1970年。邦題「イエロー・リヴァー」。ボーカル兼ベース、ギター、ドラムの3人編成。イギリス出身。オープニング曲の「イエロー・リバー」が世界的にヒットした。70年代を代表するポップスともなっている。ポップなクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、ホーン・セクションとストリングスを除いたグラス・ルーツという雰囲気。曲はロックン・ロール調のポップなロックが多く、「ヒア・アイ・アム」はギターではなくピアノが中心となる50年代ロックン・ロール。「想い出のサン・バーナディーノ」「アイアン・ホース」収録。
1971年。アルバムタイトル曲はピアノ、オルガンを使う。曲が長くなり、4分から5分の曲が多い。前作はすべて2、3分で、最長でも3分半以下だった。前作並みの短い曲はポップで、長い曲は当時の主流のロックに近い。「マーチャン・キング」はハードロックのようなギター・ソロがある。全体的にポップというよりはバラエティーに富んでいると言った方が妥当。「マン・オブ・メニー・フェイセズ」は当時「気になる男」という邦題でシングルになった。