1991年。ボン・ジョヴィのギター、リッチー・サンボラのソロアルバム。ボーカルとギターを兼務している。ボン・ジョヴィよりうまいボーカルが聞ける。ボン・ジョヴィの「ニュー・ジャージー」以降増えてきた、じっくり聞かせる曲が多い。ヘアメタル風のサウンドは少ない。ジャケットのとおり、セピア調のサウンドだ。ボン・ジョヴィのティコ・トーレス、デイヴィッド・ブライアン、キング・クリムゾンのトニー・レヴィンが参加。「ミスター・ブルースマン」のギターソロはエリック・クラプトン。「ロージー」はジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、デスモンド・チャイルド、ダイアン・ウォーレンが共作している。「風の中のマリー」はジミ・ヘンドリクスのカバー。
1997年。アメリカ音楽のルーツであるリズム&ブルース、ブルース、カントリーの要素が多くなり、ハードロックよりは弾き語り的ロックだ。アコースティック・ギターが多めだが、カントリー臭さはない。ボーカルの表現力も増している。ボン・ジョヴィのメンバーは参加せず、ワズ・ノット・ワズのドン・ウォズ、TOTOのデイヴィッド・ペイチ、リッチー・スパと録音している。