1995年。ドラムがキーボードを兼任する4人編成。キーボードで雰囲気を盛り上げるデス・メタル。曲の多くに語りのようなボーカルが入り、物語性が強くなっている。最後の曲は10分の大作。
1996年。ベースが抜け3人編成。ベースはギターが兼任。前作に続く物語だという。ドラム兼キーボードが作曲し、ボーカルが作詞する。前作よりもキーボードが厚く、メロディーを主導している。メロディーは抑揚がきちんとつくようになり、明るめの曲もある。しかし、ボーカルが弱い。曲のタイトルが長い。
1998年。前作よりさらにキーボードが活躍し、オーケストラを模した音が多くなった。曲はクラシック調や民謡風メロディーも出てくる。デビュー盤からこのアルバムまでが3部作だという。
1999年。キーボードとボーカルの地位が逆転し、メーンがキーボードでボーカルは付随だ。キーボードは弦楽器よりも金管楽器の音を多用するようになり、勇ましさを強調しようとしている。「カリスト・ライジング」はスメタナの「モルダウ」を使用か。
2001年。ドラムとベースが加入し、5枚目でやっとバンドの体をなしている。このアルバムで日本デビュー。前作と同路線で、日本盤が出るきっかけになるような変化は見られない。
2006年。