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ED SHEERAN

1
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2012年。邦題「プラス」。アコースティックギターを中心に弾き語るシンガー・ソングライター。ピアノも弾き、キーボードとプログラミングは知人の補助を受けている。多数の聞き手に聞かせようとするよりも、1人、または数人に聞こえる程度の声量で歌う。若いので歌詞は自分を中心とする状況が多いが、やがて社会のありように目を向けるのだろう。ラップというよりも早口のボーカルが出てくるところは、一般的なシンガー・ソングライターと異なる。プログラミングを使っていても、全体としてはアナログ楽器によるバンドサウンドの整合感がある。
2
×
2017年。邦題「×(マルチプライ)」。エド・シーランはボーカルとギターにほぼ専念している。ベース、ドラム、キーボード、プログラミングはゲストを迎えている。ボーカルを多重録音したり、ストリングスをうまく使うようになった。陰鬱ではないものの、明るい曲調はあまりなく、若さの割には内省に傾いている。「ザ・マン」「テイク・イット・バック」で前作の早口とは異なる本格的なラップを披露する。「シンキング・アウト・ラウド」は比較的情緒性が高い。「アファイア・ラヴ」「イーヴン・マイ・ダッド・ダズ・サムタイムズ」はピアノ中心。
3
÷
2017年。邦題「÷(ディヴァイド)」。アコースティックギターを中心にしながら、ラップによるボーカル、キーボード、ストリングス、バンドを伴う力強いサウンド。外に向かって開かれた印象を受ける。アコースティックギターだけの弾き語りや1人で完結できそうな曲少なく、「ハーツ・ドント・ブレイク・アラウンド・ヒア」「ホワット・ドゥー・アイ・ノウ」、ピアノ弾き語りの「スーパーマーケット・フラワーズ」くらいだ。「ゴールウェイ・ガール」「ナンシー・マリガン」はホイッスル、バイオリンを使ったアイルランド音楽風の曲。「バルセロナ」「ビビア・ベ・ィエ・ィエ」はカリブ海風。「キャッスル・オン・ザ・ヒル」はいい曲だ。

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