BANGLES

  • アメリカの女性ロックバンド。活動は80年代。
  • サウンドはやや保守的で、60年代の曲をカバーすることが多い。
  • 代表曲は「マニック・マンデー」「エジプシャン」。

1
ALL OVER THE PLACE

1984年。邦題「気分はモノクローム」。メンバーは全員女性。アメリカ出身。サウンドは60年代の雰囲気だが、あからさまに特定のグループを思い出させるようなものではない。メリー・ゴー・ラウンドの「飛び出せ!人生」のカバーは原曲に忠実。全員がボーカルをとれるので、コーラスも厚い。リード・ボーカルは激しく歌うことはない。全米80位。

2
DIFFERENT LIGHT

1985年。邦題「シルヴァー・スクリーンの妖精」。大ヒット作。サウンドが豪華になり、適度にキーボードも使用している。コーラスがやや大人の声になった。「マニック・マンデー」はプリンス作曲。全米2位、300万枚。「マニック・マンデー」は2位、「ホワット・シー・ウォンツ」は29位、「エジプシャン」は1位、「ウォーキング・ダウン・ユア・ストリート」は11位。

ROCK’N SYNDROME

日本のみの企画盤。

3
EVERYTHING

1988年。60年代的な雰囲気はなくなり、女性ロックバンドとして最先端を行くグループとなった。「大空の彼方に」はバングルズには珍しい重い曲。キッスのギター、ヴィニー・ヴィンセントが参加。全米15位。「恋の手ほどきIN YOUR ROOM」は5位、「胸いっぱいの愛」は1位、「いつでもBE WITH YOU」は30位。

 
GREATEST HITS

1990年。新曲1曲とサイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」、グラス・ルーツの「冷たい太陽」のカバーを含むベスト盤。全米97位。