LANA LANE

  • アメリカの女性ボーカリスト。アメリカでは知名度がなく、日本とヨーロッパで人気がある。
  • 最初の2枚は日本のみの発売だった。「ガーデン・オブ・ザ・ムーン」からヨーロッパでも発売されるようになる。
  • バラード集、カバー曲集の多くは日本のみの発売。
  • サウンドを主導しているのはキーボード奏者のエリック・ノーランダー。

1
LOVE IS AN ILLUSION

1995年。女性ボーカルのラナ・レーンとキーボードのエリック・ノーランダーのグループ。他の楽器はメンバー不定。アメリカ出身。ビートルズとアメリカン・プログレッシブ・ハードロックに影響を受けたようなミドルテンポのハードロック。メロディーはキーボードが主導するが、音がやや古風。

2
CURIOUS GOODS

1996年。キーボードが減ったというよりは、ギターの量が増えている。前作よりも音の厚みはないが、ロックの曲はよりロックになっている。ラナ・レーンは女声ボーカルとしてはそれほど優れた点があるわけではないが、ややプログレッシブ・ロック風のバンドにいるというイメージに助けられている。「サテュロスの月」のイントロは有名なクラシック曲を使用しているが思い出せず。「ドゥ・イット・アゲイン」はスティーリー・ダンのカバー。

3
GARDEN OF THE MOON

1998年。前作とは変わってハードになった。「エヴォリューション・レヴォリューション」はこれまでで最も激しい。ギターが明らかにヘビーメタル寄り。前作は70分もあって長すぎの感があったが、今回はハードで50分強だからアルバム全体が引き締まっている。

ECHOES FROM THE GARDEN

1998年。ミニ・アルバム。日本のみの発売。

LIVE IN JAPAN

1998年。ライブ盤。日本のみの発売。

BALLAD COLLECTION

1998年。バラード集。日本のみの発売。

4
QUEEN OF THE OCEAN

1999年。キーボードがデビュー盤のころの音に戻った。したがって、やや古風なサウンドで、「フランケンシュタイン・アンバウンド」はエドガー・ウィンター・グループのインスト曲「フランケンシュタイン」を意識したかのようなシンセサイザーが出てくる。「ウィズアウト・ユー」はベイン、「シーズンズ・エンド」はマリリオンのカバー。

 
ECHOES FROM THE OCEAN

1999年。ミニ・アルバム。5曲のうち4曲は過去の曲のバージョン違い等。日本のみの発売。

BEST OF LANA LANE 1995-1999

1999年。ベスト盤。日本のみの発売。

5
SECRETS OF ASTROLOGY

2000年。バックのミュージシャンが入れ替わり、エリック・ノーランダーとエイリオンのアンソニー・アルイエン・ルカッセンが中心となった。サウンドもヨーロッパ寄りになり、これまでになかったようなバス・ドラムの連打やバイオリンなどが入っている。全体的にヘビーメタルに近いが、「ガーデン・オブ・ザ・ムーン」ほどは激しくない。

BALLAD COLLECTION II

2000年。バラード集。日本のみの発売。

6
PROJECT SHANGRI-LA

2002年。ハードロックのファンには、フェア・ウォーニング、ドリームタイドのギター、ヘルゲ・エンゲルケとリング・オブ・ファイアのボーカル、マーク・ボールズが参加していることに注目するのだろう。ヘルゲ・エンゲルケはギターで参加し、「アンコール」を作曲しているが、フェア・ウォーニングを感じさせるような曲ではない。マーク・ボールズはサラ・ブライトマンのカバーの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」でラナ・レーンとデュエットしている。それ以外のバックのミュージシャンは「クイーン・オブ・ジ・オーシャン」以前のメンバーに戻っており、サウンドもその路線。日本盤ボーナストラックの「アイ・ビリーヴ・イン・ユー」はジョン・ウェットンのカバー。「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」がサラ・ブライトマンのヒットによって有名になったことを解説で書いていないのは不親切。

 
COVERS COLLECTION

2002年。カバー集。カンサスの「壁」、レッド・ツェッペリンの「カシミール」、アージェントの「ホールド・ユア・ヘッド・アップ」、イナフ・ズナフの「イノセンス」、クイーンの「ドント・トライ・ソー・ハード」、TNTの「ノーザン・ライツ」、スコーピオンズの「スティル・ラヴィング・ユー」、ユーライア・ヒープの「静かなる涙」、レインボーの「スターゲイザー」等。アージェントの「ホールド・ユア・ヘッド・アップ」はきちんとサビを歌うべきだった。一部の曲はラナ・レーンのボーカルの非力さを露呈する。

 
WINTER SESSIONS

2003年。アルバムなのか企画盤なのかがよく分からないアルバム。「キュリアス・グッズ」、「エコーズ・フロム・ジ・オーシャン」のころのサウンド。「青い影」はプロコル・ハルム、「夢のカリフォルニア」はママス&パパスのカバー。

RETURN TO JAPAN

2004年。ライブ盤。

7
LADY MACBETH

2005年。メンバーは「ウィンター・セッションズ」と同じだが、サウンドは「シークレッツ・オブ・アストロロジー」に近く、ヨーロッパのハードロック、ヘビーメタルに近い。サウンドの変化は内容のヨーロッパ化に対応している。

GEMINI

2006年。

8
RED PLANET BOULEVARD

2007年。

9
EL DORADO HOTEL

2012年。