2012年。新曲3曲とライブ1曲のEP盤。「ユニソニック」はアップテンポ。新曲の3曲はアルバムに収録されている。
2012年。EP盤収録曲の2曲が最初の2曲になっている。ほとんどが4分台で、特に長い曲はない。デニス・ワードがプロデューサーになっているので、キーボードやコーラスが効果的に使われている曲がこのバンドの主軸だろう。マイケル・キスクとカイ・ハンセンが同時に在籍しているデニス・ワードのバンドだ。大仰でスピーディーなヘビーメタルはなく、カイ・ハンセンがいなくても同じようなサウンドになったと思われる。「キング・フォー・ア・デイ」はラッシュを思わせるギターだ。
2014年。EP盤。タイトル曲はアルバムに収録。「ユー・カム・アンダン」はこのEPのみの収録。ライブの4曲はすべてユニソニックの曲で、4曲とも歓声がつながっている。
2014年。ベースのデニス・ワードがキーボードとプロデュースの主導権を持っているとみられ、背景音にはキーボードが使われる。ヘビーメタルとしては音が高い水準で整えられており、ボーカルの安定感、曲の方向性の豊富さとともに質の高いアルバムとなっている。演奏技術を聞かせたり、民謡やクラシックを取り入れたり、ハードさを前面に出したりするサウンドではない。作曲もプロデュースもバンド名義となっており、少なくとも作曲者は3人いるためカイ・ハンセンの個性はほとんど出ない。実質的にマイケル・キスクとデニス・ワードのバンド。