EUROPE

  • 1980年代のヘアメタル・ブームでボン・ジョヴィ、デフ・レパード。モトリー・クルー、ホワイトスネイクなどとともに人気を得たバンド。
  • スウェーデン出身、5人編成。日本ではデビュー当初から注目されていた。
  • 「ザ・ファイナル・カウントダウン」が世界的にヒット。90年代のグランジ、オルタナティブ・ロックで急激に人気を落とした。
  • 2000年代に活動を再開している。

1
EUROPE

1983年。邦題「幻想交響詩」。キーボードを含む5人組。スウェーデン出身。TNT等が登場する前は、北欧メタルといえばヨーロッパのイメージがあった。特に「セブン・ドアーズ・ホテル」は代表曲として語られる。音質はそれなりでしょうがない。

2
WINGS OF TOMORROW

1984年。邦題「明日への翼」。ボーカルとギターが格段に向上。今のバンドと比較しても十分ハイレベル。北欧メタルとして傑作。

3
THE FINAL COUNTDOWN

1986年。ギターがジョン・ノーラムからキー・マルセロに交代。ギターの技術的問題と、当時のヘア・メタル流行に影響されてキーボードの比重が大きくなった。80年代アメリカ風になり、アメリカで大ヒット。「ザ・ファイナル・カウントダウン」「キャリー」「チェロキー」収録。

4
OUT OF THIS WORLD

1988年。前作の延長線上にある。が、前作ほど思い切ったはじけ方ではなく、無難にまとめた感じ。

5
PRISONERS IN PARADISE

1991年。アメリカのバンドであれば高い評価を受けたアルバム。日本国内では、北欧メタルのイメージを払拭できないファンに不当評価され、アメリカではヘア・メタルのイメージで旬を過ぎたバンドとして語られた。ブルージーなハード・ロック。スウェーデンのバンドがこのようなブルージーさを出すことは容易ではないと思われる。最後のアルバム。短期間にサウンドの方向を変えすぎてファンがついていけなかった。その器用さが逆にあだとなった。

1982-1992

1993年。ベスト盤。

ROCK THE NIGHTS AWAY

1996年。

6
START FROM THE DARK

2004年。ギターにジョン・ノーラムを含む編成で再結成。サウンドはオルタナティブ・ロック寄りで明るさやドラマチックさはない。キーボードはいなくてもいいというくらい存在感がない。流行に乗ったとしてもやや乗り遅れているか。

GOT TO HAVE FACE

2004年。シングル盤。

LIVE IN STOCKHOLM

2004年。ライブ盤。

7
SECRET SOCIETY

2006年。

8
LAST BOOK AT EDEN

2009年。

9
BAG OF BONES

2012年。