2002年。4人編成。アメリカ出身。サビに至るまでの部分は通常のボーカルで歌われるが、サビに入ると絶叫に近い声になる。サビだけボーカルがハードコアになるとも言える。全体的なサウンドは普通のロックで、一般にこのバンドが絶叫型エモ、通称スクリーモの立役者とされている。ハードコアやラウド・ロックでは特に珍しい歌い方ではない。
2004年。ライブ4曲、未発表曲3曲、デモ・バージョン3曲の企画盤。
2004年。曲が一般的なロックになり、ボーカルだけが特徴のあるバンドになっている。「レット・イット・ブリード」はマイケル・ジャクソンの「今夜はビート・イット」を思い出す。日本盤ボーナストラックはホーン・セクションが入るが、もっとバラエティに富んでいてもいいのではないか。
2007年。レコーディングした音をそのまま収録せず、多くの曲でなにがしかの音の加工をしている。「ザ・バード・アンド・ザ・ウォーム」「アースクエイク」はストリングスを取り入れてドラマチックにしている。「パラライズド」「ウィズ・ミー・トゥナイト」はホーン・セクションを使い、「ウェイク・ザ・デッド」はストリングス、ホーン・セクション、コーラスを総動員して「ザ・バード・アンド・ザ・ウォーム」並みの大仰な曲にしている。音楽の幅を大きく広げた傑作だ。
2009年。バンドサウンドを強調しており、前作のような音の加工はほとんどない。デビュー当初のエモのイメージに戻ったとも言える。一般的な洋楽ロックとしても曲が良く、前作の路線であってもいいアルバムができたと思われる。いいメロディーで、ボーカルもこの歌い方で進むならば、サウンドは多少変わっても支持されるのではないか。
2012年。