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TORO Y MOI

1
CAUSERS OF THIS
2010年。シンセサイザーで作ったメロディー、リズムマシンとサンプラーで作ったリズム、音や曲の断片を用いて、1人で曲を作り上げている。ダンス音楽よりはテンポがやや遅く、ミドルテンポほどは遅くないテンポであるところが1つの特徴だ。音量を上げたり下げたりすることによってリズムの一部を形成している点は気持ち悪いと感じる人もいるだろう。逆に単純さや素朴さを好意的に見る人もいるだろう。「ロウ・ショルダー」「コーザーズ・オブ・ディス」は音の粒立ちがはっきりしており、アルバムの中では快活な曲。日本盤ボーナストラックの「ウェル・タスクト」もビートの数が多い。
2
UNDERNEATH THE PINE
2011年。キーボード、シンセサイザーを持続音と減衰音、音の輪郭の明瞭さによって差をつけ、音量を調節することはなくなった。70年代末から80年代前半のニューウェーブから一世代下がり、新しいニューウェーブとしてのチルウェーブの代表的アーティストとなった。「ニュー・ビート」「ゴー・ウィズ・ユー」「ガット・ブラインデッド」はリズムが効いている。
3
ANYTHING IS RETURN
2013年。前作よりもボーカルの量が増え、シンセサイザーによる演奏が多いソウルのアルバムとなっている。ボーカルを聴かせるアーティストではないと認識されているためソウルの方面からは注目されないだろうが、チルウェーブがそれほど大きな注目をあびる流行ではないので、ソウルに転換するのは賢明な判断だ。スタジオ録音をするにしても、すべてのサウンドをトロ・イ・モアが演奏、編集するならば、これまでとは異なるソウルのアーティストとしてやっていけるのではないか。

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