1994年。気合いの入っていないボーカルがグランジの雰囲気を漂わせ、時折叫ぶところがエモ、スクリーモの元祖であるところを思わせる。曲はミドルテンポが多く、メロディーにはやや諦観がある。日本盤は1998年発売。
1995年。ギターの音が厚くなり、ドラムも深みのある音になったので、音の奥行きや豪快さが大きくなった。ややハードになっている。このアルバムでいったん解散。ベースとドラムはフー・ファイターズに加入した。日本盤は1998年発売。
1998年。ベースを除く3人で再結成。歌い方が変わり、いわゆるエモの雰囲気ではない。キーボードやストリングスも使い、アコースティックギターも使う自由なスタイル。ジャケットのようなとがったイメージはない。グランジでもエモでもないが、ロックとしては幅が広い。
2001年。ボーカル兼ギターのジェレミー・エニックがベース、キーボードも担当。事実上ジェレミー・エニックのソロアルバムのようになっており、これまでのサウンドとはかなり変わる。高音ボーカルを駆使し、メロディアスで知性的なロックをやっている。エモコアと呼ぶほどの衝動性はなく、それよりも上位のロックとして、質が高いサウンドを持っている。