2006年。オリアンティはオーストラリア出身の女性ギタリスト兼ボーカリスト。1985年生まれ。マイケル・ジャクソンの復活コンサートにギタリストとして共演する予定だった。このアルバムはオリアンティが全曲を作詞作曲し、ベース、ドラムも自分で演奏し、プロデュースもしている。10曲のうち4曲は別のミュージシャンがドラムを演奏している以外はすべて1人でこなしている。オープニング曲の「ライツ・オブ・マノス」はサンタナかというような太い音のギター・インスト。
2009年。アメリカ、日本でのデビュー盤。オリアンティはボーカルとギター中心となり、ベース、ドラムはスタジオ・ミュージシャンを使っている。アヴリル・ラヴィーンのようなはつらつとした曲が多い。「アコーディング・トゥ・ユー」と「サフォケイテッド」はオリアンティが作曲にかかわっていない。「ドライヴ・アウェイ」のみ単独で作曲し、残りの8曲はオリアンティと誰かが共作している。ギターを豪快に弾くのは「ハイリー・ストラング」のみ。「アコーディング・トゥ・ユー」などでスティーヴ・ヴァイが参加している。