QUATERMASS

  • 1970年発表の「クォターマス」が唯一のアルバムながら有名なイギリスのハードロック、プログレッシブ・ロックバンド。
  • ボーカル兼ベースのジョン・ガスタフソン、キーボードのピート・ロビンソン、ドラムのミック・アンダーウッドの3人。ディープ・パープルとの関連が大きい。
  • ジョン・ガスタフソンはエピソード・シックス、ハード・スタッフ、イアン・ギラン・バンドのメンバー。
  • ピート・ロビンソンはエピソード・シックス、ブランドXのメンバー。
  • ミック・アンダーウッドはアウトロウズ、エピソード・シックス、ストラップス、イアン・ギラン・バンドのメンバー。

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QUATERMASS

1970年。ハードロックとハモンドオルガン、ストリングスをちょうどよいバランスで混合したサウンド。プログレッシブ・ロックよりはかなりハードロック寄りで、ドラムはハードだ。キーボードはユーライア・ヒープのような濁ったオルガンにこだわっている。「グッド・ロード・ノウズ」「ラフィン・タックル」はストリングスが曲を盛り上げる。A面の5曲は緊張感がある。ジャケットはヒプノシスの代表作のひとつ。傑作。「ブラック・シープ・オブ・ザ・ファミリー」収録。

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LONG ROAD/QUATERMASS II

1997年。クォターマスのドラム、ミック・アンダーウッドが結成したバンド。ベースはディープ・パープル、ウォーホース、ファンダンゴのニック・シンパー。キーボードはドン・エイリーがゲスト参加している。1970年のクォターマスとは別のバンドで、かつて人気のあったイギリスのロック・ミュージシャンが50歳前後になって作ったハードロックのアルバムの域を出ない。知名度では劣るボーカルやギターの方が主軸となっており、キーボードは前面には出てこない。