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THE SLITS

1
CUT
1979年。レゲエ、ダブに影響を受けたバンドサウンド。ロックの体裁を保つものの、パンクの衝動性は少ない。ギターはそれほど重要ではなく、ダブらしさのあるベースの方が目立つ。「ティピカル・ガール」はポップでキーボードも使われる。「ショップリフティング」「ピンポン・アフェア」はダブ。女性パンクロックバンドの草分けとして評価され、男性の性的視点を利用したザ・ランナウェイズよりも高い意義を与えられている。
2
RETURN OF THE GIANT SLITS
1981年。邦題「大地の音」。ニューウェーブの前衛的側面を推し進め、ロックから離れたサウンドになった。一般性も薄くなっており、メンバーの音楽的関心と実験性だけで制作されたと考えられる。ボーカルのアリ・アップの歌い方は、曲によってはオノ・ヨーコに似ている。日本盤は「大地の音」の日本語バージョンを収録。このアルバムで解散。
THE PEEL SESSIONS
1988年。10曲のうち7曲目まではデビュー前の女性4人による録音。基本的な編成によるバンドサウンドで、パンクの影響下にある。「大地の音」に含まれる「大地の音」「ディフィカルト・ファン」と「イン・ザ・ビギニング」は1981年の録音。「FM」のエンディングには実際のFM放送からとったとみられるコラージュがある。
3
TRAPPED ANIMAL
2009年。ボーカルとベースを中心に5人編成で再結成。ボーカルのアリ・アップが2010年に死去したため解散。

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