1999年。ギター2人の4人編成。ボーカルはギターの1人が兼任する。全員女性。カナダ出身。女性によるラウド・ロックで、男性とさして変わらない。ボーカルも女性なので、力強さは男性に及ばない。全曲が2分から3分で、長い曲がないのは性別によるのか作曲能力によるのか分からないが、女性が作曲、演奏しているという以外に目新しさは感じない。日本盤は2000年発売。
2001年。ギターが1人抜け3人編成。ボーカルの実力が向上。曲も格段によくなり、迫力もついている。最後の曲は10分以上あり、全体的に曲も長くなっている。ギターが1人抜けたにもかかわらず、ギターは前作よりハードで切れがある。「ラン・ライク・ヘル」はピンク・フロイドのカバー。同系統の男性のバンドよりもいいアルバムだ。
2004年。ギターが加入し4人編成。前作と同路線。ラウド・ロックそのものは流行を過ぎており、ギターをメロディアスにすれば女性のよるメタルコアとして新しい世界が開ける。しかし、「キャリア・スーイサイド」や「イントゥ・ザ・ダークネス」では通常型のボーカルと絶叫型のボーカルを2人で分け合い、スクリーモのスタイルをとっている。メタルコアもスクリーモもバックの演奏自体はヘビーメタルに近づきつつあるので、どちらに行ったとしても大きな方向転換ではない。もともと流麗なギター・ソロを聞かせるようなバンドではなかったので、スクリーモに進むのは自然な流れかもしれない。
2006年。
2009年。
2011年。