1987年。4人編成。アメリカ出身。ライブ盤。ボーカルのペリー・ファレルとギターのデイブ・ナヴァロを中心とする。ライブ盤なのでサウンドはやや薄く、迫力や緊張感もそれほど感じられない。一般的なロックで、ライブ盤ではその実力がよく分からない。
1988年。大手レコード会社に移籍、スタジオ盤としても最初のアルバムとなったので事実上これがデビュー盤となった。ペリー・ファレルのボーカルは声が高く、
1990年。基本的な楽器のほかにバイオリン、キーボード、犬の鳴き声等が使われ、いわゆるミクスチャー・ロックのようなサウンドになっている。レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、フェイス・ノー・モアなどとともにミクスチャー・ロックのブームを作った。このアルバムで解散。デイブ・ナヴァロはレッド・ホット・チリ・ペッパーズに加入。
1993年。ジェーンズ・アディクションが解散し、ボーカルのペリー・ファレルが結成したバンド。4人編成。オルタナティブ・ロック風のサウンドで、ジェーンズ・アディクションのようなバラエティー豊かな面白さが薄れている。
1996年。前作よりさらに統一されたイメージを形成しており、オルタナティブ・ロックやミクスチャー・ロックといったジャンルではなくペリー・ファレルの領分に帰属している感がある。ペリー・ファレルのソロ・アルバムとして発表されても違和感はない。オーソドックスなロック。
1997年。新曲2曲、再録音2曲、ライブ6曲、デモ・バージョン3曲の企画盤。
2003年。本格的に再結成した。他のグランジ・ロック、オルタナティブ・ロックのバンドが、2000年以降一般的なアメリカン・ロックになっていくのと同様、ジェーンズ・アディクションも同じような傾向を見せる。サウンドは明るめで、ミクスチャー・ロックで流行の先端を行ったバンドらしさを残している。リズムではなく、メロディーにファンクの要素が残っており、ここはレッド・ホット・チリ・ペッパーズと異なっている。
2011年。