2000年。ギター兼ボーカル2人、女声ボーカル、キーボードを含む6人編成。オランダ出身。ギター兼ボーカルはいずれも男声で、デス声で歌う。女声ボーカルは高音がよく伸び、相当の高い声でもきれいに響く。声楽の経験があるというが、ナイトウィッシュのターヤほどの技術はない。むしろエデンブリッジのサビーネ・エデルスバッカーに近い。キーボードはストリングスや教会オルガンのサウンドが多く、ゴシック・ロックに合った音を選んでいる。コーラスは4人の声楽家が担当。ウィズイン・テンプテーションの女声ボーカル、シャロンデン・アデルが参加。版権は日本の出版社。
2001年。弦楽器奏者5人、オーボエ奏者、シタール奏者が参加。シンセサイザーで代用していたストリングスを実際の楽器に変え、バックのサウンドもハードにした。男声ボーカルは前作より減っているため、女声ボーカルのプログレッシブ・ロック・バンドとして見ることもできる。女声ボーカルの歌唱力は上がっている。
2004年。弦楽器奏者、声楽家は前作同様。コンセプト盤だという。曲の間に人の会話等が入っているところもある。女声ボーカルの歌い方は前作までとは異なり、通常のボーカルで歌っている。ゴシック・ロックの雰囲気などはあまりなく、普通の女声ボーカルがいるヘビーメタル・バンドになっている。エヴァネッセンスのヒットを契機として、ナイトウィッシュはクラシック調のサウンドを控え、ラクーナ・コイルもゴシック・ロックから脱しようとしているが、このバンドにも同じような傾向が見える。
2005年。
2007年。このアルバムで解散。