THE GREAT KAT

  • アメリカの女性ギタリスト、ボーカリスト、バイオリン奏者。
  • 80年代から過激な歌詞、サウンド、見た目で注目され、ヘビーメタルでは色物扱いされている。

1
WORSHIP ME OR DIE!

1987年。ザ・グレイト・カットは女性ギタリスト兼ボーカル。イギリス生まれ、アメリカ・ニューヨーク育ち。バイオリンも弾く。クラシックを取り入れたスピードメタルを演奏するアーティストとして色物で登場した。ベース、ドラムを含む3人編成。当時のスラッシュメタル、ハードコア・バンドがやっていた戦争、殺人、悪魔、死などのテーマを、半ばこけおどしで歌っている。女性のギターとしては技術的にとても高く、色物でデビューしなければかなり評価されたと思われる。

2
BEETHOVEN ON SPEED

1990年。ベートーヴェンやパガニーニ、クライスラーなどの有名曲をヘビーメタルで演奏し、前作のような曲も挟んでいる。16曲で33分弱。8曲はインストで、「セックス&バイオリンズ」ではバイオリンを弾いている。「メイド・イン・ジャパン」は三菱やカワサキ、ソニーなど11社の日本企業が出てくる。

 
DIGITAL BEETHOVEN ON CYBERSPEED

1996年。5曲入りCD-ROM。CDプレーヤーでは再生できない。

GUITAR GODDESS

1997年。4曲入りEP。

 
BLOODY VIVALDI

1998年。4曲入りEP。ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲「四季」の夏、サラサーテの「カルメン幻想曲」を演奏している。ヴィヴァルディの方はギター、第1バイオリン、第2バイオリン、ソロバイオリン、ビオラを1人で演奏し、多重録音している。本格的な演奏で、これがグレイト・カットの最高作と思われる。

 
ROSSINI'S RAPE

2000年。4曲入りEP。

 
WAGNER'S WAR

2002年。7曲入りEP。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」、バッハの「トッカータとフーガ」、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」、サラサーテの「サパテアード」を取り上げている。7曲を3部に分け、「戦争」「復讐」「勝利」のタイトルがついている。7曲で11分。