1990年。ギター2人の5人編成。アメリカ、アトランタ出身。サザン・ロック、ロックン・ロールなど、アメリカ南東部で人気のあるサウンドをそのまま継承しているサウンド。キーボードはオールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーが弾いており、オルガンとピアノ中心。ボーカルのクリス・ロビンソンがうまい。「ハード・トゥ・ハンドル」はオーティス・レディングのカバー。全米4位、500万枚。「ハード・トゥ・ハンドル」は26位、「シー・トークス・トゥ・エンジェルズ」は30位、「ジェラス・アゲイン」は75位。
1990年。邦題「ジェラス・アゲイン」。ジャケットに書いてある曲とは異なる曲が邦題になっている。1曲目はアルバム・バージョンと同じ「ハード・トゥ・ハンドル」で、2曲目が「ジェラス・アゲイン」のアコースティック・バージョン。ほかにライブが2曲収録されている。
1991年。シングル盤。「ジェラス・ガイ」と「ジェラス・アゲイン」はライブで、連続して演奏されている。
1992年。邦題「サザン・ハーモニー」。ギターが交代し、キーボードが加入、6人編成。前作の路線に、女声コーラスを増やしたサウンド。「タイム・ウィル・テル」はボブ・マーリーのカバー。ライブ4曲を収録した2枚組版もある。全米1位、200万枚。「レメディ」は48位、「ソーン・イン・マイ・プライド」は80位。
1994年。スライド・ギター、スチール・ギター、ブルース・ハープ等を取り入れ、ブルース、ジャグに近づいた。アコースティック・ギターの使用も多い。これだけ本格的にやると、一般的に受け入れられにくいアルバムになるのは仕方ない。全米11位。
1998年。ロックに戻り、ヒット性に富む曲もある。女声コーラスはあるが、ロック以前の泥臭さのある音楽をやるようなことはなくなった。全米15位。
1999年。ギターが1人抜け5人編成。これまでで最もロック寄りで、最もポップだ。ポップといっても一般に広く受け入れられやすいということで、基本的なメロディーが変わったというわけではない。女声コーラスをうまく使っている。「キッキン・マイ・ハート・アラウンド」収録。全米26位。
1999年。「ゴー・ファースター」はスタジオ録音。ライブ6曲収録。「マイ・モーニング・ソング」の間奏でレッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」を挿入。日本のみの発売。
2000年。ベスト盤。全米143位。
2000年。ブラック・クロウズとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが共演したライブ。2枚組。多くがレッド・ツェッペリンの曲、B.B.キングの「ウォーク・アップ・ディス・モーニング」、フリートウッド・マックの「オー・ウェル」、ヤードバーズの「シェイプス・オブ・シングス」等のカバーで占め、ブラック・クロウズの曲はない。「シェイク・ユア・マネー・メイカー」はエルモア・ジェイムスのカバー。全米64位。
2001年。ベースが抜けギターが1人増え5人編成。サウンドがシンプルになり、ギターが以前ほどは目立たない。女声コーラスもない。ストリングスが入るようになり、サウンドがおとなしくなったように見える。全米20位。
2008年。
2009年。
2009年。
2010年。このルバムで活動休止。