1999年。ベルベット・バイパーのベースが、サヴァタージのギターのクリス・キャファリー、ブレインストームのボーカル、レイジのドラムのマイク・テラーナらと結成した5人組。タイムリーなアルバム・タイトルだ。歌詞はバンドの存在やヘビーメタルという音楽を肯定する。マノウォーに近いが、サウンドはクリアで、マノウォーほどむさくるしくはない。男っぽいヘビーメタル。ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」とアクセプトの「バーニング」のカバー収録。
2000年。クリス・キャファリーとマイク・テラーナが抜けた。デビュー盤よりもヘビーメタルの度合いが増している。曲もいい曲が多い。「プロフェシー」は盛り上がるバラード。キーボードの使い方もいい。カンサスの「すべては風の中に」のカバー収録。
2002年。ギターが1人減って4人編成になった。キーボードでレインボーのドン・エイリーとユーライア・ヒープのケン・ヘンズレーがゲスト参加。3作連続でコンセプト盤。女性ボーカルも導入。前作と同路線。キーボードの使用が多くなり、音の広がりが出た。
2003年。女性の声が出てくるのは、物語の筋書きとして女神の役が出てくるから。女性の声はフェアリー・ミラーのメンバーで、日本人。ドン・エイリーも参加しているが、キーボードは控えめなので従来の硬派なヘビーメタルが展開されている。
2005年。前作の路線を引き継ぎ、コンセプト盤であるところも同じ。物語を作ることによって地球規模の危機を救うという設定はよく見られるが、概してありふれており、訴求力に乏しい面がある。ドン・エイリーは参加しているが女声ボーカルはなし。日本盤ボーナストラックの「ヘヴィ・メタル・クレイジー・ナイト」はラウドネスのカバー。
2007年。
2008年。
2009年。