2012年。背景音を持続的に流し、その上にアコースティックギターやパーカッション、ボーカルを乗せていく。ボーカルのほとんどをコーラスもしくは多重録音して、声の厚みを積むとともに、メロディーを分散させている。ロサンゼルス出身だが明るい曲はなく、かといってずっと陰鬱でもなく、曲が解決しないために何度も聞きたくなる。13曲で36分半。