1996年。アメリカで結成され、ヨーロッパで人気が出た5人組白人グループ。16歳から24歳。アイドルグループとして売り出されているが、他のグループに比べかなり長く活動している。特定のメンバーをメーンボーカルにせず、曲によって誰かがボーカルを取る。ほぼすべてのサウンドをコンピューターとキーボードで演奏したようなポップな曲で、リズムを協調したダンス音楽だ。曲によってドゥーワップ、ヒップホップになる。ラップによるボーカルもある。コーラスは多い。
1996年。シングル盤。
1997年。邦題「ゴーイン・オン」。シングル盤。6曲収録。「テル・ミー・ザット・アイム・ドリーミング」はアルバム未収録曲。
1997年。シングル盤。4曲収録。「ドント・リーヴ・ミー」はアルバム未収録曲。
1997年。バックストリート・ボーイズが帰ってきた、という曲をオープニング曲にしている。「ミッシング・ユー」は小室哲哉が共作。「ザッツ・ウォント・シー・セッド」はメンバーの1人が作曲している。サウンドに特に変化はなく、
1997年。シングル盤。
1997年。邦題「君が僕を愛するかぎり」。シングル盤。
1998年。シングル盤。
1999年。少年の雰囲気を残していたメンバーが、このアルバムのジャケットでやや大人に近づいた。曲がすばらしく、どの曲もシングルとして売れそうだ。「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」は代表曲。メンバーの中ではブライアン・リトレルのみ作曲にかかわっている。
1999年。シングル盤。
1999年。シングル盤。
2000年。シングル盤。「ザ・ワン」がアルバム・バージョンとインスト、「ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー」が2バージョン、「ラージャー・ザン・ライフ」が1バージョンの計5曲。
2000年。シングル盤。「オール・アイ・ハフ・トゥ・ギヴ」のアカペラ・バージョンと「ザ・ワン」のミックス違いを収録。
2000年。半分くらいの曲を、メンバーが作曲、共作している。特に「ジ・アンサー・トゥ・アワー・ライフ」と「タイム」はメンバー5人だけで作曲している。ボーカルも5人それぞれの個性が出てきた。ボーカル・グループからアーティスト・グループに移行している。「タイム」ではベイビーフェイスがギター、キーボード、コーラス、プログラミングを担当し、フォープレイのネイサン・イーストがベースを弾いている。アルバムタイトルの「ブラック・アンド・ブルー」とは、けんかなどで打ち負かされてあざだらけになった状態をいうので、メンバーの精神状態がそれほどよくないことを示唆している。
2001年。シングル盤。
2001年。シングル盤。ネプチューンズがリミックスした「ザ・コール」を収録。
2001年。ベスト盤。2001年に世界で最も売れたCDとなった。「ドゥラウニング~なんでこんなに好きなんだろう」は新曲のバラード。
2002年。シングル盤。
2005年。シングル盤。「インコンプリート」と「マイ・ビューティフル・ウーマン」の、それぞれアルバム・バージョンとインスト・バージョンが収録されている。バンド・サウンドなっており、変化はすぐ分かる。
2005年。バックストリート・ボーイズとしてはかなり長い5年ぶりのアルバム。「アイ・スティル・・・」はコールドプレイやレディオヘッドを思わせるサウンドだ。「ルーズ・イット・オール」はデフ・レパードのアルバムに入っているようなバラード。これまで大ヒットしてきたアーティストのサウンドを上手に取り入れている。
2005年。シングル盤。
2005年。シングル盤。5曲入り。「ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー」と「ラージャー・ザン・ライフ」はライブで、ボーカルが入れ替わるたびに歓声が上がる。
2007年。メンバーが1人抜け4人グループに。オープニング曲は2分のアカペラ。2曲目が実質的な1曲目で、デビューのころのようなコンピューターサウンド。3曲目はバンドサウンドで、4曲目は折衷型。ベスト盤の前のサウンドと「ネヴァー・ゴーン」のサウンドを両方取り込んだ。
2009年。シングル盤。
2009年。バンドサウンドとキーボード、コンピューターを使い、ダンス音楽のサウンドになっている。前作の路線。バラードよりも踊れるポップスに軸足を置いた印象だ。ピアノとストリングスが人工的なサウンドにやわらかさを与えている。どの曲も覚えやすく、何度も聞いていれば全曲を覚えられる。もともとアイドルグループとしてデビューしているが、15年もアイドルを続けられていることは、もはやアイドルグループとして見ることが的外れであることを示している。
2013年。メンバーが復帰し5人編成。アルバム収録曲とアカペラ、インストを収録。前向きなメロディーの曲だ。