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MASTODON

1
REMISSION
2002年。ボーカル兼ギターを含む4人編成。アメリカ出身。ハードコア、パンクの要素が入ったヘビーメタル。2分台の曲はハードコア、6、7分台の曲は構成を伴うヘビーメタル。ボーカルはデス声と絶叫型の中間で、キーボードやコーラス、電子音などは出てこない。ボーナストラックでシン・リジーの「エメラルド」をカバーしている。
2
LEVIATHAN
2004年。10曲のうち1曲目から8曲目までは2分から4分。9曲目のみ14分弱、最後の10曲目はインスト曲。14分の曲は7分ごろで曲が分割できそうな部分があり、何曲かをつなげたような構成であることが分かる。14分をきちんとメリハリつけて聞かせるところまでは至っていない。全体としてギターソロは増えているので、ハードコアの度合いは薄れている。「リヴァイアサン」とは巨大な海獣で、伝説上の生物。ジャケットに描かれる海獣は白いので、明らかにメルヴィルの「白鯨」を意図している。 
 
CALL OF THE MASTODON
2006年。デビュー前の録音をリマスターした企画盤。曲調はハードコア。10曲で32分。 
3
BLOOD MOUNTAIN
2006年。オープニング曲はハードコア風、2曲目はブラック・サバスに影響を受けたアーティスト風。3、4曲目からこれまでとは別の雰囲気の曲が出てくる。長い曲はなく、デビューしたときほどの近寄りがたさはない。レコード会社が大手になったので、聞く人を限定するような要素は少なくなっている。ヘビーメタル寄りのハードコア、あるいはその逆のようなサウンド。
4
CRACK THE SKYE
2009年。いわゆるプログレッシブ・ヘビーメタルに属するサウンドで、「皇帝」は4部構成で11分、「最後の伯爵」は13分ある。歌詞は物語に基づいており、その空想、歴史趣味、神秘主義はメロディック・スピード・メタルのバンドと大差ない。一般に、曲の構成が複雑だとプログレッシブ・ロックとの関連性が指摘され、それだけで高い評価になりがちであるが、複雑な構成のヘビーメタル、ハードロックは既にたくさんある。アメリカの南部出身であるということをサウンドに置き換えてほしいところだ。「ジャスト・ゴット・ペイド」はZZトップのカバー。
5
THE HUNTER
2011年。ジャケットのイメージを変え、サウンドが変化したことを示唆する。13曲のうち5分台が1曲で、残りの10曲は2分から4分台。バンドの能力からすれば、もっと長い曲を作曲できたであろうし、2、3曲をつなげて1曲にする技術もあっただろう。今回はその技術を、広く受け入れられる方に使ったと言える。メロディーは以前に比べれば分かりやすい。ドラムの手数が多く、攻撃的なサウンドは維持している。

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