2000年。30歳前後の男性3人によるカントリー・ポップ。ボーカルハーモニーが美しく、若々しい。ディクシー・チックスの男性版のようなサウンド。エレキギターはダン・ハーフが弾いている。
2002年。前作とほとんど変わらない。ややエレキギターが増えたか。
2004年。マンドリンやスチールギター、キーボード、バイオリンが使われるロックとも言える。アコースティックギターの量が多いロックのアルバムと比べると、まだカントリーポップの領域にとどまっている。ピアノやエレキギターが徐々に増えてきている。このアルバムが大ヒットしている。
2006年。これまではバラードが多かったが、アップテンポの曲やレゲエ、ロックンロールがあり、曲の幅が広がった。ダン・ハーフがプロデューサーになったことで、エレキギター、ストリングス、キーボードをふんだんに使うロック的なサウンドになった。ディストーションがかかったギターは多い。「届かぬ想い」収録。このアルバムで日本デビュー。
2007年。ダン・ハーフが4人目のメンバーであるかのような活躍で、ロック風ギターソロやストリングスが入る。前作の路線。バイオリン、スチールギターとエレキギターがハーモニーを取る曲も複数ある。
2009年。もはやバイオリンやスチールギターが使われるロックとなり、サウンドの基盤がドラムとエレキギターにある。ポコやシー・トレイン、フライング・ブリトウ・ブラザーズよりもロック寄りだ。「ヒア・カムズ・グッバイ」や「シード・ビー・カリフォルニア」「ホワイ」などはカントリー・ポップのグループがやる必然性はない。曲はヒット性に富んでおり、メロディーもすばらしい。
2010年。