1984年。ギター2人の5人編成。ボーカルはジェイミー・セント・ジェイムス、リード・ギターはトミー・セイヤー。見かけによらずオーソドックスなハードロックで、トゥイステッド・シスターのような楽しさよりもロックのかっこよさを追求している。「アクション」はスウィートのカバー。
1985年。オープニング曲の「ロッキン・オン・ヘブンズ・ドア」はボブ・ディランの「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を意識したタイトルで、曲はそれと似つかない。曲の途中でリズムが変わるところはアレンジに工夫をこらしており、そうした曲をオープニングに置くところは大きな好感が持てる。前作よりもロックン・ロール風で、コーラスが多くなる。プロデューサーはブルース・フェアバーン。
1986年。楽しさと勢いを前に出したアルバム。キッスのジーン・シモンズがプロデュース。前作は一緒に楽しむロックン・ロール、このアルバムはメンバーが楽しんでいるロックン・ロール。「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」はジャーニーのキーボード、ジョナサン・ケインの作曲で、この曲だけがジョナサン・ケインのプロデュース。キーボードも入っている。
1988年。やや落ち着き、スピードも遅くなっている。このアルバムが出たころはハードロック全盛時代だったが、勢いに乗れなかった。ヒットに恵まれなかったことで代表曲と呼べる曲がなかったことと、バラードが弱かったことが響いた。
1998年。ライブ盤。
2001年。ライブ盤。