HOUSE OF MIRRORS

  • フィンランドのロックバンド。80年代風の爽快なハードロック。

1

NIGHTFLIGHT TO PARADISE

2004年。キーボード奏者を含む5人組。フィンランド出身。アメリカの中年バンドかと思うような聞きやすいロック。ギターにハードロックの面影があり、アダルト・オリエンテッド・ロックのような軽さはない。コーラスはすがすがしく、複数のメンバーがコーラスをとるようだ。万人に受け入れられやすいが、大きく売れるようなサウンドではない。 

2
DESOLATION

2006年。パーカッション奏者を含めた6人で録音されているが、実質的なメンバーはボーカルとギターの2人だけのようだ。前作よりもボーカルが力強くなっている。「オン・ザ・レッド・ライン」はハードだ。「ゴーン・ウィズ・ザ・サマー」はややラテン色がある。北欧のバンドには、メンバーを固定せず、その都度集まって録音することがよくある。ただ、このサウンドならばメンバー不定でも聞いてみようという気持ちを起こしにくい。