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FORCEFIELD

1
FORCEFIELD
1987年。このバンドはイアン・ギラン・バンドのギター、レイ・フェンウィック中心のバンドだ。しかし、発売当初からそう思っている人はほとんどおらず、コージー・パウエルのプロジェクトだと考えている人が多かった。このころ、コージー・パウエルはホワイトスネイクのジョン・サイクス、ブラック・サバスのレイ・ギランとともにブルー・マーダーを結成していた。12曲のうち8曲はカバー。ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」、キンクスの「セット・ミー・フリー」「ユー・リアリー・ゴット・ミー」、クリームの「サンシャイン・ラブ」「ホワイト・ルーム」、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」、デル・シャノンの「悲しき街角」など。ベースはマイケル・シェンカー・グループのモ・フォスターが弾いている。日本盤解説には無名の参加ミュージシャンまで紹介があるが、モ・フォスターの説明がないのは不思議だ。ドラムは重くハードに響く。「胸いっぱいの愛を」と「スモーク・オン・ザ・ウォーター」でドラム・ソロがある。キンクスの2曲と「スモーク・オン・ザ・ウォーター」はそれほどのアレンジではない。レイ・フェンウィックのオリジナル曲だけで通しても良かった。
2
THE TALISMAN
1988年。ボーカルはブラック・サバスのトニー・マーティン、ベースもブラック・サバスのローレンス・コットル、ギターはレイ・フェンウィックのほかにフォーカスのヤン・アッカーマンが参加。ポップなハード・ロックをトニー・マーティンとコージー・パウエルが甘くならないように締めている。「ザ・マーシナリー」は7分にわたりコージー・パウエルのドラム・ソロが続く。ディープ・パープルの「ブラック・ナイト」と「ストレンジ・ウーマン」をメドレーで演奏。トニー・マーティンのボーカルは素晴らしい。
3
TO OZ AND BACK
1989年。ボーカルはレインボー、アルカトラス、インペリテリのグラハム・ボネット。もともとアルバムの統一性を追求するようなバンドでもないので、色々なタイプの曲が並んでいる。レゲエ調の「ステイ・アウェイ」はポール・マッカートニー&ウィングス、ムーディー・ブルースのボーカル、デニー・レイン作曲。レイ・フェンウィックがリラックスして作ったアルバム。ドラムは控えめ。
4
LET THE WILD RUN FREE
1991年。グラハム・ボネット、コージー・パウエル、レイ・フェンウィックの3人によるプロジェクトになった。タイトル曲はラス・バラード作曲。「アイ・ウィル・ノット・ゴー・クワイエットリー」はイーグルスのドン・ヘンリーのカバー。オリジナル盤ではガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズがバック・ボーカルで参加していた。「サイケデリック・ワールド」はテンプテーションズの、「キャント・ゲット・イナフ」はバッド・カンパニーの、「風の中のマリー」はジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスのカバー。3作連続であったキンクスのカバーはなくなった。前々作並みのハード・ロック。特に「リビング・バイ・ナンバーズ」はバンド史上最もハードでスピーディー。曲によってドン・エイリー、バーニー・マースデン、ミッキー・ムーディーが参加している。

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