2006年。ボーカル兼ベース、ギター2人、ドラムの4人編成。アイルランド出身。曲の一部はシン・リジーのようなサウンドで、ボーカルはシン・リジーのフィル・ライノットの声、歌い方に似ている。「セイヴィング・フェイス」は「サンダー・アンド・ライトニング」、「ニュートラル・カラード・ライフ」は「ヤツらは街へ」の雰囲気。プロデューサーのクリス・タンガリーデスがオルガンを弾いている。デビュー盤なので、シン・リジーとそっくりのサウンドでも許される面があるが、2枚目以降もこの路線だと厳しい。10曲で36分。日本盤は2007年発売。
2007年。ツイン・リード・ギターとフィル・ライノット風のボーカルは抑え気味だ。70年代のブルースがかったハードロックになった。方向転換としては賢明だ。シン・リジーらしさは、探そうとすればそのように聞こえるという程度になった。しかし、そうなるとボーカルにもっと表現力が欲しくなる。次のアルバムは重要だ。オルガンが控えめに入っているのは前作と同じ。ボーナストラックの「冬の散歩道」はサイモン&ガーファンクルのカバー。
2010年。
2011年。