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THE FRATELLIS

1
COSTELLO MUSIC
2007年。ボーカル兼ギターを含む3人組。イギリス出身。ストロークス以降のロックンロール・リバイバルのサウンド。「気取りやフラッツ」がipodのコマーシャルに使われたことで有名になった。キーボードはほとんど使わないが、ホーン・セクションが何曲かで入る。ロックンロールの中に古いポップスの雰囲気を混ぜ込んでいる。ジャケットに写っている女性のファッションは1930年代で、そのころのポップスを意識したようなサウンドであろうと思われる。「カントリー・ボーイズ&シティ・ガールズ」はリッチー・ヴァレンスの「ラ・バンバ」を、「ヴィンス・ザ・ラヴァブル・ストーナー」は「第三の男」を思わせるメロディーが出てくる。ほとんどの曲が3分台。
2
HERE WE STAND
2008年。ロックンロールの基本は変わらず、ギターの音が太くなった。ピアノやアコースティック・ギターが使われるようになり、アレンジも多彩になっている。前作にあったような古風なフレーズはなく、オーソドックスにロックをやっている。平均4分超になった。
3
WE NEED MEDICINE
2013年。キーボード、ホーン・セクションを使い、軽快なロックンロールを演奏する。「ディス・オールド・ゴースト・タウン」は音階の幅を大きく取ったポップなメロディーで高揚感がある。「シーズ・ノット・ゴーン・イェット・バット・シーズ・リーヴィング」はアークティック・モンキーズのような曲。エレクトロニクスやノイズを使わない分、1960、70年代のロックンロール、ロックに近いサウンドとなっており、長年多くのアーティストによって培われたリズムやメロディーを駆動力として、復活作にふさわしい内容になっている。ジャケットはロイ・リキテンスタインの作風を別人が模倣しており、ロイ・リキテンスタインの作品ではない。
4
EYES WIDE,TONGUE TIED
2015年。アコースティックギターで曲の基本部分をメンバーが作り、キーボード、コーラスの活用と曲全体の雰囲気、曲ごとのイメージをプロデューサーが形作っていったようだ。前作の「ディス・オールド・ゴースト・タウン」のようなポップさは「インポスターズ(リトル・バイ・リトル)」や「シーフ」などに引き継がれている。ロックンロールのバンドというにはサウンドの幅が広く、3人のメンバーでは再現できない編曲も多数含まれるが、バンドサウンドの快活さは手放さないという意気が感じられる。「ドッグタウン」はビートルズの「カム・トゥゲザー」を思わせる。「スロウ」はブルース・スプリングスティーンのような曲。

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