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WHITE LION

1
FIGHT TO SURVIVE
1985年。邦題「華麗なる反逆」。ボーカルのマイク・トランプ、ギターのヴィト・ブラッタを中心とする4人組。このバンドのポイントはメロディーとギター。デビュー盤だからなのか、コーラスやキーボードやエフェクトはあまりなく、装飾のない純粋なバンドの音が聞かれる。
 
WAIT
1987年。シングル盤。「ウェイト」はイントロが短くなっているにもかかわらず曲は長い。ライブが2曲。ほとんど新人のようなバンドでも日本盤シングルが出る時代だった。
2
PRIDE
1987年。ハードロック・ブームの中、200万枚売れた大ヒット作。アルバム自体は全米11位、「ウエイト」は8位、「テル・ミー」は58位、「ホエン・ザ・チルドレン・クライ」は3位。メロディーの美しさ、哀感に拍車がかかり、曲の流れも格段に向上した。日本では「ハングリー」「レディー・オブ・ザ・バレー」も人気。このアルバムのヒットで、デビュー盤が発売後3年経過してチャートに入った。
3
BIG GAME
1989年。ポップさは前作より控えめ。覚えやすさもやや落ちる。前作がすばらしすぎたとも言える。「レーダー・ラブ」はゴールデン・イヤリングのカバー。全米19位。
4
MANE ATTRACTION
1991年。「プライド」並みの起伏のあるメロディーを携えているが、「プライド」の時代とはサウンドの流行が異なっていた。前作が今ひとつだったので、「プライド」の勢いを持続できず、このアルバムに注目するハードロック・ファンが減っていた。「ブロークン・ハート」はデビュー盤の曲の再録音。名曲。
REMEMBERING WHITE LION
1999年。マイク・トランプを中心に過去の曲を再録音。
5
RETURN OF THE PRIDE
2008年。ボーカルのマイク・トランプが再結成し、マイク・トランプ以外のメンバーは過去の在籍メンバーではない。キーボードを含む5人編成。ホワイト・ライオンの代表作である「プライド」を意識したアルバムタイトルで、「プライド」に似たサウンドを想像させる。しかし、メロディーが大仰すぎて、「ウェイト」や「ホエン・ザ・チルドレン・クライ」のようなドラマチックさを通り越してしまう。「プライド」の何分の一かの成功を望むならば、ある程度のポップさと哀愁のほか、ロックンロールの楽しさが必要ではないか。マイク・トランプがいればホワイト・ライオンのイメージは保たれるので、ポップなメロディーを増やす潔さがほしい。

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