2008年。男女双方がボーカルを取り、キーボードも演奏すると思われる。ベース、ドラム、トランペットはゲスト・ミュージシャンが演奏している。女性ボーカルは重ねているか2声にしていることが多い。ギターは使われず、ボーカルハーモニーとキーボードで都会的なポップスを作る。ステレオラブを簡素にしたようなサウンド。
2012年。ベース、ドラムもキーボード、エレクトロニクスで代用していると思われる。キーボードは新しい音ではなくピアノやオルガンのような聞き慣れた音を使う。「フィッシュ・ソング」「リュブリャナ」はドラム、「ブリング・イット・オン」はベースに変化を持たせた曲。「ザ・ナップ」はアップテンポ。想定の範囲内での変化はあるにしろ、同様の雰囲気が続くので、次作以降は別の大きな驚きがほしい。このアルバムで日本デビュー。