1999年。ギター2人の5人編成。ボーカルのキンバリー・ゴスは女性、ギターはチルドレン・オブ・ボドムのアレキシ・ライホとイン・フレイムスのイエスパ・ストロムブラード、ベースはマーシフル・フェイト、アーク・エネミーのシャーリー・ダンジェロ。スウェーデン出身。サウンドにはキーボードも含まれている。ボーカルはデス声ではないが、バックの演奏はメロデュック・デス・メタルの要素が入ったヘビーメタルで、いわゆるヨーロッパ型の大仰なサウンドではない。バックのメンバーが有名なので、音にも切れがある。
2000年。キンバリー・ゴスとアレキシ・ライホ以外のメンバーが交代。タロット、ナイトウィッシュのベースのマルコ・ヒエタラ、ワルタリのギター、トゥ・ダイ・フォーのドラムが加入。前作と同じ路線で、派手さはやや減ったか。「ハンギング・オン・ザ・テレフォン」はブロンディー、日本盤ボーナストラックの「インヴィンシブル」はパット・ベネターのカバー。
2002年。前作と同路線。インパクトは小さくなっている。「リメンブランス」はインスト曲。アメリカのテロ犠牲者に捧げているという。
1999年。ギター2人、キーボードを含む6人編成。スウェーデン出身。典型的なヨーロッパ型ヘビーメタル。ドラムが作詞作曲するという点は珍しいが、このタイプのヘビーメタルは同様のサウンドを持つバンドがたくさんあるので、強力な個性がほしいところだ。
2001年。サウンド、曲の盛り上がりが向上し、ハロウィンを中心とするヨーロッパ型ヘビーメタルの典型的な曲を並べている。オープニング曲の「ザ・ランド・オヴ・ザ・ウィンターサン」はすばらしい。序曲の「フィンランディア」はシベリウスの交響詩と直接の関係はない。「ビウェア・オヴ・ザ・ドラゴンズ」の間奏はイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」を意識したと思われる。
2002年。ボーカルが交代。ハロウィン、ガンマ・レイ、フリーダム・コール等に影響を受けたサウンド。ハロウィン、マスタープランのローランド・グラポウが参加している。
2007年。