2002年。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギター、ベース、ドラムとサウンドガーデンのボーカル、クリス・コーネルのバンド。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのボーカルが入れ替わったバンドと見ることもできる。ボーカルはラップをまったく使わず、ミドルテンポの、どちらかと言えばサウンドガーデン寄りのサウンドとなっている。インパクトはなく、オーソドックスなロック。激しさもあまりないところがむしろインパクトか。
2005年。ミドルテンポ中心で、ボーカルのクリス・コーネルの歌のうまさが目立つ。高い音程でも力のある声が出る。サウンドに大物の風格が漂う。ベースの音が太く、2000年代のグランド・ファンク・レイルロードを思わせる。
2006年。前作の路線。どの楽器も音の数は少なく、ギターは演奏していない時間がかなりある。その分ベースとドラムが目立つ。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「ステイディアム・アーケイディアム」に似た雰囲気。「オリジナル・ファイア」はギターのフレーズがレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「ブリット・イン・ザ・ヘッド」と同じ。