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SHADOWS FALL

1
SOMBER EYES TO THE SKY
1997年。ギター2人がボーカルを兼任し、専任ボーカルもいる5人組。ボーカルはデス声で、デス声ではないボーカルをやっているのはギターの2人だと思われる。デスメタルとは明らかに異なるが、これまであったヘビーメタルのジャンルにも見つけにくく、しいて言えばメロディアスなハードコアも入るデスメタル。アルバムの最後の曲のタイトルが、レコード・レーベルの名前にもなっており、事実上自主制作盤である。
2
OF ONE BLOOD
2000年。ギターのリフの刻み方は80年代から90年代のスラッシュ・メタルを受け継いでいる。ボーカルはパンテラのフィリップ・アンセルモとデス・メタルの諸バンドの間を行くような声と普通のボーカルを使い分けている。デス声とはやや異なる。どう聞いてもヘビーメタルの一種で、パンテラを聞いて育った人が80年代のメタリカやテスタメントに似たロックをやろうとしているかのようなサウンドだ。
 
DEADWORLD
2001年。ドラムが抜け4人編成。新曲2曲と「オブ・ワン・ブラッド」からのライブ3曲。音質が向上し、ドラムがすっきりと聞こえるようになった。ライブはMCとボーカルのギャップが面白い。
3
THE ART OF BALANCE
2002年。ドラムが加入し再び5人編成。バックの演奏は何度聞いても古風だ。「ウェルカム・トゥ・ザ・マシーン」はピンク・フロイドの「ようこそマシーンへ」のカバー。前作よりもヘビーメタルに近くなっている。
4
THE WAR WITHIN
2004年。普通のボーカル部分が弱かったが、このアルバムでかなり改善されている。それだけでバンドの価値が大きく上がる。以前はあまり感じられなかったが、ジョーイ・ベラドナとジョン・ブッシュ、両方のアンスラックスを思わせるところが出てくる。メロディーが似ているということではない。「ティーズン・プリーズン」はデンジャラス・トイズのカバー。選曲がよい。
 
FALLOUT FROM THE WAR
2006年。「ザ・ウォー・ウィズイン」に収録されなかった6曲と、アルバム収録されていない過去の曲の再録音2曲、カバーが3曲。サウンドは「ザ・ウォー・ウィズイン」と同じで、曲の質もほとんど変わらない。アルバムから漏れた6曲を仮にアルバムに収録していたとしても、「ザ・ウォー・ウィズイン」の評価はそれほど変わらない。むしろ似通った曲が増えすぎて評価が下がったかもしれないので、収録しなかったのは好判断だ。
5
THREADS OF LIFE
2007年。ボーカルがさらに向上し、全体的なサウンドがヘビーメタルそのものになっている。メタルコアの特徴である咆哮型のボーカルが減り、ボーカルのほとんどにメロディーがついている。15年くらい前なら、ヘビーメタル・ファンに歓迎されたであろうサウンドだ。
 
 
SEEKING THE WAY:THE GREATEST HITS
2007年。ベスト盤。
6
RETRIBUTION
2009年。ギターの2人にもボーカルの表記がつき、コーラスが厚くなった。オープニング曲はアコースティック・ギターによる約1分のイントロで、2曲目の「マイ・ディマイズ」が実質の1曲目。約7分あり、曲の構成が明確だ。前作で控えめだった咆哮型ボーカルやデス声も使っている。「ウォー」はボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの有名曲を歌詞のみ借用している。ボーカルは声の上限、下限まで使っており、メロディーに幅が出ている。
7
FIRE FROM THE SKY
2012年。

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