1
FALLING UPHILL
2003年。カナダ出身の女性4人組。ギター、ベース、キーボードがボーカルを兼任する。ギターとキーボードは姉妹。2001年以降のロック系女性シンガー・ソングライター・ブームの流れに乗り、バンド編成で登場した。アヴリル・ラヴィーンと同じカナダ出身というのも大きく、アヴリル・ラヴィーンの雰囲気を持つ曲もある。ドラムは全曲ゲスト・ミュージシャンが演奏しており、曲によってはメンバーが演奏に参加していない。サウンドはポップでメロディアス、演奏にも奇抜な点はない。ボーカルが3人いるのでコーラスはついている。ボーカルの3人いずれもがアヴリル・ラヴィーン1人に負けているのは苦しい。若い女性にバンド演奏の楽しさを伝えたという意味ならある。全米188位。
2
INSIDE THE HOLLOW
2006年。ドラムが交代。前作よりもキーボードが活躍するようになった。12曲のうち8曲はメンバーのみによる作曲で、7曲は単独で作曲されている。作曲能力も演奏能力も上がっている。女性ロックバンドとしては特に難点を挙げる点はない。前作同様に、強力な特徴がないので評価するにもしようがないことは否めない。
3
TIGERLILY
2010年。