GOD FORBID

  • アメリカのメタルコアのバンド。5人編成。「IV」以降は全米チャートにも入っている。

 
OUT OF MISERY

1998年。6曲入りミニ・アルバム。ギター2人の5人編成。アメリカ・ニュージャージー出身。ギターの2人は兄弟で、このバンドの中心になっている。バックの演奏はデス・メタル、ボーカルは絶叫型という典型的メタルコアで、この時期にこうした音を出しているのは早い。メタルコアがアメリカで台頭してくるのは2000年以降だからである。北欧のメロディック・デス・メタルのようなギターソロは聞かれず、どちらかといえばデス・メタルの範疇。ミドルテンポの曲でもボーカルはデス声になる。再発盤はセパルトゥラの「プロパガンダ」のカバーがライブで入っている。「マインド・イレイサー」収録。

1
REJECT THE SICKNESS

2000年。通常のヘビーメタルのようなギターソロが入るという。

2
DETERMINATION

2001年。時折メロディアスなギターソロが入るが、曲の数としては過半数ではない。ハードさとメロディアスさのバランスをうまくとっている。

 
BETTER DAYS

2003年。アルバムの先行シングル。タイトル曲はデス声のほかに普通のボーカルが入り、サウンドの傾向がかなり変わることを予測させる。アルバム未収録曲が1曲あるが、日本盤は「ゴーン・フォーエヴァー」に収録。

3
GONE FOREVER

2004年。日本デビュー盤。オープニング曲からサビにコーラスが入り、その部分が普通のボーカルになる。「ウォッシュド・アウト・ワールド」では普通ボーカルと絶叫型ボーカルが逆転し、メーンが普通ボーカルになる。最後の曲は初めてキーボードを本格的に使用。キーボードで参加しているマイケル・ピネラはレコード・レーベルからしてシンフォニー・エックスのメンバーと思われる。ネヴァーモアのジェフ・ルーミス、ベクストのトム・カミングス参加。

4
IV:CONSTITUTION OF TREASON

2005年。前作と同路線。メタル・コアといっても、ハードコアを思わせる部分はほとんどなく、2000年代半ばではこのサウンドがヘビーメタルの主流といってよい。「ザ・ロンリー・デッド」はエンディングでピアノが使われる。

5
EARTHSBLOOD

2009年。

6
EQUILIBRIUM

2012年。