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THE ASSOCIATION

1
AND THEN...ALONG COMES
1966年。邦題「チェリッシュ」。6人全員がボーカルに参加するコーラス重視のバンド。メンバーそれぞれが楽器もでき、5人は作曲もするインテリ。フォークでもポップスでもないソフト・ロックで最初に成功した。「アロング・カムズ・メアリー」は全米7位、「チェリッシュ」は全米1位。メーンボーカルを低音で、コーラスを高音でつけているので高揚感が得られる。
2
RENAISSANCE
1966年。前作と同路線。ヒット曲はないがメロディー、ハーモニーはそのまま。「カム・トゥ・ミー」収録。
3
INSIGHT OUT
1967年。邦題「ウィンディ」。全米1位の「ウィンディ」、2位の「かなわぬ恋」を含む代表作。メンバーが1人入れ替わっている。「ウィンディ」は曲が進むに従ってハーモニーの数が増えていき、最終的に5声くらいになる。「かなわぬ恋」はカバーで2度ヒット。「レクイエム・フォー・ザ・マッセズ」のイントロは見事なコーラス。
4
BIRTHDAY
1968年。「恋にタッチは御用心」、「タイム・フォーリヴィン」を含む最高傑作。ソフト・ロック全体の中でも傑作。全体的に曲のクオリティが上がっている。「バス・ソング」はホリーズの「バス・ストップ」と同じように哀愁のある曲調で、途中にドゥー・ワップ風のアカペラが入る。ジャケットもサイケデリックだ。
 
THE ASSOCIATION
「チェリッシュ」から「バースデイ」までのベスト盤。1999年に日本のみでオリジナル・アルバムがCD化されるまではこれが唯一の日本盤CDだった。1996年発売。
 
GOODBYE,COLUMBUS
1969年。邦題「さよならコロンバス(サウンドトラック)」。全10曲のうちボーカルが入っているのは3曲。
5
ASSOCIATION
1969年。冒頭からバンジョーで始まり、明らかに音楽の方向が変わった。スチール・ギターも導入され、「ロデオの恋人」以降のバーズやフライング・ブリトー・ブラザーズ等のカントリー・ロックの影響を受けている。メンバーは1人増えて7人。アコースティックになり、ヒットのスケールも小さくなったのはクラレンス・ホワイト加入以降のバーズと同じ道をたどっている。
 
 
LIVE
1970年。ライブ盤。
6
STOP YOUR MOTOR
1971年。リード・ボーカルの歌い方がシンガー・ソングライターやソウルに近くなり、自己の内からにじみ出る個性をそのままボーカルに託しているような感じだ。フィドルも入るようになり、アメリカのルーツ音楽に対する傾倒は続いている。時代の影響をそのまま反映させていると言えるが、コーラスは変わらない。「P.F.スローン」はそのタイトルどおり、「孤独の世界」をヒットさせたP.F.スローンのこと。「銀色の朝」収録。
7
WATERBEDS IN TRINIDAD
1972年。邦題「アソシエイションの新しい世界」。発売後にメンバーが1人死亡して解散となるが、そうしたことがなくてもいずれ解散していたのではないかと思われる。アソシエイションは1969年の「アソシエイション」からカントリーやフォーク寄りのサウンドになるが、当時アメリカで流行していたカントリー・ロックやフォークは、バーズやクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、ポコなど、美しいコーラスが売りの一つでもあった。コーラス重視のアソシエイションがカントリーやフォークに近づくことは、グループの個性を失うことでもあった。実際のサウンドは、ウェストコースト・サウンドのカタログに入れてもいいような音。「道ばたの石」はいい曲。

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