1983年。邦題「幻想交響詩」。キーボードを含む5人組。スウェーデン出身。TNT等が登場する前は、北欧メタルといえばヨーロッパのイメージがあった。特に「セブン・ドアーズ・ホテル」は代表曲として語られる。音質はそれなりでしょうがない。
1984年。邦題「明日への翼」。ボーカルとギターが格段に向上。今のバンドと比較しても十分ハイレベル。北欧メタルとして傑作。
1986年。ギターがジョン・ノーラムからキー・マルセロに交代。ギターの技術的問題と、当時のヘア・メタル流行に影響されてキーボードの比重が大きくなった。80年代アメリカ風になり、アメリカで大ヒット。「ザ・ファイナル・カウントダウン」「キャリー」「チェロキー」収録。
1988年。前作の延長線上にある。が、前作ほど思い切ったはじけ方ではなく、無難にまとめた感じ。
1991年。アメリカのバンドであれば高い評価を受けたアルバム。日本国内では、北欧メタルのイメージを払拭できないファンに不当評価され、アメリカではヘア・メタルのイメージで旬を過ぎたバンドとして語られた。ブルージーなハード・ロック。スウェーデンのバンドがこのようなブルージーさを出すことは容易ではないと思われる。最後のアルバム。短期間にサウンドの方向を変えすぎてファンがついていけなかった。その器用さが逆にあだとなった。
1993年。ベスト盤。
1996年。
2004年。ギターにジョン・ノーラムを含む編成で再結成。サウンドはオルタナティブ・ロック寄りで明るさやドラマチックさはない。キーボードはいなくてもいいというくらい存在感がない。流行に乗ったとしてもやや乗り遅れているか。
2004年。シングル盤。
2004年。ライブ盤。
2006年。
2009年。
2012年。