2006年。ギター2人の5人編成。アメリカ出身。エモを通過したハードロック、メロディアスロックで、絶叫するボーカルは出てこない。ギターが2人なのでサウンドに角が立っているが、ハードロック、ヘビーメタルにあるギターソロや扇情的なメロディーはなく、あくまでもロックにとどまっている。
2007年。前作の路線を押し進めたサウンド。演奏を一部加工しており、時代に合わせて人工的に編集している。ボーカルの音域がやや広がった。
2011年。ボーカルが交代。声は前任者よりやや高め。ギターの輪郭が甘くなり、ハードロック的なギターではなくなった。サウンドとしてはこのアルバムの方が同時代的かもしれない。「ジ・アーキテクツ」「アローズ」はエレクトロニクスを使う。10曲で38分。
2011年。ラスト・ウィンターのボーカルが結成したバンド。ロストプロフェッツやマイ・ケミカル・ロマンスに影響されたようなサウンドで、伸びるボーカル、情熱的なメロディー、若さを感じさせる勢いがある。ただ、同様のサウンドが他にもあるのと、粒ぞろいゆえに突出した曲が見つけにくいのが個性を見えにくくしている。ドラムはプログラミングだと思われる。