2000年。ボーカル兼ベース、ギター2人の4人編成。スウェーデン出身。特に変わったことをしていないヨーロッパ型ヘビーメタル。ハロウィンやブラインド・ガーディアンを聞いて育ち、1997年のハンマーフォールの成功に触発されて出てきたバンドだと思われる。しかし、これと同じような解説をされるバンドも多数あるだろう。メロディーに起伏や抑揚が少ない。
2001年。ややあか抜けている。ボーカルがジェフ・スコット・ソートに似ているところもある。コーラスが厚くなっているところがあり、幻想文学に傾倒した世界を歌っているが、それがサウンドとどう相乗効果を生み出しているのかが分かりにくい。前作よりもパワフルになっている。
2003年。前作よりも格段に向上したが、このアルバムから日本盤が出なくなった。ドラマチックさとアレンジ能力はお互いに密接に絡んでいるが、「ザ・マス」「トレイルズ・オブ・ブラッド」は一線級のバンドの曲に匹敵する質の高さ。メンバーそれぞれが実力を上げている印象だ。
2005年。