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LED ZEPPELIN/PAGE PLANT

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LED ZEPPELIN
1969年。4人編成。ボーカルはロバート・プラント、ギターはジミー・ペイジ、ベース兼キーボードはジョン・ポール・ジョーンズ、ドラムはジョン・ボーナム。1曲目の「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」は当時のブリティッシュ・ロックからすれば、それほどインパクトはなく、「レッド・ツェッペリンのデビュー盤のA面の1曲目」ということで話題になることが多い。2曲目「ゴナ・リーヴ・ユー」が印象が強い。「時が来たりて」はジョン・ポール・ジョーンズのオルガンがいい。「コミュニケイション・ブレイクダウン」は最もハードな曲なのでよくカバーされるが、アコースティックなインスト曲とブルースのカバーに挟まれる形で入っており、曲順がよく考えられている。ロバート・プラントは曲づくりに関わっていないが、ボーカルは安心して聞ける。
2
LED ZEPPELIN II
1969年。ロバート・プラントが初めて作曲に参加。「胸いっぱいの愛を」はチャート上では最大のヒット。レッド・ツェッペリンの栄光の歴史は事実上このアルバムから始まる。デビュー盤のようなブルースやアコースティックな曲、キーボードが活躍する曲はない。ロック度が大きく増している。「リヴィング・ラヴィング・メイド」「モビー・ディック」収録。
3
LED ZEPPELIN III
1970年。10曲のうち、アコースティックな曲が5曲を占める。ハード・ロックと呼べるのは1曲目の「移民の歌」くらいだ。「あなたを愛し続けて」はジミー・ペイジとロバート・プラントが実力を見せつける。「ギャロウズ・ポール」収録。
4
 
1971年。邦題「IV」。「ブラック・ドッグ」「ロックン・ロール」「天国への階段」といった有名曲を含んでいるために代表作とされている。ただ、LPでいうA面とB面でテンションに差がある。差があっても他のバンドのアルバムよりははるかに高品質だ。「限りなき戦い」でフェアポート・コンヴェンションのサンディ・デニー参加。2200万枚売れている。アメリカでは5年もチャートイン。
5
HOUSES OF THE HOLY
1973年。やっとタイトルらしいタイトルがついた。邦題「聖なる館」。「永遠の詩」と「オーシャン」がすばらしい。ジョン・ボーナムのプレイに光が当たる曲が多い。
6
PHYSICAL GRAFFITI
1975年。2枚組なので、当然たくさん曲が入っていて、アナログでは変型ジャケットだから、たいそうな作品だ。自己のレーベルを設立して最初の作品。しかし、曲の出来はその「たいそうさ」に負けている。オーケストレーションでよく話題にされる「カシミール」については、75年ということを考えると、遅きに失した感がある。「ワントン・ソング」収録。このアルバム以降の作品を代表作に挙げる人はほとんどいない。
7
PRESENCE
1976年。「アキレス最後の戦い」は久々にスリルのある曲だ。アコースティックな曲はないが、それほどハードでもない。チャート上は1位を獲っているが、売上枚数は大きく落ちた。パンク・ロック、ディスコが登場して、古いスタイルのロックの代表のように扱われた面もあるだろう。
8
THE SONG REMAINS THE SAME
1976年。唯一のライブ盤。2枚組。「レイン・ソング」の長いメロトロン・ソロがいい。「幻惑されて」は26分。
9
IN THROUGH THE OUT DOOR
1979年。キーボードが目立つ作品。ニュー・ウェイブ、ロカビリー風の曲などは、当時のイギリスの流行を取り入れたとも取れる。バラエティに富んでいることと、ポップなアプローチになったことは賛否ある。
10
CODA
1982年。1970年から78年までに録音された未発表曲の寄せ集め。一枚の作品としてもかなりのハードロックで、さすが大物と感じる。どうしてオリジナル盤に収録しなかったのかと思えるほどの曲が複数ある。
 
 
LED ZEPPELIN 1968-1980
1990年。4枚組ボックス・セット。未発表曲を含む。
 
 
BBC SESSIONS
1997年。
 
 
EARLY DAYS&LATTER DAYS
2003年。ベスト盤。
 
 
HOW THE WEST WAS WON
2003年。邦題「伝説のライブ」。
 
MOTHERSHIP
2007年。ベスト盤。2枚組。初回盤にはDVDがついている。
 
CELEBRATION DAY
2012年。邦題「祭典の日(奇跡のライヴ)」。2007年のライブ。ドラムはジョン・ボーナムの息子のジェイソン・ボーナム。レッド・ツェッペリンの契約レコード会社であったアトランティック・レコードの創始者を追悼するコンサートで再結成し、本編14曲とアンコール2曲をすべて収録している。観客との掛け合いなどはなく、若干のMCと演奏のみで構成する。ゲストアーティストはなく、4人で演奏されており、ロバート・プラントもよく声が出ている。「幻惑されて」はジミー・ペイジのソロが入り、「ノー・クォーター」ではジョン・ポール・ジョーンズ、「永遠の詩」ではジェイソン・ボーナムが紹介される。「カシミール」はジョン・ポール・ジョーンズがキーボードで演奏。
 
COVERDALE・PAGE/COVERDALE・PAGE
1993年。ホワイトスネイクのボーカル、デイヴィッド・カヴァーデイルとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが結成したグループ。ベースはグロリア・エステファン、ジョン・セカダのジョージ・カサス、ドラムはハートのデニー・カーマッシ。エアプレイのトミー・ファンダーバークがコーラスで、ベイビーズ、バッド・イングリッシュのリッキー・フィリップスがベースで参加している。ジミー・ペイジ、あるいは中期のレッド・ツェッペリンのサウンドに、デイヴィッド・カヴァーデイルのホワイトスネイクがかぶさっている。予想通りという意味では文字通りで、意外性の小さいサウンドだ。ホワイトスネイクが強く出る曲、「ルック・アット・ユアセルフ」「ホットな気分」などは、ヒットを狙ったようなアメリカン・ロックで今さらという不快感が残る。
 
TAKE ME FOR A LITTLE WHILE/COVERDALE・PAGE
1993年。シングル盤。バージョン違いの5曲が収録されているが実質は3曲。5曲のうち3曲はギターが異なるバージョンで、ジミー・ペイジの演奏そのものに価値があるような編集になっている。
 
NO QUARTER/JIMMY PAGE ROBERT PLANT
1994年。ロバート・プラントとジミー・ペイジが、レッド・ツェッペリンの曲と新曲4曲を同時収録。レッド・ツェッペリンの曲はライブで、観客の声も聞こえる。演奏はオーケストラやモロッコのミュージシャンを使っている。「ロックン・ロール」や「胸いっぱいの愛を」といった代表曲ではなく、「カシミール」や「あなたを愛し続けて」のような曲を選んでいる。モロッコのミュージシャンが参加しているので、サウンドも民族音楽風の部分が多く、アコースティック楽器の量も多い。激しさを追求するようなサウンドではない。
 
GALLOW'S POLE/JIMMY PAGE ROBERT PLANT
1995年。シングル盤。「レイン・ソング」「強き二人の愛」はアルバム未収録。
 
WALKING INTO CLARKSDALE/JIMMY PAGE ROBERT PLANT
1998年。ベースとドラムを固定したメンバーで録音し、4人編成のバンドの体裁をとったアルバム。全曲がバンドによる作曲で、実質的にジミー・ペイジ&ロバート・プラントのデビュー盤にあたる。ハードな曲をやらないスタイルをすでに確立しているので、ゆっくりした曲が多い。ストリングスが出てくると、条件反射のように「カシミール」を思い出すが、そうしたサウンドに近いのも事実だ。
 
MOST HIGH/JIMMY PAGE ROBERT PLANT
1998年。シングル盤。「ザ・ウィンドウ」はアルバム未収録曲。

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