1987年。元トリートのドラムが結成したバンド。キーボードを含む5人組。スウェーデン出身。コーラスが厚く、キーボードがきらびやかなアメリカン・ロック。アコースティックギターやロックン・ロールなどが出てこないところがスウェーデンらしい。大手レコード会社のEMIから出ているので音質やサウンドはすばらしい。
1990年。前作と同路線。ドラムが中心のバンドなのでビートが効いていてハードに聞こえる。
1995年。ダルトンのボーカルとベースが結成。キーボードを含まない4人編成。ダルトンより生々しさのあるハードロックで、コーラスは厚い。ボーカルは翌年にデビューするテラ・ノヴァのフレッド・ヘンドリクスとほとんど同じだ。キーボードのないテラ・ノヴァといってもよい。「シンス・ユーブ・ビーン・ゴーン」はレインボーのカバーではない。ヨーロッパのイアン・ホグランドがドラムで参加。
1997年。アコースティック・ギターが多くなり、音もシンプルになったが、基本はハードロック。しかし、アンプラグド・ブームが92年だったことを考えると、97年にこうしたサウンドを作るのはやや時代遅れか。