
8.「フー・ドゥ・ユー・シンク・ユー・アー」ヘイウッズ
全米15位。
9.「ロック・ミー・ジェントリー」アンディー・キム
全米1位。
10.「ビーチ・ベイビー」ファースト・クラス
エジソン・ライトハウスのトニー・バロウズとジョン・カーターを中心とするバンド。ボーカルが4人いる8人組。終始コーラスが入った60年代的ポップス。全米4位。
11.「アイ・キャン・ヘルプ」ビリー・スワン
カントリー歌手兼キーボード奏者。全米1位。
12.「ロックは恋人」リユニオン
60年代のアーティスト名や曲名を早口で歌ったバブルガムソング。歌メロではほとんどメロディーはなく、サビはタイトルの繰り返しのみ。エンディングに使われるメロディーはフォー・トップス、スティービー・ワンダー、スリー・ドッグ・ナイト、シュープリームスか。全米8位。
1.「吼えろ!ドラゴン」カール・ダグラス
ブルース・リーの人気が世界中で広まったことでタイミングよくヒット。イギリスの黒人歌手。全米1位。
2.「ドント・コール・アス」シュガーローフ
プッシュホンの音が入った曲。全米55位。
3.「嘆きのエマ」ホット・チョコレート
イギリスの白人黒人混成バンド。全米8位。
4.「シェヴィー・ヴァン」サミー・ジョーンズ
さわやかなアコースティック・サウンド。全米5位。
5.「ソー・ユー・アー・ア・スター」ハドソン・ブラザーズ
3人兄弟のグループ。ビートルズに似たサウンド。全米21位。
6.「こころウキウキ」ポリー・ブラウン
ピケティウィッチで「恋のフィーリング」をヒットさせた女性ボーカルのソロ。シンセサイザーを使った明るくリズミカルな曲。全米16位。
7.「渇いたワイングラス」レオ・セイヤー
スリー・ドッグ・ナイトが「ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン」をカバーして注目されたイギリス人歌手の最初のヒット。全米9位。
8.「ジャッキー・ブルー」オザーク・マウンテン・デアデビルズ
ボーカルがドラムを兼任する4人組。ハーモニカ奏者を含むカントリー・ロックバンド。ラリー・リー在籍。全米3位。
9.「ハウ・ロング」エイス
イギリスのパブロックバンド。ボーカルのポール・キャラックはのちにロキシー・ミュージック、スクイーズ、マイク&ザ・メカニックスに加入。全米3位。
10.「ワイルドファイアー」マイケル・マーフィー
カントリー歌手。全米3位。
11.「マジック」パイロット
日本で人気の高いイギリスの4人組。アラン・パーソンズのプロデュースでポップな曲を作った。中心人物のビル・ライオールは故人。全米5位。
12.「アイム・ノット・イン・ラブ」10cc
イギリスの4人組。現在でもテレビやラジオで頻繁にかかる有名曲。全米2位。
1.「アイム・オン・ファイア」ドワイト・トゥウィリー・バンド
全米16位。
2.「フォーリン・イン・ラブ」ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ
「恋のかけひき」以来のヒット。この曲をレコーディングしたメンバーはハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズではないが、アーティスト名はそのままハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズで通している。全米1位。
3.「モハメッド・アリ・おれはスーパーマン」ジョニー・ウェイクリーとキンシャサ・バンド
ボクシングのモハメッド・アリをたたえた曲。当時のザイール、キンシャサでモハメッド・アリとジョージ・フォアマンの対戦が行われ、これが「キンシャサの奇跡」と呼ばれる伝説になっている。全米21位。
4.「アイム・ノット・リサ」ジェシー・コルター
女性カントリー歌手。以前つきあっていた女性リサをいつまでたっても忘れられず、自分(私、女性)を受け入れてくれない男に対する悲しみの感情を歌っている。全米4位。
5.「17才の頃」ジャニス・イアン
17才のころの女性の心理を描く。日本では圧倒的に女性のファンが多く、「ラブ・イズ・ブラインド」は日本独自ヒットとなった。全米3位。
6.「ラン・ジョーイ・ラン」デビッド・ゲッディス
3分以下だがドラマチックなストーリーを展開している名曲。娘ジュリーとつきあっている男性ジョーイを、父が銃を持って追いかけ、ジュリーが「逃げて、ジョーイ、逃げて」と叫ぶ。父は誤ってジュリーを撃ち、父の腕の中でジュリーは「私たちは結婚したかった」と言い遺して死亡する。全米4位。
7.「ロッキー」オースチン・ロバーツ
全米9位。
8.「あこがれのヒット・チャート」ピート・ウィングフィールド
イギリスのソウル歌手。キーフ・ハートレー・バンドに在籍していた。全米15位。タイトルを直訳、意訳すれば「ヒットチャート18位赤丸急上昇」。18位にランクされたときは本当に印がついていたという。
9.「スカイ・ハイ」ジグソー
日本でとても人気の高い曲。全米3位。プロレスラー、ミル・マスカラスのテーマ曲。
10.「サタデー・ナイト」ベイ・シティ・ローラーズ
タータン・チェックのファッションで日本での人気が過熱したバンド。全米1位。
11.「コンボイのテーマ」C.W.マッコール
映画のテーマ曲。全米1位。
12.「ユー・セクシー・シング」ホット・チョコレート
パーカッションの効いた曲。全米3位。
1.「ビークル」アイズ・オブ・マーチ
ホーン・セクションが2人いるブラスロックの7人組。ボーカル兼ギターのジム・ピートリクはサバイバーのキーボード奏者になる。ライトハウスとともにブラスロックの2番手グループを形成した。全米2位。
2.「ライド・キャプテン・ライド」ブルース・イメージ
「イン・ア・ガダ・ダ・ヴィダ」をヒットさせたアイアン・バタフライのボーカル兼ギター、マイク・ピネラが在籍したバンド。パーカッションを含む5人組。全米4位。
3.「真夜中のカーボーイ」フェランテ&タイシャー
映画のテーマ曲。揺れるようなギターサウンドはマスターテープが伸びているからではなく、「ウォーター・サウンド」と呼ばれる音。全米10位。ピアノ・デュオ。インスト。
4.「トースト・アンド・マーマレード」ティン・ティン
オーストラリアのデュオ。全米20位。ビー・ジーズのモーリス・ギブがプロデュース。スティーブ・キプナーはシカゴの「忘れ得ぬ君に」、オリビア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」の作曲者。
5.「トミー序曲」アセンブルド・マルティテュード
ホール&オーツのダリル・ホールがいたガリバーに在籍していたトミー・セラーズのグループ。ザ・フーのロック・オペラ「トミー」の序曲をオーケストラで編曲。このときのメンバーがのちにフィラデルフィア・ソウルのMFSBを結成する。全米16位。トミー・セラーズはシルバーの「恋のバン・シャガラン」のプロデューサー。故人。
6.「愛の歌は永遠に」デラニー&ボニー&フレンズ
夫婦のフォーク・カントリー歌手。フレンズとはレオン・ラッセル、リタ・クーリッジ、エリック・クラプトン、デイブ・メイソン。コーラスで参加している。全米13位。
7.「チェンジ・ザ・ワールド」テン・イヤーズ・アフター
アルビン・リーのギターが注目されたイギリスのバンド。「夜明けのない朝」は名曲。全米40位。
8.「ライオンはねている」ロバート・ジョン
ウィーバーズのカバー。全米3位。
9.「愛するハーモニー」ニュー・シーカーズ
女性ボーカルを含むオーストラリアのフォークグループ、シーカーズが再編され、女性2人、男性3人のグループとなって出したヒット曲。世界中でコカコーラのコマーシャルに使われヒット。美しいコーラス。全米7位。
10.「行かないで!パパ」ウェイン・ニュートン
デビッド・ゲッディスの「ラン・ジョーイ・ラン」のようにドラマのある曲だが、悲しい話ではない。全米4位。
11.「スモール・ビギニングス」フラッシュ
イエスのギター、ピーター・バンクスが結成したグループ。イエスに似たボーカルとコーラス。プログレッシブロックは曲が長いのでシングルは短く編集されている。全米29位。
12.「ニューオリンズの町」アーロ・ガスリー
フォーク歌手。全米18位。ウディー・ガスリーの息子。
1.「ダンシング・イン・ザ・ムーンライト」キング・ハーヴェスト
キーボードが3人いるオーストラリアの7人組。全米13位。ベースとドラムは元パイソン・リー・ジャクソン。
2.「リングス」シマロン
フォーク・トリオ。フォーク・グループの多くはクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングが手本となっているため、このグループも終始コーラスが美しい。全米17位。
3.「ユー・ガット・ミー・エニウェイ」サザーランド・ブラザーズ&クイーバー
サザーランド兄弟2人とクイーバーの4人で計6人のイギリスのバンド。全米48位。
4.「グッド・タイム・チャーリー」ダニー・オキーフ
全米9位。
5.「ペインテッド・レディース」イアン・トーマス
カナダ出身の歌手。アメリカの「名前のない馬」に雰囲気が似ている。終始コーラスがつく。全米34位。
6.「涙のしずく」フレディー・フェンダー
カントリー歌手。全米1位。
7.「ランデブー」ハドソン・ブラザーズ
全米26位。
8.「隠れ煙草」ブラウンズビル・ステーション
ベースがボーカルを兼任するトリオ。全米3位。ハードロック・バンド、モトリー・クルーがカバーしている。ギターは故人。
9.「ダンス・ウィズ・ミー」オーリアンズ
ウェスト・コースト風のサウンド。この曲が代表曲。コーラスが爽快。全米6位。
10.「ロックフォードの事件メモ」マイク・ポスト
全米10位。シンセサイザーが効いたインスト。
11.「ラブ・ハーツ」ナザレス
クイーン、ベドラムとともにブリティッシュロックの新人として同時期に売り出された。バラード。全米8位。
12.「フィーリング」モーリス・アルバート
ブラジル出身の歌手。全米6位。日本ではハイ・ファイ・セットがカバーしてヒットした。
1.「ウィステッド・デイズ・アンド・ウェイステッド・ナイツ」フレディー・フェンダー
カントリー、テックス・メックスの大御所。「涙のしずく」に次ぐヒット。16年前の曲をセルフ・カバー。全米8位。
2.「夢織り人」ゲイリー・ライト
スプーキー・トゥースのキーボード奏者。イントロからスペイシーなシンセサイザー。バラード。全米2位。
3.「愛はそよかぜ」ベラミー・ブラザーズ
カントリーのデュオ。ポップでさわやか。全米1位。
4.「愛とは強いもの」マキシン・ナイチンゲール
イギリスの黒人歌手で女優。60年代モータウンを継承したサウンド。手拍子とピアノでリズムを刻む。全米2位。
5.「フォーリング・アパート・アット・ア・シームス」マーマレード
「リフレクションズ・オブ・マイ・ライフ(万華鏡)」以来のヒット。トニー・マコーレイ作曲。全米49位。
6.「愛に狂って」エルヴィン・ビショップ
マイク・ブルームフィールドの後任としてポール・バターフィールド・ブルース・バンドに加入したギター奏者。全米3位。ボーカルはスターシップのミッキー・トーマス。
7.「ハッピー・デイズ」プラット&マクレーン
ドゥーワップの要素が大きいポップス。全米5位。
8.「シャノン」ヘンリー・グロス
サビはビーチ・ボーイズのようなファルセット。全米6位。「アメリカン・シティ組曲」のキャッシュマン&ウェストがプロデュース。
9.「夢は駆け足でやってくる」シンディ・グレコ
TV番組のテーマ曲。ストリングス、ホーン・セクション、コーラスを存分に使った覚えやすい前向きな曲。全米25位。
10.「アフタヌーン・デライト」スターランド・ボーカル・バンド
男女2人ずつのボーカル・グループ。全米1位。
11.「恋のムーンライト」スターバック
ギター、キーボードが2人ずつのほか、マリンバ奏者もいる7人組。間奏は珍しいマリンバソロ。全米3位。ボーカル兼キーボードは元エタニティーズ・チルドレン。
12.「秋風の恋」イングランド・ダン&ジョン・フォード
日本でかつて「シーモンの涙」をヒットさせたデュオ。全米2位。
1.「スティル・ザ・ワン」オーリアンズ
「ダンス・ウィズ・ミー」に続くヒット。ウェスト・コーストロックの中ではコーラスに重点を置くバンド。全米5位。
2.「恋のバン・シャガラン」シルヴァー
キーボードを含むカントリーロックバンド。キーボードは元グレイトフル・デッド。サビのストリングスが印象を強めている。全米16位。
3.「愛の絆」バートン・カミングス
カナダのロック・バンド、ゲス・フーのボーカルのソロ。バラード。全米10位。
4.「過ぎし日の想い出」メアリー・マクレガー
ピーター・ポール&マリーのピーターの庇護を受けている。全米1位。
5.「夢のバラード」ケニー・ノーラン
代表作。
6.「やすらぎの季節」デヴィッド・ソウル
本来は俳優。トニー・マコーレイ作曲。全米1位。
7.「ジーンズ・オン」デヴィッド・ダンダス
ジーンズのコマーシャル用の曲、ロジャー・グリーナウェイと共作。全米17位。
8.「ロンリー・ボーイ」アンドリュー・ゴールド
全米7位。リンダ・ロンシュタットがコーラスで参加。最近日本でもカバーされた。
9.「愛ゆえに」10cc
「アイム・ノット・イン・ラブ」に次ぐヒット。全米5位。
10.「クドント・ゲット・イット・ライト」クライマックス・ブルース・バンド
バンド名の通りもともとブルースのバンド。イギリス出身。この曲はそれほど濃厚なブルースではない。全米3位。
11.「アンダーカバー・エンジェル」アラン・オデイ
全米1位。ヘレン・レディーの「アンジー・ベイビー」の作曲者。2曲チャートインして1曲が1位。
12.「ロッキー」ビル・コンティ
ホーン・セクションで始まる有名な映画のテーマ曲。全米1位。
1.「愛は心に深く」マック・デイビス
全米8位。ギャラリーの「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック」の作曲者。
2.「ザ・ラスト・ゲーム・オブ・ザ・シーズン」デヴィッド・ゲッディス
「ラン・ジョーイ・ラン」に続きドラマチックな内容を持つ曲。チャートインした2曲はいずれも涙なくしては聞けない物語。全米18位。
3.「ふたりのメロディー」シールズ&クロフツ
フォークデュオ。全米6位。日本では「想い出のサマーブリーズ」で有名。「シールズ」のジム・シールズはイングランド・ダン・シールズの兄弟。女性ボーカルはハニー・コーンのカロリン・ウィリス。
4.「デヴィル・ウーマン」クリフ・リチャード
イギリスでは国民的歌手、日本では「コングラチュレーションズ」等で有名。全米6位。
5.「ジュディー・メイ」ブーマー・キャッスルマン
全米33位。唯一のチャートイン。
6.「ディスコ・ダック」リック・ディーズ
アヒルの声が入ったディスコ。全米1位。
7.「やさしい天使」ホット
女性3人のボーカルグループ。全米6位。
8.「アリスは恋人」スモーキー
イギリス出身だがアコースティックでウェスト・コースト風のコーラスを特徴とするバンド。全米25位。
9.「恋人たちの午後」ピーター・マッキャン
ピアノから始まるさわやかな曲だが歌詞は直接的で、一部で放送禁止になった。全米5位。唯一のチャートイン。
10.「アフター・ザ・ラヴィン」エンゲルベルト・フンパーディンク
イギリスの歌手。「太陽のあたる場所」と「ラスト・ワルツ」が有名。全米8位。
11.「アリエル」ディーン・フリードマン
全米26位。サビの多重コーラスが印象的。唯一のチャートイン。
12.「うつり気な炎」サンフォード・タウンゼント・バンド
フォーク・ポップデュオ。全米9位。日本で人気が高く、アルバム2枚ともCD化されている。
1.「ブラック・ベティ」ラム・ジャム
豪快で野性味あふれるサウンド。全米18位。
2.「スター・ウォーズのテーマ・酒場のバンド」ミーコ
有名映画のテーマ曲のディスコ編曲。ディスコ音楽のプロデューサー。映画音楽の作品が多い。全米1位。オリジナル版はボストン・ポップス・オーケストラのジョン・ウィリアムス作曲。
3.「ベイビー・カム・バック」プレイヤー
キーボードを含むウェスト・コーストロックのバンド。サビは測ったように統制の取れたコーラスで爽快。全米1位。ボーカル兼ギターの1人は同系統のサウンドのリトル・リバー・バンドに加入。
4.「テレフォン・マン」メリー・ウィルソン
日本生まれのアメリカ人歌手。ノベルティ・ソングでナンセンスな歌詞の曲が100万枚売れるのはとても珍しいという。全米18位。99年にまったく同じメロディーで「インターネット・マン」を発表。「電話が鳴った」という部分を「Eメールが来た」と変えている。
5.「サンダー・アイランド」ジェイ・ファーガソン
ジョ・ジョ・ガンのボーカル兼キーボード奏者。ハイトーン・コーラス、アコースティックギターとエレキギターのハーモニーなど、ウェストコースト・サウンドの王道。日本で人気が高いという。全米9位。
6.「ふれあい」ダン・ヒル
70年代後半から台頭してきたアダルト・オリエンテッド・ロックの歌手の1人。全米3位。バラード。
7.「ロンドンの狼男」ウォーレン・ジヴォン
狼男の遠吠えをサビに入れた曲。ベースはフリートウッド・マックのジョン・マクヴィー、ドラムはミック・フリートウッド、プロデュースはジャクソン・ブラウン。全米21位。
8.「グッバイ・ガール」デヴィッド・ゲイツ
ブレッドのボーカルだった人。人気の高い傑作バラード。全米15位。
9.「愛は哀しくて」ボニー・タイラー
ジャニス・ジョプリン以来のハスキーボイスで、女性版ロッド・スチュワートと呼ばれた。全米3位。ドラムはバッドフィンガーのマイク・ギビンズ。
10.「哀しみの序章」マイケル・ジョンソン
ランディ・グッドラム作曲のバラード。全米12位。
11.「キッス・ユー・オール・オーバー」エグザイル
もともとはカントリーのバンド。カントリーのアーティストが総合チャートでもヒットを記録することはあるが、この曲はその中でも大ヒットの部類。全米1位。
12.「マグネット・アンド・スティール」ウォルター・イーガン
「あなたはマグネットで私は金属。わたしはあなたに吸い寄せられる」という分かりやすいバラード。全米8位。フリートウッド・マックのリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスがコーラスで参加。
1.「勝利者たち」ホット・チョコレート
3曲あるトップ10ヒットの最後の曲。全米6位。
2.「ホット・チャイルド」ニック・ギルダー
イギリス生まれのカナダ人歌手。全米1位。イントロはニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ア・ティーン・スピリット」を思い出す。
3.「風に舞う恋」ジョン・ポール
イギリス生まれのオーストラリア人歌手。全米7位。
4.「溢れる愛」ニコレット・ラーソン
ウェスト・コーストの女性歌手。ニール・ヤング作曲。イントロからホーン・セクションが活躍するヒット性の高い曲。全米8位。
5.「涙のダンシング・シューズ」ナイジェル・オルソン
イギリス出身。ユーライア・ヒープ、エルトン・ジョンのドラム。全米18位。
6.「メロウなふたり」スージー・クアトロ&クリス・ノーマン
スージー・クアトロはイギリスの女性ベース兼ボーカル。クリス・ノーマンはイギリスのウェスト・コーストロックのバンド、スモーキーのボーカル。ロック色は薄い。全米4位。
7.「マイ・シャローナ」ナック
有名曲。ボーカルがギターを兼任、ギターが2人いる4人組。全米1位。
8.「カリフォルニア・タウン」ジョン・スチュアート
ギターはフリートウッド・マックのリンジー・バッキンガム、コーラスでスティーヴィー・ニックスが参加。全米5位。元キングストン・トリオで、モンキーズの「デイドリーム・ビリーバー」の作曲者。
9.「初恋のときめき」レックス・スミス
アメリカの俳優。バラード。全米10位。
10.「ドライバーズ・シート」スニッフン・ザ・ティアーズ
画家ポール・ロバーツの個人プロジェクトのようなイギリスのバンド。全米15位。唯一のチャートイン。U2を思い出す。
11.「サッド・アイズ」ロバート・ジョン
アダルト・オリエンテッド・ロック。バラード。全米1位。
12.「ホールド・オン」イアン・ゴム
イギリスのパブロックバンド、ブリンズリー・シュワルツのギターのソロ。全米18位。唯一のチャートイン。
1.「悪魔の呪文」フォーカス
オランダのプログレッシブロック・バンド。イントロがヨーデルになっている。フルートソロやアコーディオンソロも入る。アルバム・バージョンはもっと長い。全米9位。
2.「チューブラー・ベルズ」マイク・オールドフィールド
映画「エクソシスト」に使われて有名になった。何度も再録音されている。全米7位。
3.「歌は恋人」キキ・ディー
エルトン・ジョンの庇護を受けた女性歌手。レア・アースに次ぎモータウンと契約した白人アーティスト。全米12位。
4.「ネバー・マイ・ラブ」ブルー・スウェード
「ウガ・チャカ」のヒットで有名なスウェーデンのバンド。アソシエーションの「かなわぬ恋」のカバー。アップテンポな編曲。全米7位。
5.「エイミー」ピュア・プレイリー・リーグ
ソフトロック、カントリーロック、アダルト・オリエンテッド・ロックと方向を変えていくバンド。この曲はカントリー。初代ボーカル兼ギターはリトル・フィートに加入。全米27位。
6.「バック・ホエン・マイ・ヘア・ワズ・ショート」ガンヒル・ロード
3人組。全米40位。唯一のチャートイン。
7.「フォックス・オン・ザ・ラン」スイート
イギリスのグラムロック・バンド。コーラスを重視するバンド。「アクション」の次に有名な曲。全米5位。
8.「マネー・ハニー」ベイ・シティ・ローラーズ
「サタデー・ナイト」に次ぐヒット。全米9位。
9.「レット・ハー・イン」ジョン・トラヴォルタ
「サタデー・ナイト・フィーバー」で有名な俳優。バラード。全米10位。
10.「ラブ・ミー」イヴォンヌ・エリマン
ロック・ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」に出演した歌手。ビー・ジーズのバリー・ギブとロビン・ギブが作曲。全米14位。
11.「今こそ愛のとき」プレイヤー
「ベイビー・カム・バック」に次ぐヒット。全米10位。
12.「ディスコ・ラヴ」ビリー・オーシャン
イギリス育ちのトリニダード・トバゴ人。ほとんどモータウンサウンド。全米22位。
1.「ヘイ・デニー」ショーン・キャシディー
パートリッジ・ファミリーのメンバーで、デヴィッド・キャシディーの弟。全米7位。ラズベリーズのエリック・カルメン作曲。
2.「ヘブン・オン・ザ・7th・フロア」ポール・ニコラス
イギリスの俳優。ディスコ。全米6位。
3.「気の合うふたり」アンドリュー・ゴールド
バックの演奏は「ロンリー・ボーイ」に近い。全米25位。
4.「メイキン・イット」デヴィッド・ノートン
俳優。終始リズミカルなディスコ。全米5位。唯一のチャートイン。
5.「キング・イズ・ゴーン」ロニー・マクドウェル
エルビス・プレスリーの死後一ヶ月も経たないうちにエルビス・プレスリーそっくりの声で追悼盤を発売し、ヒット。ロニー・マクドウェルはカントリー歌手で、もともとエルビス・プレスリーに強い影響を受けていた。驚くほど似ている。全米13位。
6.「想い出のラスト・キッス」ブラザーフッド・オブ・マン
メーン・ボーカルだったトニー・バロウズが抜けてからのヒット。男女2人ずつの構成は変わらず、コーラスはきれいにハーモニーを形成する。ユーロビジョン・ソング・コンテストでグランプリをとった曲。全米27位。
7.「フィール・ソー・グッド」チャック・マンジョーネ
フリューゲルホルン奏者。ジャズ・フュージョンのアーティスト。ジャズ・メッセンジャーズのドラム、アート・ブレイキーや、トランペット奏者のメイナード・ファーガソンのバンドに在籍したことがある。全米4位。インスト。
8.「愛のエモーション」サマンサ・サング
ビー・ジーズのバリー・ギブとロビン・ギブが作曲。バリー・ギブとデュエットしている。声が似ているのでサビはほとんどビー・ジーズと同じになる。全米3位。
9.「ラブ・ファイアー」ジグソー
「スカイ・ハイ」に似た雰囲気。全米30位。
10.「恋するダンス」スターバック
「恋のムーンライト」に続くヒットだが、マリンバはほとんど出てこない。全米38位。
11.「愛しのブギー」フラッシュ・キャディラック&コンチネンタル・キッズ
50年代ロックンロール・リバイバルバンド。ドゥーワップ風のコーラスが入るが曲はブギーではない。全米29位。
12.「街角のセレナーデ」ウェット・ウィリー
サザンロックのバンド。パーカッションが入りるポップなロック。全米30位。
1.「愛が命」スイート
最後のヒット。アルバム・バージョンは7分近くある。全米8位。
2.「お前に夢中」アンブロージア
プログレッシブ・ハードロックのバンドとしてデビューし、後にアダルト・オリエンテッド・ロック路線になった。全米3位。
3.「シェイク・イット」イアン・マシューズ
フェアポート・コンベンションのメンバー。サックスも入ったアダルト・オリエンテッド・ロック。全米13位。
4.「フォーリング」ルブラン&カー
アダルト・オリエンテッド・ロック。全米13位。
5.「アイ・ジャスト・ワナ・ストップ」ジノ・ヴァネリ
カナダ人歌手。作曲は弟のロス・ヴァネリ。全米4位。
6.「君のナンバー”5705”」シティ・ボーイ
イギリスの6人組。コーラスを重視するバンド。プッシュホンの音で始まる。ストリングスも導入するがハードロックにとどまっている。全米27位。
7.「ニュー・ヨーク・グルーヴ」エース・フレーリー
キッスのギターのソロ。全米13位。
8.「マイ・エンジェル・ベイビー」トビー・ボー
バンジョー奏者のいるカントリーロックバンド。ハーモニカはボーカルが兼任。全米13位。
9.「ラブ・テイクス・タイム」オーリアンズ
全米11位。カントリーロックバンドもウェストコーストロックバンドもサウンドがアダルト・オリエンテッド・ロック側に傾いていく。時代の大きな流れ。
10.「僕の想い入れ」ロジャー・ヴードリス
シンセサイザーが主導する曲。全米21位。唯一のチャートイン。
11.「リード・ミー・オン」マキシン・ナイチンゲール
全米5位。
12.「オー・ウェル」ロケッツ
フリートウッド・マックのカバー。全米30位。