ANDREW W.K.

  • アメリカのキーボード兼ボーカリスト。
  • デビュー盤の「パーティー・一直線!!」「吐くまでパーティー」がヒットしたが、メジャーレーベルから出たのは2枚目まで。
  • 日本のポピュラー音楽のカバーも多い。

1
I GET WET

2002年。邦題「アイ・ゲット・ウェット~パーティー・一直線!」。キーボードを含んだハードロックのサウンドで、どの曲にもボーカルと演奏に勢いがある。曲調も明るめで、メロディーを覚えやすい。どの曲も3分台以下で、短い曲は1分半で終わる。アンドリューWKはボーカルのみ担当。全曲に邦題が付いている。「パーティー・一直線!」「吐くまでパーティー」収録。ドラムはオビチュアリーのメンバー。

 
PARTY TIL YOU PUKE

2002年。世界デビューする前のシングルを集めた企画盤。コンピューターで曲を作っているのか、エレクトロ・ロックのようなサウンドがある。シングルといってもデモ・バージョンのような音質だ。6曲収録、そのうち3曲が「吐くまでパーティー」。

2
THE WOLF

2003年。邦題「一匹狼」。前作よりもメロディアスになり、曲も若干長くなった。パーティーのことを歌っているのは1曲しかない。前作と同様、全曲に邦題が付く。「ヤラせろ!」は前作の日本盤ボーナストラックと同じ。

3
CLOSE CALLS WITH BRICK WALLS

2006年。邦題「兄貴、危機一髪!」。「一匹狼」のメロディアスな部分をさらに進め、一般的なロック、ハードロックになった。パーティーにかかわる曲はない。そうしたイメージの曲もない。アンドリューWKのもともとの姿はこのアルバムであって、「パーティー・一直線!」は一部を部分拡大したサウンドではないか。曲は短くなり、平均2分半。